次世代の国際人材育成に向け、UNSIKAと連携
大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 CEO:竹内啓)は、インドネシアの国立総合大学シンガプルバンサ・カラワン大学(University of Singaperbangsa Karawang、通称UNSIKA) において、施工監理技術者育成を目的とした大東建託専門講座を、8月12日から開講します。開講に先立ち、8月4日現地にて開講式を実施しました。
この専門講座は、理系学生の減少や建設業の2024年問題を背景に、日本国内での人材確保が困難な状況を打破すべく、優秀な外国人材を育成し確保するための取り組みです。本講座には、日本語能力試験対策講座、1級建築施工管理技士講座、そして日本の文化や産業に関する知識習得講座などが含まれており、学生たちが日本で活躍するための基礎を築くことを目指しています。 受講希望の学生を対象に1次選考を行い、通過者は日本語能力試験対策講座を受講、その中で2027年3月までに、日本語能力試験N2※レベルに合格した学生に対して2次選考を実施します。2次選考を通過し、採用の内定した学生は、さらに専門的な講座を受講し、2027年12月に日本へ来日する予定です。来日後は、国内従業員と同様の雇用条件で入社し、施工管理業務を担当します。
大東建託は、昨年、ウズベキスタンのタシュケント国立工科大学からの採用を開始するなど、国際的な人材確保への取り組みを展開しています。今回の初の大学との専門講座開設を通じ、より多くの優秀な外国人材の確保を目指すとともに、今後も国際的な人材育成を通じ、建設業界の発展に貢献していきます。
※日本語能力試験にある5つの(難易度順にN1,N2,N3,N4,N5)のうち、日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理解することができるレベルがN2。2024年12月のN2レベル合格率は33.1%。
 
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