― GLICC International Online School が開校、哲学を核に据えた新しい学びの形 ―
■ 新しい国際教育の形を日本から発信
株式会社スタディエクステンション(本社:東京都世田谷区新町2−15−10NHCビル2F)は、2025年10月より新しい国際オンラインスクール GLICC International Online School(以下 GIOS) を開校いたします。
GIOSは、従来の「英語教育」や「進学準備」といった枠を超え、Philosophy(哲学)を核に据えたカリキュラムを通じて、中高生が未来社会で必要とされる「考える力」と「文化的アイデンティティ」を育むことを目指しています。
 
私たちが掲げるスローガンは
「Think in English, Live your culture」
英語で考え、世界と対話しつつ、自らの文化的背景を誇りとして生きる姿勢を表現しています。
 
■ なぜ「哲学」なのか?
多くの学校教育では、知識や技能の習得が重視されがちです。しかし、AIやグローバル化が進展する現代社会において最も必要とされるのは、「問いを立て、クリティカルに考え、他者と議論し、新しい視点を生み出す力」です。
GIOSは、その力を育てるために Philosophy in English(英語哲学) をカリキュラムの中心に据えます。
1.
論理的思考(Critical Thinking)
2.
創造的発想(Creative Thinking)
3.
倫理的判断(Ethical Reasoning)
4.
対話と表現力(Discussion & Debate Skills)
こうした力は、理科や数学、社会科などあらゆる学びと結びつきます。GIOSでは、すべての科目学習を哲学的な問いと関連づけることによって、知識を「暗記するもの」から「活用し、問い直すもの」へと転換します。
 
■ Liberal Arts的な学びの重要性
中高生の学びの段階では、早期に専門性を固定するのではなく、幅広い分野を横断的に学ぶことが将来の力になります。
大学教育は学士 → 修士 → 博士と段階的に専門性を深めていきますが、その前段階である中高生期は、むしろ Liberal Arts(教養教育)的な幅広さ が不可欠です。
 
GIOSの授業は、Science・Math・Social Studies・Language Arts などを横断的に結びつけ、それらをPhilosophyの視点で統合します。
「物理法則を理解すること」と「自由意思について考えること」、
「データ分析を学ぶこと」と「真実とバイアスについて問うこと」、
「歴史を学ぶこと」と「正義や権力について検討すること」--。
このように分野をつなげることで、生徒は知識を超えた「思考の型」を獲得し、どの分野にも応用できる力を身につけます。
 
■ カリキュラムの三本柱
1.
Philosophy in English
英語で思考を深める哲学的探究
Critical & Creative Thinking の育成
ディスカッション、エッセイライティング
2.
Mathematics in English
日本型の体系的な基礎力 × 西洋型の創造的問題解決
証明・推論の厳密さとオープンエンド課題を両立
Math Communication(数学的な説明を英語で行う力)
3.
Cultural Intelligence & Future Technology
日本文化の知恵を理解・表現
AIを含む最新テクノロジーを批判的かつ創造的に活用
文化と技術を統合した未来社会への貢献力を養成
■ 学年ごとの学びと国際資格
Lower Secondary(G7-G8)
英語哲学、数学、理科、社会を基礎として履修。必要に応じてJapaneseやGeneral English、Language Artsでサポート。 
IGCSE(G9-G10)
Cambridge IGCSEに準拠した科目選択。EconomicsやPsychologyの基礎を学ぶことも可能。 
A-Level / OSSD(G11-G12)
国際的に認知された大学入学資格へ接続。国内外の大学進学に直結。
この体系によって、国内外の大学進学に柔軟に対応できる二重パスウェイを提供します。
 
■ 学びのプロセスと評価
授業はすべて Inquiry-based Learning(探究型学習) を基盤とします。
問いを立てる
リサーチし、考える
まとめ、発表する
このプロセスを繰り返す中で、生徒は「問い続ける力」を獲得します。
また、評価はルーブリック型で行います。
英語運用力 
思考力(批判的・創造的) 
探究姿勢
の3軸で成長を可視化し、成績だけでなく学びの質的変化を保護者・生徒と共有します。
 
■ 日本語学習の位置付け
GIOSは英語を指導言語とする EMI(English Medium Instruction) を基本としていますが、日本語教育と自国文化の理解も重要な柱と考えます。
アイデンティティ形成:母語としての日本語を深め、日本文化を理解する 
トランスランゲージング:日本語と英語を自在に行き来し、思考を柔軟にする 
学習支援:複雑な概念を日本語で補強し、理解を安定化させる
「日本文学」や「日本語による言語技術」を通じて、英語では得にくい日本語特有の表現力や感性を養います。
 
■ 進学パスと未来像
GIOSの卒業生は、
国際機関で文化外交や協力プロジェクトに参加 
企業で国際的チームの橋渡し役 
研究で日本文化を世界的課題と結びつける 
起業・NPOで文化とテクノロジーを融合した活動を展開
といった多様な場で活躍することが期待されます。
私たちはその第一歩として、中高生に「考えることの楽しさ」と「文化を生きる力」を提供します。
 
■ 学校概要
学校名:GLICC International Online School(GIOS) 
開校:2025年10月 
対象:中学1年生(G7)~高校3年生(G12) 
学習形態:オンライン(双方向ライブ授業+探究型プロジェクト) 
カリキュラム:Philosophy in Englishを核に、Math・Science・Social Studies・Language Arts・Japaneseを統合 
進路対応:IGCSE、A-Level、カナダOSSD、国内大学受験
■ まとめメッセージ
GIOSは、
「Think in English, Live your culture」 を合言葉に、
英語で考え、文化を誇りに生きる力を育みます。
 
子どもたちが未来社会で直面する課題は、正解のない問いばかりです。
そのときに必要となるのは、知識を超えて「考える力」と「自分の文化的ルーツ」を持つことです。
GIOSは、国内外の進学サポートだけでなく、未来社会で生き抜くための学習スキルを提供していきます。
 
開校に先立ち、次の日程で開校説明会をオンラインで実施します。
8月31日(日)午前9:00-10:30
8月31日(日)午後6:30-8:00
 
お問い合わせは、admin@glicc.jp 担当:鈴木宛
参考ホームページ:https://glicc.online/
参考ホームページ:https://glicc.jp/

開校に先立ち、次の日程で開校説明会をオンラインで実施します。