株式会社Wo-one代表の犬飼奈津子は、2025年8月20日(水)、初の著書『Passion Relations 真・広報PR術 想いをこめた「物語」が共感の連鎖を呼ぶ』(KADOKAWA)を刊行いたします。

著者は、ジェイアール名古屋タカシマヤ広報として15年間、国内最大級のバレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」など数々の企画を担当し、取材対応件数は累計1万件超を記録。

本書では、現場で培った実践知と広報哲学を、業界で“押しが強すぎる”と評されながらも挑み続けた歩みとともに紹介します。

日本経済新聞で「伝説の広報」として取り上げられた経歴を背景に、その舞台裏と信念を綴った一冊です。

そこからあらゆるメディアを視聴、分析し、時にはメディアの担当者に頭を下げて教えを請う中で気付いたのは、「人を動かすのはテクニックではなく、そこに込められた情熱と想いである」ということ。

広報職の需要は年々高まっています(2023年6月27日 日本経済新聞)が、成果に結びつけられず悩む担当者や経営者も少なくありません(日本広報学会「『広報の定義』に関する意識調査」2025年3月18日発表)。

三重県・亀山市の亀山ブランドアドバイザーも務め、地域振興にも尽力独自のPR哲学に共感する行政・企業・学校等からの講演依頼が後を絶たない

三重県・亀山市の亀山ブランドアドバイザーも務め、地域振興にも尽力

本書では、ジェイアール名古屋タカシマヤのバレンタインの催事「アムール・デュ・ショコラ」にて、多数のメディア露出を通じて30億円の売上に貢献したPR施策や、部員が少なく試合を組めない人数から、複数チームを作れるまでに成長させた息子の野球チームでの広報支援など、多様な事例を収録。読者が自身の現場にも応用できる可能性を感じ、広報活動への情熱をさらに高められる内容です。

有名企業や世界的なシェフなど、各界の第一線で活躍する方々が、犬飼の“情熱で人を動かす広報”に共感。それぞれの視点から「なぜ今このメソッドが必要なのか」「どんな可能性を秘めているのか」を語っています。広報・PRの枠を超え、共創や信頼構築、これからのコミュニケーションの在り方を考えるヒントが詰まった寄稿です。

〈本書内にコメントをお寄せくださった方々〉※書面掲載順・クラブハリエ 山本隆夫氏・ゴディバ ジャパン CEO ジェローム・シュシャン氏・ジェイアール東海高島屋 営業第5部長 神谷健一氏・シェ・シバタ 柴田武氏・モンサンクレール 辻口博啓氏・フォルテシモ アッシュ 石本泰規氏・久遠チョコレート 夏目浩次氏・三重県亀山市市長 櫻井義之氏・パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 青木定治氏・中部電力 広報部 社内広報グループ長 大谷まさみ氏

・ゴディバ ジャパン CEO ジェローム・シュシャン氏

・ジェイアール東海高島屋 営業第5部長 神谷健一氏

・パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 青木定治氏

本書では「どのようにしてメディアに取り上げてもらうか」といったテクニックだけではなく、「どうすれば情熱が伝わり、共感を生み出すことができるか」を軸に、著者が現場で試行錯誤してきた独自のメソッドを紹介しています。これらは特別なスキルや環境を必要とせず、誰にでも応用できる内容で構成されており、読者が自身の現場で実践し、成果につなげられる方法です。

【親近感ブランディング】社内外の方々から「困ったときにはまず犬飼さんに相談しよう」と思ってもらえる関係性を構築すること。心理的距離を縮めることで、支援や協力を自然に引き出し、広報活動をより効果的に展開できる土壌をつくります。【信頼貯金】日々の約束や期待に誠実に応え続けることで積み重なる信頼関係を、将来の「引き出し」に備えた「貯金」と捉える考え方です。短期的な成果にとらわれず、長期的な関係構築を重視することで、いざというときにも支援を得られる広報基盤をつくります。

【親近感ブランディング】社内外の方々から「困ったときにはまず犬飼さんに相談しよう」と思ってもらえる関係性を構築すること。心理的距離を縮めることで、支援や協力を自然に引き出し、広報活動をより効果的に展開できる土壌をつくります。

【信頼貯金】日々の約束や期待に誠実に応え続けることで積み重なる信頼関係を、将来の「引き出し」に備えた「貯金」と捉える考え方です。短期的な成果にとらわれず、長期的な関係構築を重視することで、いざというときにも支援を得られる広報基盤をつくります。

名古屋駅の百貨店「ジェイアール名古屋タカシマヤ」で15年間広報を担当。「日本一露出する百貨店」を目標に、テレビ取材を年間約500件へと導く。

バレンタイン催事「アムール・デュ・ショコラ」では、多数のメディア露出を通じて30億円の売上に貢献、店舗リピート率や顧客ロイヤリティ向上に寄与。独自の押しが強い広報スタイルが話題となり、情報番組出演時には、「押しが強すぎると業界で話題」とテロップを出されたことも。

「広報・PRの力で、人や企業のステージを上げたい」との思いから、2023年6月に独立起業し株式会社Wo-oneを設立。企業の広報内製化や広報担当者の育成を支援している。

著者からのメッセージ広報で本当に大切なのは、注目度や規模の大きさではなく、どれだけその存在を愛し、「伝えたい」と願えるかだと私は考えています。本書が、あなたのなかにある情熱の火種に息を吹きかけ、歩き出す勇気となったなら、これほど嬉しいことはありません。この本を通して、広報という仕事を通じて、人と人との間に信頼と情熱の橋をかけ、その輪が静かに、力強く広がっていくことを願っています。最後に、この出版の機会をくださった関係者の皆さま、そして日々応援してくださる多くの方々に、心から感謝申し上げます。

広報で本当に大切なのは、注目度や規模の大きさではなく、どれだけその存在を愛し、「伝えたい」と願えるかだと私は考えています。本書が、あなたのなかにある情熱の火種に息を吹きかけ、歩き出す勇気となったなら、これほど嬉しいことはありません。この本を通して、広報という仕事を通じて、人と人との間に信頼と情熱の橋をかけ、その輪が静かに、力強く広がっていくことを願っています。最後に、この出版の機会をくださった関係者の皆さま、そして日々応援してくださる多くの方々に、心から感謝申し上げます。