2016グッドデザイン賞受賞「大明駒」デザインコンセプトをもとにした「SHOGGY」の生産事例
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SHOGGYを遊んでいる様子 |
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1929年創業の木製玩具メーカー株式会社ニチガン(本社:東京都豊島区駒込4-2-33、代表取締役:塚田容子)は、「木のぬくもりで日常を豊かに」をコンセプトに、木製玩具・木製雑貨を世の中に届けてきました。近年は長年培ったノウハウを活かし、取り組みを始めたOEM事業においては、大手百貨店様・ベビーメーカー様・生活雑貨店様・ゲームメーカー様・デザイン会社様・食品メーカー様など数多くの法人様から、木製玩具・木製雑貨・木製文具など様々な生産依頼を頂戴しております。 |
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その中で、今回は株式会社ファンダメント様(本社:東京都台東区蔵前4-30-7タイガービル21号室、代表取締役:稲葉大明)から、小さなお子様の手にも握りやすいサイズと丸み、積み木やブロックおもちゃをイメージしたカラーリングを施した5×5将棋【SHOGGY】の生産ご依頼をお承りいたしました。 |
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商品概要 |
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将棋は従来9×9マスのため、1回のゲーム時間が長くなる傾向にあります。【SHOGGY】は、5×5マス将棋となっており、ゲームの佳境がすぐに訪れるため、将棋というゲームの面白さにより早く触れることができます。 |
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程よいサイズと丸みをつけたコマ |
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■お子様の手にも握りやすいコマ |
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小さなお子様の手には扱いづらい従来のコマを握りやすいサイズと丸みをつけたデザインでプロダクトしたことが特徴となっております。 |
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■難しいコマの動きをデザインで学べる |
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積み木やブロックおもちゃをイメージしたカラーリングを施したコマは、動きの特徴をとらえており、すぐに覚えて遊べます。 |
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動きの特徴をとらえたデザイン |
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【制作秘話】 |
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2016グッドデザイン賞受賞「大明駒」は、図柄で駒の動きを表した将棋駒です。デザインを高く評価していただく機会が多くありましたが、手作業での生産により高価なこと、通常の将棋駒と同じ大きさの駒木地を使用しているため、小さなお子様の手には扱いづらいという課題がありました。「SHOGGY」は「大明駒」のデザインのコンセプトをより広く、小さなお子様にも普及したいという思いのもと開発をスタートしましたが、ギフトとして購入する大人も納得できる品質と安全性を目指して製作したため、ヨーロッパ玩具安全基準CEを取得いたしました。 |
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また、木製品は質が良いため、長く楽しんで欲しいという思いもあり、飽きのこない、インテリアにも馴染むようなベーシックな色合いにもこだわりました。 |
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【弊社にお願いいただいた理由と良かったこと】 |
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側面にアールのついた変形の五角形コマを制作できること、コマに図柄プリントを施すことが可能なOEM先を探しておりましたが、なかなか納得いくクオリティで実現できるところが見つかりませんでした。その中で、ニチガンの製品の品質の良さを拝見し、さらにOEMサービスがあることを知り、お声掛けをさせていただきました。 |
その後も、実際に生産へ向けた打ち合わせを進める中で、長年にわたる豊富な実績と経験があり、多くのアドバイスをいただきながら制作を進めることができました。特に安全基準に関しては詳しくありませんでしたが、検査取得にかかる諸々の手続きを全てニチガンが対応して下さり、とても助かりました。最終的に完成した商品を実際にお客様に見ていただくと、品質の良さにいつも触れていただけるので、ニチガンにお願いしてよかったと感じます。 |
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【木製品の企画やOEM生産に踏み切ろうとしている法人様へメッセージをお願いいたします。】
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グラフィックデザインを主な業務にしている弊社では、今回の製作は全く知見のない分野でアイデアだけはあるといった状態でした。製品化に向け、細かな仕様へのアドバイスはもちろん、お子様向けの玩具として安全性へのアドバイスもいただけたことはとても大きかったです。 |
木製品やプロダクトを作った経験はないけどアイデアはある、しかしどう実現化すればいいのかわからないという他業種の方こそ、ぜひニチガンにお願いしてみてください! |
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木製品の企画やOEM生産に踏み切ろうとしている法人様へメッセージをお願いいたします。】
木製品やプロダクトを作った経験はないけどアイデアはある、しかしどう実現化すればいいのかわからないという他業種の方こそ、ぜひニチガンにお願いしてみてください!