「Japan FootGolf International Open 2025 supported by SAPPORO」開催!11カ国合計98名が北海道のゴルフ5カントリー美唄コースで熱戦を展開。
 
 
国際フットゴルフ連盟(FIFG)が主催するフットゴルフワールドツアーの最高峰に位置するメジャー大会の「FIFG WORLD TOUR Japan FootGolf International Open 2025 supported by SAPPORO」 が、2025年8月5日~8日(5日は指定練習日)の4日間、北海道美唄市のゴルフ5カントリー美唄コースで開催され、国内外から集まったトッププレーヤーたちによる熱戦が繰り広げられました。
 
今大会には、通常よりもランキングのポイント数が高く、成績がワールドツアーランキングに大きく影響する重要な一戦となっているだけに、世界11か国から競合選手含め98選手が出場。男子・女子・シニア(46歳以上の男子)・シニア+(56歳以上の男子)の4カテゴリーで競い合い、北海道の雄大な自然と戦略性の高いコースを舞台に54ホールを戦い抜きました。
 
男子カテゴリーでは、大会前まで世界ランク2位だったベン・クラーク選手(イングランド)が、正確なショットを武器に安定したプレーを見せ通算14アンダーを記録。2位の高田流我選手に4打差をつけ栄冠を手にしました。
 
 
 
クラーク選手は、過去日本で行われた同メジャー2大会で連覇を果たしているトッププレーヤーです。今大会を制したことで、2017年に長野県の軽井沢72ゴルフ南コースで行われた「FIFG World Tour Japan Footgolf International Open 2017 supported by Cygames」、翌年に岐阜県のフォーティーンヒルズカントリークラブで実施された「FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2018 supported by SHIELDS」に続く本大会3勝目を飾ったと同時に、メジャー大会通算10勝目を挙げました。
 
 
また、女子カテゴリーでは三浦尚子選手が2位に7打差をつける通算1オーバーで優勝しました。
 
 
 
三浦選手は、初日に森末菜々選手と1オーバーで首位タイ発進すると、2日目には女子で唯一のアンダーパーとなる3アンダー69で回り、通算2アンダーで2位に7打差をつけ単独トップに。最終日は3オーバー75とスコアを崩したものの、前日までの貯金をいかす“一人旅”となりました。
 
これで三浦選手は、2024年3月にメキシコが舞台となったメジャー大会、メキシコ・オープン(メキシコ、カンクン)に続きメジャー2勝目。自身が目標として掲げる女子ワールドランキング1位に向け大きな勝利となりました。
 
 
 
 
シニアカテゴリーでは、クラーク選手と同様に日本開催のメジャー大会で2度勝利しているジョージ・ポデュシル選手(ハンガリー)が3勝目を獲得しました。
 
 
 
最終日にトップと3打差の6位タイで出たポデュシル選手は、イーブンパー72でラウンド。他選手がスコアを崩す中、安定したプレーを見せトップでスタートした下田雅之選手とプレーオフに突入すると、そのプレーオフで下田選手を退けました。
 
 
シニア+カテゴリーでは、サッカー元日本代表の前田治選手がメジャー初優勝を飾りました。
 
 
 
前田選手は初日こそ2位発進となりましたが、2日目を2オーバー74としトップに躍り出ると、最終日も同スコアでホールアウト。2位以下に8打差をつける圧勝劇で、サッカー元日本代表らしい強さを見せつけました。
 
 
FIFG WORLD TOUR Japan FootGolf International Open 2025 supported by SAPPORO大会結果
 
なお、今大会の開催にあたり、冠スポンサーであるサッポロビール株式会社様をはじめ、ご協力いただいたすべての関係者、ボランティアの皆様に深く感謝申し上げます。一般社団法人日本フットゴルフ協会では、今後も全てのステークホルダーに魅力的な大会を実施することで、国内のフットゴルフの普及・発展に努めてまいります。
 
 
 
