さらに、昨今懸念されている認証局の大規模障害に備え、バックアップの認証局を設けることで、万一の際にもお客様のサイトが影響を受けないよう設計しています。
国内初の月額定額CDNサービス(エッジキャッシュ)を展開する合同会社レッドボックス(本社・東京都渋谷区 CEO・小川 勝久)は、2025年9月1日より新機能「Universal SSL for Free」の提供を開始することをお知らせいたします。本機能により、レッドボックスのCDNサービスをご利用のお客様は、SSL証明書の取得・更新にかかる費用や管理の手間を削減できるだけでなく、認証局の障害時にもビジネスを止めない高い可用性を備えたサイト運営が可能になります。
近年、ウェブサイトの常時SSL化(HTTPS化)は不可欠となる一方、無料SSL証明書は単一の認証局(CA)に依存することが多く、その認証局に大規模な障害や証明書失効が発生した場合、サイトが表示できなくなるリスクが課題として認識され始めています。実際に過去数年で、認証局の問題により数百万件規模の証明書が失効する事例も発生しています。 レッドボックスは、こうした課題を解決し、お客様がより安全で信頼性の高いコンテンツ配信に集中できる環境を提供するため、本機能の提供を開始いたします。
「ウェブサイトのセキュリティ対策は今や必須ですが、多くのドメインを管理されているお客様からは、SSL証明書の更新管理の煩雑さやコストが大きな負担になっているという声をいただいておりました。この度の「Universal SSL for Free」は、こうしたお客様の運用負荷を劇的に削減するものです。さらに、昨今懸念されている認証局の大規模障害に備え、バックアップの認証局を設けることで、万一の際にもお客様のサイトが影響を受けないよう設計しています。証明書の管理にかけていた時間と費用を、本来注力すべき魅力的なコンテンツ制作やサービスに充てていただきたい。私たちは、インフラの側面からお客様のビジネス成長を力強くサポートしてまいります」。
レッドボックスのCDNエッジにおいて、無料でSSL証明書の発行から設置、自動更新までを行う機能です。お客様側での複雑な作業は一切不要です。
詳細はオンラインドキュメントをご確認ください。https://www.redbox.ne.jp/docs/
無料SSL証明書は単一の認証局に依存することが一般的ですが、レッドボックスではプライマリーの認証局に加え、異なるベンダーによるバックアップの認証局を準備しています。万一の際も自動的にバックアップへ切り替えることで、認証局の障害に起因するサービス停止を回避し、お客様のビジネスの継続性を強力にサポートします。
CDNサービス「エッジキャッシュ」のMプラン、Lプランをご利用のお客様は、追加費用なしで本機能をご利用いただけます。
*.redbox.ne.jp のようなワイルドカード証明書にも対応。一つの証明書で複数のサブドメインを保護でき、管理を簡素化します。
SSL証明書の更新はCDNのエッジサーバーで自動的に行われます。手動での更新作業が不要となり、更新漏れによるトラブルやセキュリティリスクを防ぎます。
レッドボックスは、今後もお客様の多様なニーズにお応えするため、サービスの開発を続けてまいります。具体的には、コントロールパネル(管理画面)からの設定機能をさらに強化するとともに、CDNと連携可能なセキュリティ対策を拡充し、お客様が専門知識を必要とせずに高度なセキュリティを手軽に有効化できるようなサービスの提供を検討してまいります。
また、CDNサービスを活用してエンドユーザー様の課題解決を共に推進するパートナー企業様を募集しております。既存のWebサイトやサーバーの構成を大幅に変更することなく導入可能なサービスの提供や、開発・制作会社様が展開中の既存サービスとのシームレスな連携にも柔軟に対応いたします。私たちは、純国産CDNサービスのリーディングカンパニーを目指し、パートナー企業様が最適に活用できる環境整備と内部体制の強化に一層努めてまいります。
「テクノロジーをより身近に」をミッションとし、Webサイト・動画配信・セキュリティの3つのカテゴリーでサービスを展開する合同会社レッドボックス。その主軸となるサービスがCDNサービス(エッジキャッシュ)です。(エッジキャッシュCDN)
CDNサービス(エッジキャッシュ)とは複数拠点に分散配置されたロケーションからコンテンツをコピーし、初回以降のアクセスをエッジサーバーのキャッシュから配信することで負荷分散・高速化を実現します。「アクセスが集中してWebサイトが見られない」、「Webサイトの表示速度が低下する」といったトラブルを解決できるサービスです。
お客様の既存サーバーやWebコンテンツを移行・修正することなく、サーバーに大きな負荷がかかるソーシャルゲームや動画配信(VOD・ライブ)、国内・海外向けの高速配信を可能とし、単一障害点を考慮した設計により高いレベルの耐障害性を実現しています。
本社所在地: 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目51−10