建設現場における、書類作成時間削減と安全管理にデータとAI技術で貢献します。
建設現場のあらゆる機械の安全管理システム「Arch安全セーフティ」シリーズを提供する株式会社Arch(代表取締役:松枝 直)(以下弊社という)はArch「デジタルKY」を2025年8月15日にリリースしました。
「デジタルKY」を多くのユーザーにデモを体験していただけるよう、2025/8/27(水)~29(金)に開催されるJAPAN BUILD OSAKAへの出展もあわせてご報告いたします。
 
 
 
開発の背景
 KY活動とは、危険予知活動の略で、作業現場で発生する可能性のある事故やトラブルを未然に防ぐために、作業開始前に危険を予測し、対策を立てる活動のことです。 
従来、建設現場ではこのKY活動を紙の用紙で下請け業者ごとに実施・管理されており、安全管理を行う現場監督は毎日大量のKY活動用紙の承認、管理に時間を使っています。
しかしながら、多くの建設現場でKY活動が形骸化し、その重要性が十分に理解されずに書類仕事のように運用されているのが現状です。
これらの形骸化の一因は毎日同じ書類を作成することにあります。
書類仕事のマンネリ化により作業に潜む危険因子を新たに発見することが難しくなります。
 
このような状態を解決すべく、弊社はArch「デジタルKY」を開発しました。
 
機能1.「全フローデジタル化」
従来、紙で管理していたKY活動に関する全てのフローをデジタル化します。
書類作成を効率化し、承認作業や書類管理業務の負担を無くします。
 
機能2.「危険予知のデータベース分析」
システム内で今日の作業を入力すると、過去の災害事例データベースから「原因」と「対策」をシステムが表示します。
この機能により、従来見落としていた危険因子を新たに発見することができます。
 
機能3.「危険予知AI補助機能(ベータ版)」
機能2.をさらに発展させ、作業内容、季節や天候、周辺環境などをAIが分析し、発生の確率の高い事故を提示、「原因」と「対策」を提案します。
 
機能4.「極めて高いカスタマイズ設計」
KY活動は建設会社ごとにその安全対策のノウハウが詰め込まれています。
そのため、書式や項目などが、各社ごとに大きく異なります。
「デジタルKY」はこれにこたえるべく、極めて高いカスタマイズ性を持って設計されております。
安全性への要請に対応しながらも利用者の利便性を損なわない優れたUI設計も同時に達成しており、デジタルが苦手な作業員の方でも、不自由なく使えるようにデザインされています。
 
期待される効果
1.
書類作成、承認、保管にかかる時間の短縮、効率化
2.
KY活動の有効性向上(現場全体の安全性の向上)=労働災害の撲滅
 
Archシリーズについて
『Archレンタルプラットフォーム』
アナログだった建機レンタル品の見積・発注・在庫管理を全てデジタル化し、建設会社と建機レンタル会社双方にデジタル化による業務効率化を提供するクラウド型サービスです。
サービスサイトURL:https://arch-dx.co.jp/services/arch_rental_platform
 
『Arch安全セーフティ』
建設現場の機械、足場の始業前点検・月例点検をデジタル化、重機の作業計画書も一気通貫でデジタル化します。
サービスサイトURL:https://arch-dx.co.jp/services/arch_anzen_safety
 
『ArchQR機械予約』
建設現場の機械をいつでもどこでも簡単に予約できるウェブサービスです。紙やホワイトボードで行っていたアナログな予約管理業務から解放します。
サービスサイトURL:https://arch-dx.co.jp/services/arch_qr_machine_reservation
 
会社概要
株式会社Arch
設立:2021年9月28日
所在地:大阪府大阪市北区曾根崎新地一丁目13番22号 御堂筋フロントタワー
代表者:代表取締役 松枝直
事業内容:建機レンタル管理サービス「Arch」の開発・提供
資本金:100,000,000円
URL:https://arch-dx.co.jp/
 
お問い合わせ先
「デジタルKY」について
https://arch-dx.co.jp/contact/index