~新病院移転に合わせて約1,300台のモバイル端末を導入。MDMで安全な一元管理を実現~
エンタープライズモバイル管理ソフトウェアを提供する、株式会社アイキューブドシステムズ(本社: 福岡県福岡市、代表取締役執行役員社長 CEO: 佐々木 勉、以下: アイキューブドシステムズ)は、モバイル端末管理ソフトウェアサービス「CLOMO MDM」が、琉球大学病院(所在地: 沖縄県宜野湾市、院長: 鈴木 幹男)の現場業務で利用するAndroidスマートフォンおよびフィーチャーフォンの管理に採用されたことをお知らせします。
■琉球大学病院について
琉球大学病院は、沖縄県内で唯一の特定機能病院であり、地域の基幹医療機関として県内外の医療機関との連携にも積極的に取り組んでいる病院です。2025年には宜野湾市西普天間へ全面移転し、次世代型の医療・研究・教育拠点として、さらなる機能強化を進めています。
■琉球大学病院におけるモバイル端末活用の概要
同院は、PHSの運用終了を契機に、2025年1月の新病院開院にあわせて、モバイル端末(Androidスマートフォンおよびフィーチャーフォン)を約1,300台導入しました。この取り組みは単なる機器の入れ替えにとどまらず、医療現場のDXを見据えた全体最適の一環として進められ、これらのモバイル端末を安全かつ一元的に管理するために「CLOMO MDM」が採用されました。
■モバイル端末および「CLOMO MDM」の導入効果
同院ではモバイル端末の導入により、医療現場の効率が大きく向上しました。看護部門ではPHSとPDA(*1)の2台持ちからスマートフォン1台で通話・記録・連携を完結できるようになり、動線短縮と業務負担軽減を実現しました。医師においては、救急時の情報共有や画像確認、院外専門医との連携が可能となり、迅速な判断と対応が求められる場面でモバイル端末が効果的に機能しています。
さらに「CLOMO MDM」の導入で、1,300台を超える端末の資産管理と業務最適化が実現しました。端末利用の可視化や、職種別のアプリ配信や段階的なアップデート管理も可能となり、現場からの要望に柔軟かつ安全に対応できる体制が整いました。
■琉球大学病院様からのコメント
・「(「CLOMO MDM」の導入によって)1,300台超の端末を誰がどこで使っているかを可視化できたことで、資産管理と業務最適化に大きく貢献しています。」
・「医療DXを推進するうえで、モバイル端末は単なる通信機器ではなく、現場業務を支える重要なインフラだと考えます。」
 
▼詳しい導入事例はこちら
URL:https://www.i3-systems.com/case/hosp-u-ryukyu
 
今後もアイキューブドシステムズは、「CLOMO MDM」をはじめとする各種ソフトウェアサービスの機能強化やサポートサービス向上により、お客様が安心してモバイル端末をご活用いただける環境づくりを支援することで、お客様の変革や挑戦を支えてまいります。
 
■「CLOMO」について
「CLOMO」は、法人向けクラウド型モバイル端末管理ソフトウェアサービスです。スマートフォンやタブレット、モバイルPCなど、多種多様なモバイル端末の一元管理やセキュリティ強化を実現するとともに、充実した運用支援により管理者業務の効率化に貢献します。政府が定めたセキュリティ基準を満たすサービスとしてISMAP(*2)に登録されており、高い安全性も備えています。現在、導入法人数は8,000社(*3)を超え、日本国内のMDM市場で14年連続シェアNo.1(*4)を達成しています。
 
▼CLOMO MDM 製品資料
公式HP 資料ダウンロードページ
 
■アイキューブドシステムズについて
アイキューブドシステムズは、エンタープライズクラウドおよびモバイル端末を最大限に活用するための技術を開発・保有するソフトウェアプラットフォームプロバイダーです。法人スマートデバイスの導入・活用に必要となる包括的な環境を提供する「CLOMO」を開発・提供しています。私たちは、クラウドとスマートデバイス、およびアプリケーション、全てが統合された次世代 IT環境の実現に向け、フロントランナーとなるべく活動しています。今後も、クラウド、モバイル、ソーシャル、IoTなどの最新テクノロジーをお客様がビジネスに活用できるよう支援をしてまいります。
社名:株式会社アイキューブドシステムズ
所在地:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神4-1-37 第1明星ビル
設立:2001年9月
資本金:4億1,406万円(2025年3月31日時点)
代表者:代表取締役執行役員社長 CEO 佐々木 勉
URL:https://www.i3-systems.com
 
 
(*1)医療現場での患者誤認防止のための認証システムや、医療現場向けに設計された業務端末(Personal Digital Assistant)の略称です。
(*2)政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(Information system Security Management and Assessment Program)の略称です。
(*3)2025年3月末時点
(*4)出典: デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・モバイル管理パッケージソフトの市場展望( https://mic-r.co.jp/mr/00755/ )」2011~2013年度出荷金額、「MDM自社ブランド市場(ミックITリポート12月号: https://mic-r.co.jp/micit/2024 )」2014~2023年度出荷金額・2024年度出荷金額予測