日本とコロンビアの起業エコシステムを結ぶ架け橋に。代表・羽物が登壇
2025年7月24日、コロンビアの首都ボゴタにて、「Colombia Japan Startup Forum」が開催されました。本イベントはB Venture Capital（本社：ブラジル・サンパウロ　CEO＆GP：中山充氏　以下BVC）の主催で、2022年より継続して開催されています。スカイライト コンサルティング株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：羽物 俊樹、以下 スカイライト）は、本年も協賛企業として参加し、代表の羽物がインタビューセッションに登壇しました。
Colombia Japan Startup Forum
会場には100名以上の参加者が集まり、ほぼ満席となる盛況ぶりを見せました。来場者には、ベンチャー企業の創業者や経営者、スタートアップへの投資を行う投資家、さらには金融系を中心とした大企業の担当者など多様な顔ぶれが揃いました。講演、パネルディスカッション、インタビューセッション、そしてネットワーキングを通じて、登壇者と参加者の間では活発な意見交換が行われました。
両国のスタートアップエコシステムへの期待を背景に、イノベーションを軸とした協力関係の深化が感じられる一日となりました。
 
本イベントでは、下記のセッションが行われました。
1. スタートアップの軌跡：創業者と投資家によるビジョンと洞察
2. 世界へ挑む日本人起業家達 -- 起業の原点とグローバル展開のリアル
3. グローバル・インパクトへのシナジー：共創とオープンイノベーション
4. 大企業とスタートアップの共創 ― 日本の最前線から見る可能性と課題
 
「大企業とスタートアップの共創 ― 日本の最前線から見る可能性と課題」では、BVCの中山氏がモデレーターを務め、スカイライト代表の羽物が回答者として議論を深める形で進行されました。
 
左からBVC ・中山氏、スカイライト・羽物
このセッションでは以下のテーマが取り上げられました。
オープンイノベーションについて：日本企業が予算確保やCVC（コーポレート・ベンチャー・キャピタル）の設立から、スタートアップへの提案募集（オープンコール型）や製品改善まで、どのように取り組みを進めているか
 
成功する条件について：トップマネジメントのコミットメントと、現場の適切な人材の巻き込みが成功の鍵であること
 
具体的な事例：仙台市の防災イノベーションプロジェクトや、日本企業がアフリカのEVバイク開発で現地スタートアップと連携し、製品改善を進めた事例の紹介
 
課題について：大企業の多くは既存事業で収益を上げているため、「良い提案があればやる」という受動的な姿勢や、現場の適切な人材が関与していない場合に成果が期待できないことがある
 
日本企業のオープンイノベーション活動における具体的な取り組みや課題を共有し、成功のための条件やスタートアップとの連携のポイントを明らかにすることで、日本企業のイノベーション推進に向けた洞察を提示する機会となりました。
 
また、当日のセッションについて、BVCの中山氏がnoteにて詳しく紹介されていますので、ぜひ併せてご覧ください。
https://note.com/bvc/n/nf19827afad59
 
B Venture Capital（BVC）について
BVCは、ラテンアメリカのスタートアップを中心に投資を行うベンチャーキャピタルです。地域のイノベーションエコシステムを支援しており、日本企業との連携を通じた国際的な成長にも注力しています。2022年以降、現地の投資家やスタートアップが集まるミートアップイベントを開催しています。
 
過去のBVCミートアップ開催実績
2022年11月　ブラジル・サンパウロ
2023年06月　コロンビア・ボゴタ
2023年10月　メキシコシティ
2024年04月　ブラジル・サンパウロ
2024年07月　コロンビア・ボゴタ
2024年11月　ペルー・リマ
2025年04月　ブラジル・サンパウロ
 
スカイライトは2021年より提携しており、グローバル・オープンイノベーション――日本と海外のイノベーション連携――において重要な協働パートナーです。
 
 
【スカイライト コンサルティング株式会社について】
本社：　〒107-0052 東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー
設立：　2000年3月10日
代表者 ：　羽物 俊樹　（はぶつ　としき）
詳細は、ホームページ（ https://www.skylight.co.jp/ ）をご覧ください。