ポケットの一枚のコインが母と子どもたちの健康を支える/外国紙幣・コイン寄付キャンペーン                        開催期間:2025年8月18日~2025年8月31日
NGOシェアでは2025年8月18日~2025年8月31日の2週間、外国紙幣・コイン寄付キャンペーンを実施します。目標は100,000円!(外国コイン約50kg分)。夏休みに家族で出かけた海外旅行でお財布に残った外国紙幣やコインのすべてが対象です(国は問わず)。シェアではお寄せいただいた外国紙幣やコインを買取業者にて換金し、カンボジアや東ティモールの子どもたちの健康、そして在日外国人母子の健康を守る活動に大切に使わせていただいております。夏休みの楽しかった思い出を、途上国の母と子どもの健康に繋げていきませんか?!全国のみなさまのご参加をお待ちしております。
■1枚の外国紙幣が、1枚の外国コインが、様々な国際保健活動の支援につながる
≪外国コインが1.5kg集まれば離乳食教室一回開催できます≫
(カンボジア)
シェアが活動しているカンボジアの一部地域では、約26%の子どもたちが慢性的な栄養不良の状態にあります。現地の行政とともに医療アクセスの悪い村を巡回し、赤ちゃんの健康を守るための離乳食教室を1回開催できます。
≪外国紙幣5,000円分で安全な予防接種が行えます≫
(東ティモール)
東ティモールの僻地では、医療従事者がいても保健サービスを提供するスキルが無いことが、住民たちのサービス利用の障壁となっています。外国紙幣5,000円分あれば、さまざまな感染症や予防できるはずの病気から子どもたちを守るための予防接種を、安全に提供できる人材を研修を通して1人増やすことができます。
≪外国コイン5kgで在日外国人母子への医療通訳派遣が行えます≫(日本)
日本に住む多くの外国人妊婦や母子は、本来受けられるはずの母子保健サービスにアクセスできていないのが現状。言葉の壁のある外国人が安心して病院を受診できるよう、研修を受けた医療通訳者を1回派遣できます。自分や子どもの病気を母国語で理解し、安心して治療を受けられる人がいます。
■ポケットの一枚のコインが母と子どもたちの健康を支える/外国紙幣・コイン寄付キャンペーン概要
【対象になる外国紙幣・コイン】
米ドル、ユーロ、タイバーツ、中国元、韓国ウォンなど各国の外国紙幣・コイン
※上記にない外国紙幣・コイン、また古くて使われなくなった旧外国紙幣・コインなども対象です
 
【外国紙幣・コインの送り方】
封筒やレターパックなど、紙幣・コインが入ればどのような袋に入れて送付いただいても結構です
※入れ物が破れないように注意してご包装ください
手作り封筒を弊会でもご用意しております。下記よりダウンロードしてお使いください
https://qr.paps.jp/IGbq7
 
【送付先】
(特活)シェア=国際保健協力市民の会 支援者サービス/外貨紙幣・コイン寄付キャンペーン係
〒110-0015東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル5F
 
【キャンペーン実施期間】
2025年8月18日(月)~2025年8月31日(日)
 
<注意事項>
・いただいた外国通貨は、匿名寄付として扱わせていただきます
・領収書の発行はいたしかねますこと、ご了承ください
 ※ご寄付の品が弊会に到着から2ケ月以内に、お礼のハガキをお送りしております。ご不要な場合は  『ハガキ不要』と封筒や伝票備考欄にご記載ください
・コインがある場合は、封筒の表や伝票の品名に「メタル在中」とお書きください
・量が多い場合には、宅配便をご利用ください
・恐れ入りますが、送料はご負担ください
■ シェアが大切にしている“いのちを守る人を育てる”活動には時間がかかります
医療技術や医療物資を直接提供する活動とは違い、”いのちを守る人を育てる”シェアの活動は長い年月がかかります。現地の人の手によって、現地の資源を用いて、現地の行政と連携して地道にこの活動を続けていくためにも、ひとりでも多くの仲間の支援が必要です。あなたのコイン1枚のおかげで、次の誕生日を迎えることができる子どもたちがいます。本キャンペーンを通して、みなさまからのあたたかいご支援をお待ちしております。
 
