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株式会社commissure(本社:東京都目黒区、代表取締役:溝橋 正輝/堀江 新)は、独自開発中の触覚生成AI「Hapto AI(TM)」が、ユーザーの選好データからファインチューニングを行うDPO(Direct Preference Optimization)に対応したことを発表いたします。 |
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DPOは、従来のRLHF(Reinforcement Learning from Human Feedback)で必要だった複雑な強化学習プロセスの回避が可能です。RLHFでは報酬モデルの学習とPPO(Proximal Policy Optimization)などのRL手法を使う必要がありましたが、DPOは人間の好みデータから直接ポリシーを最適化します。 |
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これにより、触覚開発者がHaptoAIを使用することを通じて、触覚生成のクオリティのベースラインが向上します。また、研究者・企業は特定の領域に特化したモデル設計、改善が可能となり、より個別最適化された触覚生成環境を構築できます。 |
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本成果はDiffusion Modelを基盤とした触覚生成AIのDPOを実現した世界で初めての事例です。 |
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DPOによるPreference Predictionの精度向上 |
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■ 主なアップデートポイント |
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特定業界・用途におけるデバイス特性、体験特性を反映した改善が可能 |
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■ フィジカルAIとしての展望
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人間によるファインチューニングはモデルが出力する触覚のリアリティを向上させる上で重要なプロセスになります。commissureが推進しているHaptoAI構想では、HaptoAIが生成する触覚情報を人間とロボット双方が利活用するPhysical AIとしての未来を描いています。本ファインチューニングの実証は、人間の体験拡張を目的とした触覚生成のクオリティ向上にとどまらず、この触覚生成精度の向上がロボットの触覚予測精度を高める第一歩になると考えています。 |
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■ 代表コメント |
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「Hapto AIは、“言葉から触覚を生み出す”という、触覚デザインの新しい地平を切り拓く技術です。感覚の共有がインターフェースの当たり前になる未来に向けて、誰もが身体の感覚を伴う体験を創造できる環境づくりを進めてまいります。」 |
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■ 会社概要 |
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会社名:株式会社commissure |
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所在地:東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学駒場IIキャンパス 連携研究棟507号室 |
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設立:2023年1月 |
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資本金:200万円 |
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代表者:代表取締役 溝橋 正輝/堀江 新 |
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事業内容:触覚通信・センシング・提示システムの研究開発、感覚生成AI開発 |
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コーポレートサイト:https://commissure.co.jp
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