横浜マリンFMが「第460回 お馬流し」を臨場感たっぷりに生中継。まちの記憶と人々の想いを電波に乗せて届けました。地域とともに歩むラジオ局は、8月26日に開局6周年を迎えます。

お馬流しとは、本牧神社例祭の特殊神事で、永禄9年(1556)に始まり、今年で第460回を迎える伝統行事です。茅で作った馬首亀体の「お馬さま」に町中の災いや穢れを託し、大海原へ祓い流すことで、天災回避や悪疫退散を祈ります。古式ゆかしい形を今に伝え、神奈川県指定無形民俗文化財にも登録されています。国際港・横浜を代表する夏祭りとして、浜方と陸方がそれぞれの役割を果たし、町をあげて奉仕します。神事は厳粛に執り行われますが、同時に盆踊りや神輿渡御などの神賑わいも行われ、地域の絆を深める場ともなっています。本牧の人々にとっては「心の原風景」ともいえる祭りであり、「本牧の夏はお馬流しの夏」と言われるほど深く根付いています。

町内18地点を巡る行列に合わせ、スタジオと現地を交互につなぐ実況体制が組まれ、奉納神楽や巫女舞、神輿渡御、船上で馬を駆け込む「せめ」の場面まで、行事の一部始終を臨場感たっぷりにリポート。参加者の声や地域の歴史に触れるインタビューも交えながら、まちの息づかいを“声”で届ける放送となりました。今年のテーマ「一心一意」に込められた、“守り抜くべきものを未来へつなぐ”という想いも随所で紹介。リポートを通じて、神社と町が心を一つに結び、祈りと喜びを共有する様子が、ラジオ越しにも鮮やかに伝わりました。「代々受け継がれてきたものを絶やさず、これからも続けていくために、こうして形に残して伝えてくれることが、何よりもうれしく、ありがたく思います」といった声も寄せられました。

本牧神社を9:00に出立し、町内18地点を巡って本牧漁港へ。

マリンFMは、横浜市中区本牧に拠点を置く地域密着型のラジオ局です。

リスナーが番組に参加し、地域の人々が自らパーソナリティを務めるなど、“まちの声が主役”のメディアとして、放送を超えたコミュニティづくりに取り組んでいます。日々の暮らしに寄り添う情報発信に加え、災害時には防災情報を迅速に届ける[1]など、地域の“声のライフライン”としての役割も果たしています。

今回の「お馬流し」中継でも、商店主や子どもたち、文化団体など多様な地域住民が登場し、まさに“地域とつながる放送”が実現しました。

“地域の声を、地域の中から” -- 開局以来一貫して大切にしてきたこの姿勢を胸に、マリンFMはこれからも横浜・本牧の暮らしと文化に寄り添う放送を届けてまいります。── 笹原 延介 代表

つながる地域の放送局!周波数は86.1MHz(ハローワン)!株式会社マリンFM 代表取締役・笹原 延介さん

つながる地域の放送局!周波数は86.1MHz(ハローワン)!

■【予告】開局6周年プレアニバーサリーイベント開催!

2025年8月26日に開局6周年を迎えるマリンFMは、8月24日(日)に「マリンFM 6周年プレアニバーサリーイベント」を横浜ハンマーヘッドパークで開催します。横浜市消防音楽隊、杉劇歌劇団、The Bookmarks、KARINA、横浜GRITSなど、多彩なゲストが出演予定。さらに、会場に隣接するハンマーヘッドスタジオから記念特別番組も生放送し、会場と電波の両方で盛り上げます。イベントの詳細は今後順次発表。マリンFM公式HPやSNS(Facebook、X)をご確認ください。

■会社概要・問い合わせ先株式会社マリンFM所在地:神奈川県横浜市中区本牧間門放送エリア:横浜市中区・西区(一部)周波数:86.1MHz/全国どこでもアプリで聴取可(ListenRadio)公式HP:https://www.marine-fm.comお問合せ:info@marine-fm.com