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【シェア=国際保健協力市民の会について】
●所在地:〒110-0015東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル5F
●代表者:仲佐 保
●設立:1983年8月
●URL:https://share.or.jp/
●代表番号:03-5804-7581
●事業内容:
シェアは、健康で平和な世界を全ての人とのわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生等が中心になり、1983年に結成された国際保健NGO(民間団体)です。私たちはすべての人が心身ともに健康に暮らせる社会を目指し、“いのちを守る人を育てる”保健医療支援活動を、カンボジア、東ティモール、日本で進めています。
■カンボジア/自治体主体の子どもの健康増進活動の推進を目指して
~カンボジア_離乳食の作り方を説明している女性子ども委員~
シェアが活動をしているプレアビヒア州は、カンボジア国内でも特に子どもの栄養指標が低く、約26%の子どもたちが慢性的な栄養不良の状態にあります。脳や臓器が形成されていく「最初の1000 日」にしっかりと栄養をとることはもちろん、新型コロナウイルスの蔓延を経て、免疫力を高めて病気を予防することの大切さや、病気になった時にお母さんたちが正しいケアができることの必要性がさらに増してきました。カンボジアにおいて地方分権化が進んでいることから、自治体組織である女性子ども委員会を巻き込み、自治体予算を活用しながら、現地の自立性と持続性を尊重して活動を進めています。
■東ティモール/妊娠出産時に保健医療サービスをみんなが受けられる環境を
~東ティモール_村の妊婦に健康促進活動をしている保健ボランティア~
東ティモールは独立から20 年が過ぎ、開発が進む中で保健医療施設や医療従事者の数も増えてきました。しかしながら、妊婦健診や乳幼児健診を受け、専門家の立会いの下に行う出産ができていない住民もまだ多く暮らしています。特に農村部や僻地では、医療施設までが遠いだけでなく、住民の保健情報への理解が不足していたり、僻地での保健医療従事者が少なかったり。医療従事者がいたとしても母子保健サービスを提供できるスキルが無かったりして、住民のサービス利用の障壁となっています。 その結果、アタウロとメティナロでは約半数の母子が未だ健康診断や施設分娩を利用できていません。また新型感染症の影響によっても保健医療サービス提供は影響を受けやすく、COVID-19の感染症拡大時には保健アクセスの悪化に拍車がかかりました。そこで東ティモール事業では2022 年から妊娠や出産を取り巻く母子保健サービスの課題への取り組みを開始しています。
■日本(在日外国人支援)/言葉の壁をとりのぞき、母と子の健康をまもる
~日本_保健師と一緒に妊婦宅を訪問している医療通訳者~
日本では、日本に住む外国人妊婦や母子が本来受けられるはずの母子保健サービスにアクセスできていない状況が長年続いています。母国との文化や仕組みの違い、制度など様々な要因がある中で、最大の要因は言葉の壁です。自治体の保健センターや保健所、医療機関、発達支援施設等の保健医療福祉従事者は、言葉の壁により外国人妊婦や母子、家族に納得のいく支援やサービス提供が行えずもどかしさを感じています。 日本で出産・子育てを行う外国人住民が増える中、保健医療福祉従事者が外国人妊婦や母子にも妊娠期から切れ目ない支援を提供できるよう、それにより外国人母子が必要なサービスにアクセスでき、安心して出産・子育てが行えるよう、母子保健場面で医療通訳サービスを活用できる環境を整えていくことなどが求められています。2021年からは、対象地域(東京都杉並区、新宿区、中野区、豊島区)を中心として母子保健通訳の積極的活用を進めながら、外国人母子への理解の促進と区を越えた連携、支援体制の充実を目指して活動しています。
 
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■外国紙幣・コイン寄付キャンペーンに関するお問い合わせは支援者サービスまで
メールアドレス:shiensya@share.or.jp  担当/末永(スエナガ)・吉野(ヨシノ)
 
■シェアに関するお問い合わせは広報まで 
メールアドレス:info@share.or.jp 担当/金(キム)

目標は100,000円!(外国コイン約50kg分)。