パキスタンの開発力と日本の先進技術を融合し、人材育成と共同プロジェクトを推進
30年以上の経験を持つソフトウェア開発企業であるJin Technologies Private Limited(本社:パキスタン・イスラマバード)と、AIやブロックチェーンなどの先進技術を用いたシステム開発を行うGustoDevelopment株式会社(本社:栃木県栃木市、代表取締役:藍 光祐)は、本日、戦略的業務提携を締結したことを発表しました。 本提携の核として、両社はパキスタンに「エンジニアリング教育・開発拠点」を共同で設立します。この拠点は、現地の優秀なIT人材の育成と、両社間の共同ソフトウェア開発プロジェクトを推進するための中核拠点として機能します。
Jin Technologies CEOのMansoor氏(左)とGustoDevelopment株式会社 代表取締役の藍(右)
背景と目的 日本市場ではデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中、特にAIやブロックチェーンといった分野における高度なシステム開発への需要が急速に高まっています。しかし、これらの取り組みを主導できる専門的な人材の確保は、多くの企業にとって依然として大きな課題となっています。 この課題に対応するため、1991年以来ITアウトソーシングで豊富な実績を持つJin Technologiesと、AIおよびブロックチェーンに関する深い専門知識を持つGustoDevelopmentが、それぞれの強みを融合させました。この提携は、単なるアウトソーシングや人材紹介に留まるものではなく、基盤となる「教育・開発拠点」を設立することで、持続的な成長サイクルを創出することを目指します。 目的は、才能あるパキスタンのエンジニアに、日本市場で求められる最先端技術とビジネススキルを習得する機会を提供することです。そして、育成された優秀な人材が即座に共同開発プロジェクトに貢献することで、イノベーションと実践経験の好循環を生み出します。
日本語教育の様子
主な連携内容
1. エンジニアリング教育・開発拠点の設立 両社はパキスタンに共同拠点を立ち上げます。この拠点では、GustoDevelopmentが持つAIやブロックチェーンの知見と、Jin Technologiesが長年培ってきた開発ノウハウを融合させた独自のカリキュラムを提供します。技術スキルだけでなく、日本のビジネスマナーやプロジェクト管理手法も教育に含めることで、高品質な成果を提供できる世界水準のプロフェッショナルを育成します。
開発拠点の様子
開発拠点の様子
2. 共同開発体制の構築 本拠点で育成されたエンジニアと両社のシニアメンバーから成る統合開発チームを結成します。この体制により、初期の企画段階から日本企業のニーズを深く理解し、設計・開発から運用まで一貫して管理することが可能になります。特にAIやブロックチェーンを活用した高度なシステム開発に注力します。
3. 日本市場向けサービスの強化 GustoDevelopmentの日本国内における営業・事業開発能力と、Jin Technologiesの経験豊富で安定した開発リソースを組み合わせることで、日本企業の多様なニーズに柔軟かつ迅速に対応できる、高品質で競争力のあるソリューションを提供します。
今後の展望 Jin TechnologiesとGustoDevelopmentは、新たな教育・開発拠点を核として、日本市場向けの先進技術ソリューション開発を加速させていきます。将来的にはこの拠点をさらに拡充し、日本とパキスタン両国間の技術協力の中心的な柱として確立させ、両国のIT産業の発展に貢献することを目指します。
 
会社概要
Jin Technologies Private Limited
設立:1991年
本社所在地:パキスタン・イスラマバード
日本オフィス:千葉県習志野市香澄4-3-4-1
事業内容:ソフトウェア開発、アプリケーション開発、ITアウトソーシングサービス
ウェブサイト:https://www.jintech.com/jp/
 
GustoDevelopment株式会社
設立:2022年10月25日
本社所在地:栃木県栃木市片柳町1-15-32
代表取締役 藍 光祐
事業内容:システム開発(AI、ブロックチェーン)、人材関連サービス、新規事業開発支援
ウェブサイト:https://www.gustodevelopment.com/
お問い合わせ:https://calendly.com/akosuke01/1-hour-meeting