クラウド型医療情報管理共有システム「LOOKREC(※1)」を提供する株式会社エムネス(所在地:広島県広島市、代表取締役社長:阿部 伸一)は、全国の20歳以上の医療関係者(開業医・勤務医・技師・経営層・事務長・医療情報/システム部門)の男女443名を対象に調査「BCP(事業継続計画)対策に関する意識調査」を実施しました。

⚫︎災害時を想定したBCP対策の策定は、全国の医療機関で3割強に留まる。策定予定を含めても約半数を割る結果となった。特にクリニックでは、対策を実施している件数は2割を割る結果に。

⚫︎BCP対策で最も不安視されるのは「医療従事者の出勤・体制維持」(53.2%)、次いで「電力の確保」(49.9%)。

⚫︎データ保全策としては「院内サーバー利用」が最多(52.2%)だが、大規模病院やドック・健診センターなど扱うデータ量が増えてくるにつれ「クラウド型システム導入」が台頭。

⚫︎回答者の約8割が、BCP対策にクラウド型システムが有効だと回答。今後強化・導入したいものとして「通信・ネットワークの冗長性」や「クラウド型の医療情報システム」が上位に挙がり、災害に強い医療体制構築にはクラウド活用が有効な手立てであることが示唆された。