株式会社enstem（本社：東京都中央区、代表取締役：山本寛大）は、ドライバーの健康・安全管理プラットフォーム「Nobi for Driver」の試験運用をヤマトホールディングス株式会社傘下のヤマトマルチチャーター株式会社にて2025年7月より開始しました。本取り組みを通じて、事故の未然防止や快適な労働環境の実現を目指します。

物流業界では近年、ドライバーの高齢化や労働時間の上限規制への対応などの課題に加え、安全運転への意識醸成や働きやすい職場環境の整備が重要なテーマとなっています。

こうした背景を踏まえ、ヤマトマルチチャーター株式会社は、株式会社enstemが開発した「Nobi for Driver」を一部車両・ドライバーに試験的に導入し、運用を開始しました。

「Nobi for Driver」は、各ドライバーの運転データや生体情報をもとにリスク要因を可視化し、行動改善を支援するクラウド型プラットフォームです。健康状態や疲労レベルを管理しながら、事故の未然防止と労働環境の改善をサポートします。

株式会社enstemは、ヤマトマルチチャーター株式会社と共に試験運用の成果を検証しながら、今後の本格展開や運用モデルの最適化を検討していきます。また、引き続き技術開発・運用支援を行い、輸送現場の安全性向上と多様な人材が活躍できる環境づくりに貢献してまいります。