参加者は前年比1.5倍の過去最多の39名 「トラックドライバーを子どもが憧れる職業に」したいとフォークリフトの操作や真っ赤な大型トラックの乗車体験を実施 |
この度、三重県亀山市で運送業を営む株式会社カワキタエクスプレス(所在地:三重県亀山市、代表 取締役:川北辰実)は、三重県亀山市にて、三重県トラック協会が主催する「物流見学会(亀山会場)」を去る2025年8月9日(土)に実施いたしました。 | |||||||||
当日は3年前の実施以来過去最多となる39名の親子にご参加いただき、子ども用のミニサイズトラックの運転、物流の仕組みを学べる座談会、フォークリフトの操作体験、大型トラックの乗車体験などを実施しました。 | |||||||||
ミニサイズトラックの運転 | |||||||||
|
|||||||||
物流の仕組みを学べる座談会 | |||||||||
|
|||||||||
フォークリフトの操作体験 | |||||||||
|
|||||||||
大型トラックの乗車体験 | |||||||||
|
|||||||||
労働環境の整った会社でやりがいを持って働くドライバーがいることを知ってもらいたい | |||||||||
|
|||||||||
今年の6月4日、国会でトラックドライバーの待遇改善を図る「トラック新法」が可決されました。 | |||||||||
運送会社の事業許可が5年ごとの更新制となり、一定の基準を満たしていないと運送事業の継続ができなくなるというものです。 | |||||||||
法案が可決された翌日には「日本郵便の運送事業許可の取消し」に関する報道が行われ、今後は長時 間労働やコンプライアンス違反を容認する運送会社が本格的に淘汰されていくと見られています。 | |||||||||
こうした中、弊社は「物流業界の深刻な人手不足を解決するには、労働環境の整った会社でやりがいを持って働くドライバーがいることを世間に知っていただく必要がある」と考え、今回の「物流見学 会」に参加する運びとなりました。 | |||||||||
弊社代表の川北辰実(かわきたたつみ)は「トラックドライバーを若者が憧れる職業にしたい」と、16年前からトラックドライバーの労働環境を整え、高校の新卒者や業界未経験者など若手人材の採用・育成に注力してきました。 | |||||||||
給料を「歩合制」から「月給制」に変更するなど、業界の“当たり前” とは真逆の改革を推進し、現在は10~20代の社員が7割以上を占め、社員の平均年齢29歳の運送会社 になることができています。 | |||||||||
今回の「物流見学会」をきっかけに、子どもたちに「夏休みの思い出」や「物流をより身近に感じられる機会」を提供し、若手のドライバーが活躍する姿をお見せすることで社会に元気を届けたいと考え、参加する運びとなりました。 | |||||||||
備蓄米などイレギュラーな荷物でも柔軟に対応できる若手ドライバーを育成中 | |||||||||
|
|||||||||
今回可決された「トラック新法」により運送会社の廃業が増えれば、従来通りに荷物が届かなくなる可能性があります。 | |||||||||
今話題となっているお米の値上げや備蓄米の不足についても、お米を運ぶトラック不足による流通の 遅延・滞りが原因の1つとなっています。 | |||||||||
理由は、備蓄米というイレギュラーな荷物の輸送を柔軟に対応できる運送会社が少ないことです。 | |||||||||
運送会社側からすると、いつ依頼が来るかわからない不定期な案件よりも、定期的に受けられるルート配送の方が従業員を守る上で安心でき、ドライバー自身も毎回異なるルートを嫌がる傾向があるのが実情です。 | |||||||||
このような課題に対して、弊社は“ドライバーの仕事”に先入観がない高校の新卒者や業界未経験者を積極的に採用し、イレギュラーな荷物でも柔軟に対応できるドライバーの育成に努めています。 | |||||||||
トラックドライバーの猛暑対策として、社員へのアイスクリーム配布を開始 | |||||||||
|
|||||||||
「男性の育休取得率100%」「女性社員へのコスメ手当」「推しのコンサートの日は平日休みOK」 など、働きやすい環境に整備 | |||||||||
|
|||||||||
弊社は子育て世代のトラックドライバーたちも多く在籍しており、男性育休取得率は100%となりました。育休の取得期間の平均は1ヶ月です。 | |||||||||
また、女性社員限定の「コスメ手当」を導入し、年間1万円を支給しています。 | |||||||||
社員の要望により「推しのコンサートの日は平日休みOK」とし、休みやすい環境に整備し続けています。 | |||||||||
「弊社の取り組みを若者に知ってほしい」とTikTokやInstagramに投稿し続けた結果、東京・ 大阪など県外から求人の応募が増え、三重県に移住する形で入社した社員も在籍しています。 | |||||||||
今年の9月には、秋田県在住の男性が三重県に引っ越す形で入社する予定です。 | |||||||||
トラックドライバーを子どもが憧れる職業にしたい | |||||||||
|
|||||||||
「物流の2024年問題」といえば、どうしてもネガティブな話題が多くなりがちですが、そもそもこの問題は働き方改革から始まった話です。 | |||||||||
昔のように「長時間労働で少し無理をしてでもお金を稼ぐ」というやり方では、今の若者はトラックドライバーになりたいとは思えないでしょう。 | |||||||||
そこで私は16年前から「人材が会社の資本(財産)」と位置付けた経営戦略を行ってきました。当社が2024年問題をいち早く解決できたのも、今注目されている“人的資本経営”に踏み切れていたからだと考えています。 | |||||||||
運送業界に携わる私たちが「トラックドライバー」という職業に誇りを持ち、労働環境が整った会社でやりがいを感じながら働く姿を発信し続けることに意義があると感じています。 | |||||||||
どれだけAI技術が進化しても、現場で汗を流す人がいてこそ社会は成り立っています。 | |||||||||
物流業界に限らず、現場で働くすべての方々にとって、「働きやすい職場づくり」の参考事例となれるような存在を目指し、日々の業務に取り組んでいます。 | |||||||||
今後は「はたらく」をテーマにした子ども向け絵本の制作や、「若手の採用」をテーマにした書籍の出版を予定しています。 | |||||||||
|
|||||||||
株式会社カワキタエクスプレス | |||||||||
本社:三重県亀山市白木町60番地21 | |||||||||
企業HP:URL | |||||||||
Instagramアカウント:URL | |||||||||
TikTokアカウント:URL | |||||||||
YouTubeアカウント「カワキタチャンネル」:URL | |||||||||
理由は、備蓄米というイレギュラーな荷物の輸送を柔軟に対応できる運送会社が少ないことです。
どれだけAI技術が進化しても、現場で汗を流す人がいてこそ社会は成り立っています。