開幕から2か月半経過、万博会場内給水機設置でマイボトル普及効果確認!
ピーコック魔法瓶工業株式会社(本社;大阪市、社長;山中千佳)が構成員として参加する「おおさかマイボトルパートナーズ万博会場給水機設置有志チーム」は、現在開催中の大阪・関西万博会場内に、運営参加サプライヤーとして給水機を1台設置しています。この協賛により、国内外から訪れる多くの方々に対し、水道水の飲用利用促進と、脱プラスチックに向けたマイボトル普及啓発を目指しました。
7月末時点でこの給水機での給水回数は、約45万回に達し、給水機前には長蛇の列ができ、会場内でのマイボトル携行が顕著に見られます。日本国内でなかなか進まないマイボトル携行ですが、当社は会場内で起きているこの行動変容を未来の姿ととらえ、給水機の効用に着目し、インフラ整備の必要性を訴えるとともに、引き続きマイボトルの普及を推進して参りたいと考えます。
「おおさかマイボトルパートナーズ万博会場給水機設置有志チーム」設置の給水機に並ぶ人々の列
■「おおさかマイボトルパートナーズ」とは
「おおさかマイボトルパートナーズ」        公式ロゴマーク
「おおさかマイボトルパートナーズ」
大阪府が、マイボトルの普及による使い捨てプラスチック容器の使用削減を進めるために立ち上げた、「豊かな環境づくり大阪府民会議」の分科会で、当社も参加メンバーです。
「マイボトルユーザーにやさしい街おおさか」の実現を目指して、様々な事業者、NPO、行政機関などが連携して、マイボトルを持ち歩くエコなライフスタイルの推進やマイボトルスポットの設置・普及に取り組んでいます。
■「おおさかマイボトルパートナーズ万博給水機設置有志チーム」について
【設立目的と活動】
大阪・関西万博の開催をマイボトル利用促進のきっかけとして捉え、マイボトルのより一層の普及と日常的な利用を促進するため、万博開催期間とその前後において、共に啓発活動を行う目的で、「おおさかマイボトルパートナーズ」の有志メンバーにより設立されました。
具体的には、万博開催期間中会場内に共同で給水機を設置することにより、来場者の水道水利用促進を図りつつ、マイボトルの携行に対する給水機の効用についての実証実験をおこない、会期前、後にも会場外でメンバー連携によるマイボトル啓発活動を行います。
 
【メンバー (給水機へのロゴ掲出順)】
・株式会社OSGコーポレーション
・ピーコック魔法瓶工業株式会社
・タイガー魔法瓶株式会社
・象印マホービン株式会社
・株式会社大阪水道総合サービス
・大阪市水道局
※当社の立場で特筆すべきは、大阪に本社を置く、動物名(象・虎・孔雀)を冠する老舗魔法瓶メーカー3社が、一堂にこの給水機に会しました!
 
【設置場所】
東ゲート側大屋根リング下
「大阪ヘルスケアパビリオン」と「アイルランドパビリオン」のおおよそ中間地点に設置されています。
 
【協賛した給水機】
     7月末時点での利用回数「約45万回」
■切り取り写真で見る、給水機設置によるマイボトル携行への行動変容
【開幕初日」外国の方3~4名給水
開幕当初は給水機を利用する人は外国の方が中心でまばらでしたが、7月中旬では給水機前に長蛇の列ができ、明らかにマイボトルの携行への行動変容が起きています。給水機の利用回数も7月末で約45万回となりました。
給水機があるという情報を知り、普段は持ち歩かないマイボトルを会場に持参したという方もおられるなど、今後のマイボトル普及推進に、給水機の設置は一定の効果があることが実証されました。
【7月中旬】国内の方含め長蛇の列
この結果を踏まえ、今後、各団体、企業様と連携し、給水スポットの増加とセットでマイボトル普及推進に努めて参りたいと考えます。

※当社の立場で特筆すべきは、大阪に本社を置く、動物名(象・虎・孔雀)を冠する老舗魔法瓶メーカー3社が、一堂にこの給水機に会しました!