企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は、広告・メディア業界向けの生成AIモジュール「AI孔明(TM) on IDX for Media & Advertising」の提供を開始いたします。
「AI孔明(TM) on IDX for Media & Advertising」
広告・メディア業界では、クライアントニーズの多様化、媒体のマルチチャネル化、KPI指標の複雑化により、かつてない業務負担と判断スピードが求められています。
出稿データの分析や効果検証、クリエイティブ制作・評価、報告書作成など膨大なオペレーションが発生する一方で、「属人的な経験」「個人の勘」に依存した意思決定が多く、業務の標準化や効率化には限界がありました。

そこで私たちは、次世代AIプラットフォーム「AI孔明(TM) on IDX」を、広告・メディア業界向けに最適化したモジュールとして展開する『AI孔明(TM) on IDX for Media & Advertising』をリリースいたします。
■ 解決したい業界課題
広告出稿プラットフォームが多数存在し、媒体・KPIごとの管理が煩雑
広告効果分析や予算レポート作成に時間と人手がかかる
クリエイティブの訴求軸・効果検証が属人化・分散化
クライアントごとの戦略提案資料の作成が非効率
他部署・代理店間での情報共有が難しく再利用が進まない
■ モジュール構成と接続構造
・広告出稿・管理プラットフォームからのデータファイルの一元管理
各媒体(Google広告、Meta広告、X(Twitter) 広告、DSP等)からエクスポートしたデータファイ
ルをIDXにアップロードし、一元管理。
・IDX:横断的にデータを蓄積・管理するクラウド基盤
 キャンペーン履歴、媒体別ROAS、クリエイティブのテスト結果などをRAG対応ナレッジチームドラ
イブにより横断的にデータ活用
・生成AI 「AI孔明」による業務支援内容
 ・「今月の広告出稿の成果をKPI別に要約して」
 ・「このクライアントの成果が落ちた要因を推測して」
 ・「競合キャンペーンと比較した提案資料を作って」
 ・「訴求軸ごとのクリエイティブ評価を一覧にして」  
といった日常業務の調査・判断・文章化をAIが支援します。
「AI孔明(TM) on IDX for Media & Advertising」デモ画面
■ 主な機能
1. 媒体横断データの分析・要約
 アップロードされた各媒体の出稿データを分析し、KPI比較や傾向を自然言語で要約。
2. 過去キャンペーンデータからのインサイト抽出
 蓄積されたキャンペーンデータから成功・失敗パターンを分析し、次回施策への示唆を提供。
3.レポート・提案資料作成の支援
 過去の提案書や報告書データを参考に、新規資料作成時の構成案や要点を提案。
4. 広告文・投稿文・キャンペーン案のアイデア生成
→SNS広告文、バナーコピー、動画タイトルなど。訴求軸やターゲットごとにAIが案を出力。
5. 横断ナレッジの蓄積・検索・再活用
 過去の成功・失敗パターン、テスト結果などを自然言語で検索し、類似条件の案件で即活用可能。
■ 想定される導入効果 モデルケース
     項 目    従来業務平均  AI孔明導入後(想定)
出稿レポートの作成時間 媒体別で2~3時間/件 AI要約・分析で30分に短縮
クリエイティブ評価の整理 デザイナー+プランナー
で数日
AI評価+分類で1時間以内
提案資料の戦略立案+構成案 チームで半日~1日かかる AI支援で2~3時間に短縮
過去のナレッジの検索・転用 手作業・記憶に依存 条件検索+AI分析で5 分以内
■ 特徴:「考えながら動く」広告部門を支えるAI
「AI孔明(TM) on IDX for Media & Advertising」 は、単なる広告管理ツールではありません。蓄積されたデータファイル・クリエイティブ知識・KPI履歴をもとに、“次の一手”を考えるプロセスを支援する戦略型AIモジュールです。
提案営業を強化したい広告代理店
成果主義で予算判断が厳格な広告主
少人数で回すインハウスマーケ部門のあらゆるプレーヤーに“AI参謀”の役割を提供します。
■実際の活用シーン例
- 「先月のFacebook広告とGoogle広告のCPAを比較して、どちらが効率的だったか教えて」
- 「化粧品カテゴリのクリエイティブで、最もCTRが高かった訴求軸は何?」
- 「競合A社のキャンペーン資料を参考に、来月の提案書の構成を考えて」
- 「20代女性向けの広告で成功した過去事例を3つ挙げて」

このような日常的な質問に対し、AIが蓄積されたデータを分析して回答・提案を行います。
■ 実証導入・提携パートナーの募集
AI孔明(TM) on IDX for Media & Advertising は、現在以下の事業者と連携を募集しています
広告代理店 (総合/デジタル特化型)
自社で出稿を行う中堅・大手広告主企業
マーケティング支援ツール・広告管理プラットフォーム企業
提案営業を強化したい広告代理店、 成果主義で予算判断が厳格な広告主、少人数で回すインハウスマーケ部門など、あらゆるプレーヤーに"AI参謀"の役割を提供します。
お問い合わせ・無料トライアルはこちら
【AIデータ株式会社について】 
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月  所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)  
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり、企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明(TM)』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。