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発売されたばかりの『失われた貌』に、韓国版刊行が決定しました。常に面白い小説を探している韓国の出版社のO’FAN HOUSEが検討し、即オファーしてくれた結果です。
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張り巡らされた伏線、閃きを導く手がかり、最後に裏返る真相、読後に意味合いを変えるタイトル |
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ミステリに求めるすべてがここにある--。 |
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これぞ、至高! |
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『蟬かえる』で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をW受賞した期待の新鋭、櫻田智也さんの初の長編『失われた貌』(8月20日発売)に発売前から韓国だけでなく、中国、台湾、タイからもお問い合わせが殺到し、このたび韓国での翻訳版刊行が決定! 現地の出版社から届いたコメントを発表いたします。 |
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■韓国出版、O'fanhouse 編集長・李起雄氏より |
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『失われた貌』は「売れるから」ではなく、むしろ「どうしても売りたい」という、かつて私が日本ミステリーの編集者として強く抱いておりましたアイデンティティを呼び覚ますような作品でございました。顔を失った遺体の正体を追う過程で幾度も訪れる逆転劇と、伏線の見事な回収というミステリーとしての完成度もさることながら、登場人物それぞれの物語が精緻に重なり合い、胸を締めつけるような感情が静かに響いてくる、その世界にただただ圧倒されました。 |
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これほど素晴らしい作品はぜひとも韓国に紹介したい、多くの読者の方々に読んでいただきたい、自然とそう思わせる力がございました。そして、私は深く頷きました。「櫻田智也先生は本当に素晴らしい作家である」と。 |
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■日本のエンターテインメント界を代表する3人の作家、伊坂幸太郎さん、恩田陸さん、米澤穂信さんからコメントをいただきました
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伊坂幸太郎、【うっとり】 |
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ミステリーが好きで良かったなあ、本当に良かったなあ、と思わずにはいられない。 |
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主人公の日野は非情な私立探偵のようだ。彼の葛藤を勝手に想像し、しばらくそのことばかり考えていた。 |
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恩田陸、【舌を巻く】 |
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捜査と謎解きのハイブリッド。 |
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すべてのピースがひとつに収まるのが驚異的。 |
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米澤穂信、【ガッツポーズ】 |
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成熟した小説が大胆な真相に至る――。 |
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こういうミステリを待っていた。ついに、来てくれた。 |
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■内容紹介 |
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事件に大きいも小さいもない。そしてすべてはつながっている。 |
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刑事にできるのは、事実を見つけ、真実に向き合わせること、それだけだ。 |
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山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。不審者の目撃情報があるにもかかわらず、警察の対応が不十分だという投書がなされた直後、上層部がピリピリしている最中の出来事だった。 |
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事件報道後、生活安全課に一人の小学生が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は十年前に行方不明となり、失踪宣告を受けていた。 |
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無関係に見えた出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んで、事件は思いがけない方向へ膨らみ始める。 |
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■著者紹介:櫻田智也(さくらだ・ともや) |
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1977年生まれ。北海道出身。2013年、昆虫好きの青年・魞沢泉を主人公とした「サーチライトと誘蛾灯」で第10回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビュー。2017年に、受賞作を表題作とした連作短編集が刊行された。2021年には、魞沢泉シリーズの2冊目『蟬かえる』で、第74回日本推理作家協会賞と第21回本格ミステリ大賞をW受賞。他著に、『六色の蛹』(いずれも、東京創元社刊)がある。 |
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本書は、初の長編となる。 |
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櫻田智也氏 |
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■書籍データ |
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【タイトル】『失われた貌』 |
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【著者名】櫻田智也 |
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【発売日】2025年8月20日発売 |
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【造本】四六版三方断ちカバー |
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【定価】1980円(税込) |
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【ISBN】978-4-10-356411-9 |
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【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/356411/
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『蟬かえる』で日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞をW受賞した期待の新鋭、櫻田智也さんの初の長編『失われた貌』(8月20日発売)に発売前から韓国だけでなく、中国、台湾、タイからもお問い合わせが殺到し、このたび韓国での翻訳版刊行が決定! 現地の出版社から届いたコメントを発表いたします。
事件に大きいも小さいもない。そしてすべてはつながっている。
刑事にできるのは、事実を見つけ、真実に向き合わせること、それだけだ。