<大会概要>
大会名称:FIFG WORLD TOUR JAPAN FOOTGOLF INTERNATIONAL OPEN 2025 supported by SAPPORO
主催:メジャーフットゴルフ大会実行委員会
公認:Federation for International FootGolf
後援:美唄市、株式会社アルペン
冠スポンサー:サッポロビール株式会社
スポンサー:株式会社岸本組、近藤建設株式会社、株式会社高瀬工業、ゴルフ5カントリー美唄コース
協力:ゴルフ5カントリー美唄コース
企画運営:一般社団法人日本フットゴルフ協会、ゴルフ5カントリー美唄コース
開催日程:
2025年8月5日(火)受付/指定練習日(終日)/ウェルカムパーティー
2025年8月6日(水)予選ラウンド第1日
2025年8月7日(木)予選ラウンド第2日
2025年8月8日(金)決勝ラウンド/表彰式兼パーティー
募集期間:
期間A:2025年5月7日(水)正午~7月20日(日)
期間B:2025年5月21日(水)正午~7月20日(日)
開催会場:ゴルフ5カントリー美唄コース(〒079-0261 北海道美唄市字茶志内250-1、TEL: 0126-65-2889)
カテゴリー:1)男子 2)シニア 3)シニア+ 4)女子
出場資格:FIFGライセンスプレーヤー
出場枠数:男子、シニア、シニア+、女子合計128名
参加費:全カテゴリー一律 58,000円(税込) 学生 49,000円(税込)
競技方法:3日間54ホールズ・ストロークプレー。予選カットなし。54ホールを終了し、第1位がタイの場合は、即日指定ホールにおいて、3ホールのプレーオフを行い、優勝者を決定。
競技規則
FIFGフットゴルフ規則及び、本大会追加ローカルルールを適用する。
本大会は男子の部、シニアの部、シニア+の部女子の部があります。2025年のプレーヤーレジストレーション時に選択いただいたカテゴリーで参加いただきます。
男性はメンズティー、シニア・シニア+はシニアティ、女性はレディスティを使用。
カテゴリー別に表彰いたします。
本大会でジャパンツアーの各ランキングポイントを獲得するためには、本大会出場前までにライセンスプレーヤーとして本協会に登録する必要があります。ライセンスプレーヤーになるためには、こちらをご確認の上、本大会出場の一週間前までに登録費の納付をお願いいたします。
本大会出場時にライセンスプレーヤーとなっていない選手は、本大会でジャパンツアーの各ランキングポイントを獲得できません。
賞金:総額 200万円
優勝賞品:トロフィー
等賞:各カテゴリー上位3名にサッポロクラシック1ケース / 各カテゴリー上位3名にお米5kg
ホールインワン賞:5万円(各日13番ホール)
入場料金:全日入場無料
 
 
フットゴルフとは?
サッカー(フットボール)とゴルフ、この異なるスポーツを融合した新しいスポーツがフットゴルフです。サッカーボールの5号球を使い、ゴルフコースで9ホール、または18ホールをラウンド。「サッカーボールを蹴ってゴルフをする」ことをイメージすると分かり易いでしょう。
 
フットゴルフは、2009年にオランダでルール化されると、国際フットゴルフ連盟が設立された2012年にはハンガリーで第1回ワールドカップを開催。欧米を中心に既に40カ国以上で楽しまれており、急速に普及している現在最も注目されているスポーツとなっています。2016年1月にはアルゼンチンで26カ国が参加し第2回ワールドカップが開幕。そして、2018年12月には、モロッコで33カ国合計約500名が出場し第3回ワールドカップを実施。 2023年5月末から6月上旬にかけては、39カ国約1,000名により第4回大会がフロリダ州オーランドで行われました。(2020年9月末からは第4回ワールドカップが日本で開催されることが決定していましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2021年9月末に延期され、その後、FIFG総会の決議により2021年1月28日に中止が決定しています)
 
また、フットゴルフ先進国のアメリカでは、既に600コース近くでフットゴルフがプレーでき、イギリスでもその数は200を越えており、欧米を中心にその認知度もアップ。国内では当協会が2014年2月に創設され、直後からジャパンオープンなど賞金トーナメントも開催。2017年には名門・軽井沢72ゴルフの南コースで国内初の国際大会も行われました。そして2025年3月現在、フットゴルフが楽しめるコースは国内で約30カ所となっています。
 
そして現在、フットゴルフはGAISF(国際スポーツ連合団体)のオブザーバー会員となっており、将来のオリンピック正式種目化を目指しています。
 
 
フットゴルフジャパンツアーとは?
当協会では、協会設立から約2ヶ月後の2014年4月14日に「第1回フットボールゴルフジャパンオープン」を開催。それから2年間は、“第○回”と回数部分を積み重ねる形で「ジャパンオープン」という名称はそのままにトーナメントを実施してきました。
 
現在のようにツアー化されたのは2016年からで、大会名が開催地や地域などにちなんだ名称、冠スポンサー様名となったのは2019年から。最後に「ジャパンオープン」という名で大会を実施したのは、同年7月26日から3日間行った「第40回ジャパンオープン」となっています。
 
また当協会主催のジャパンツアーの多くの大会は、世界フットゴルフ連盟が主催するフットゴルフワールドツアーの一部となっており、出場選手は大会の成績に応じてワールドツアーポイントを獲得 (ライセンス登録プレーヤーに限る) 。国内にいながら世界中のフットゴルファーと競い合える環境が整っています。
 
 
 
協会概要
名称:一般社団法人日本フットゴルフ協会
所在地:〒359-0034 埼玉県所沢市東新井町737-3 第3武井ビル3F
会長:松浦 新平
公認アンバサダー:高橋 陽一(キャプテン翼原作者)
特別顧問:林義規(元公益財団法人日本サッカー協会副会長)
育成アドバイザー:高島雄大(元鹿島アントラーズ育成部長)
協会設立:2014年2月
国際フットゴルフ連盟(FIFG)加盟:2014年11月
公式ウェブサイト:https://www.jfga.jp/