夏季集中講義で観光コンテンツを実践的に学ぶ
杏林大学外国語学部観光交流文化学科(東京都三鷹市・学長 渡邊卓)は、地域の観光資源を活かしたウェルネスツーリズムをテーマにした学びに力を入れています。
 
夏季集中講義の「観光コンテンツデザイン実習」(石井宏子兼任講師)は、「温泉トラベルデザイン」を基軸に、コンテンツデザインに必要な、温泉・自然環境・食・文化など地域の特性を引き出すための基礎知識や、観光ビジネスや温泉を利用したまちづくりの基盤となる考え方、さらに思いを伝える写真の撮り方、記事における表現の仕方などを学びます。そのうえで、自ら設定した研究テーマに沿って取材実習を行い、Webメディアに掲載する「旅の記事」を制作します。
 
2025年度の取材実習は8月5日~6日、観光交流文化学科の3、4年生8人が参加して宮城県大崎市の鳴子温泉郷で行われました。学生たちによる鳴子温泉郷の旅の記事3本は、『温泉会議』で「杏林大学観光コンテンツデザイン鳴子温泉郷」として公開中です。
 
実習を担当する石井宏子講師の談話
観光交流文化を学ぶ学生達に、温泉の素晴らしさを感じて心に残る旅体験をしてもらいたいと考えフィールドスタディを取り入れました。鳴子温泉郷の多彩な温泉に入浴し、色、香り、感触など全く異なる温泉がすぐ近くに湧いていることに感動した学生も多くいました。東京周辺の出身の学生も現地の方々の温かさに触れて帰省したような感覚を味わい、また帰りたい心の故郷ができたようです。情報社会において、容易に入手できる情報だけで考えるのではなく、旅に出かけたからこそ発見できたことを自分の言葉で伝えることの大切さや喜びを知り、今後の卒論研究や社会生活にこの経験をいかしてもらえたらと思います。
 
■公開中の取材記事
【杏林大学観光コンテンツデザイン鳴子温泉郷】               
・鳴子・デトックス
・鳴子温泉ノスタルジー【気づけば”ただいま”と言っていた、それは旅じゃなく帰省だった】
・化粧水よりも鳴子の湯!~湯けむり美肌旅~
 
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■学校法人杏林学園
創立 : 1966年
学部 : 医学部、保健学部、総合政策学部、外国語学部
大学院 : 医学研究科、保健学研究科、国際協力研究科
病院:医学部付属病院、医学部付属杉並病院

学生数 : 6,017名(2025年5月1日現在)
住所:三鷹キャンパス)東京都三鷹市新川6-20-2
   井の頭キャンパス)三鷹市下連雀5-4-1
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