子ども日かげプロジェクト実行委員会(所在地:東京都中央区)は、子育てマップアプリ『iiba(イイバ)』と連携し、「夏は大事!日かげがある場所集めました」というテーマで、全国の“日かげスポット”をまとめたテーママップを公開しました。これにより、猛暑の中でも比較的安全に外遊びできる場所を、親子で簡単に探せるようになります。
「夏は大事!日かげがある場所集めました」テーママップ
※iibaアプリのダウンロードが必要です。ダウンロードはこちらから↓
■子ども日かげプロジェクトとは
子ども日かげプロジェクトは、気候変動による猛暑化に伴い、「日かげを日本の夏のインフラに」を掲げて活動する母親たちによる有志の取り組みです。
異常な暑さが常態化した現在、日本では年間約90日(およそ4分の1)の期間、日中に子どもが安全に外遊びできなくなっています。私たちはこの課題に対し、公園や遊び場などに「日かげ」を増やすための啓発・情報発信・連携活動を進めています。
■iibaテーママップ連携の背景
今回のテーママップは、2025年3月にiibaが実装した新機能「テーママップ」を活用し、アプリ上で蓄積されてきた「#日かげが多い」のデータを集約して公開したものです。
プロジェクトの趣旨に共感したiiba開発チームが協力し、短期間での連携・公開が実現しました。
現在、テーママップには全国11地域・計860スポットが掲載されています:
北陸(16スポット)
沖縄(5スポット)
甲信(17スポット)
四国(52スポット)
中国(52スポット)
近畿(78スポット)
東北(67スポット)
九州(71スポット)
東海(226スポット)
関東(264スポット)
北海道(12スポット)
ガード下の公園や木陰の多い遊び場など、地域に根ざした「日かげ情報」が集約されており、猛暑でも比較的安心して外遊びできる場所を探しやすくなります。
■熱中症予防の注意喚起
日かげは暑さ対策の一助になりますが、熱中症リスクを完全に防ぐものではありません。
暑さ指数(WBGT)が31℃以上の場合:午前10時~午後4時の屋外活動は控えてください。
WBGTが28℃以上の場合:乳幼児や高齢者は日中の外出を避け、室内で過ごすことが推奨されます。
■今後の展開
今後はiibaと連携し、「#日かげスポットを探そうキャンペーン(仮称)」を実施予定です。地域のパパ・ママとともに、さらなるスポット情報の充実を図ります。
■子ども日かげプロジェクトについて
「日かげを日本の夏のインフラに」を掲げ、子どもたちの外遊びを守るための啓発・情報発信・行政や企業との連携を行っています。
URL:https://note.com/sunshade_j