株式会社 Brushup ( 本社 : 大阪市、代表取締役 : 水谷好孝、以下 Brushup )が展開する、コンテンツ制作現場のためのコミュニティプラットフォーム「Brushup」が、株式会社ベネッセホールディングス(以下、ベネッセ)と株式会社サイバーエージェント(以下、サイバーエージェント)が共同で設立した「AIクリエイティブセンター」に導入されました。
 
「AIクリエイティブセンター」は、ベネッセとサイバーエージェントとの協業により、ベネッセのクリエイティブ制作における体制構築・マーケティング領域の業務改革を目指し、昨年12月に設立されました。ベネッセの70年間の制作知見とサイバーエージェントのAI技術を組み合わせ、顧客ニーズの変化に対応したパーソナライズ化されたクリエイティブ制作と顧客価値向上を目的としており、ベネッセ専用のクリエイティブAIツールをサイバーエージェントが開発し、制作ノウハウをデータベース化して蓄積することで、制作クオリティの向上、制作期間の短縮、および制作コストの削減を目指しています。
 
「Brushup」は、制作現場の業務効率化、コミュニケーションコストの改善、ペーパーレスを実現するコミュニケーションプラットフォームです。本サービスを導入することで、コメントやファイルのやりとり、中身のチェック、進行管理を一つに集約。また社内も社外も、ひとつの制作に向かうチームとして、自然にやりとりが進むため、コンテンツの制作に関わる人たちが本質的な作業に集中できます。
 
「Brushup」は、2020年にベネッセの通信教育講座「進研ゼミ」の教材制作のオンライン化を目的として導入されており、コロナ禍の在宅勤務体制での制作フローにおけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援してきました。このたび「AI クリエイティブセンター」でAIを活用して制作されるDM、動画、画像データ、LP(ランディングページ)といった多様かつ大量のクリエイティブ制作物の校正業務にも採用されることとなりました。
「AIクリエイティブセンター」が制作依頼を受けると、「Brushup」上に自動で関連アイテムが生成され、AIを活用して作成されたコンテンツが直接アップロードされます。関係者は「Brushup」上で赤入れやコメントなどのフィードバックを行い、校了までのやり取りを一元化・可視化することで、工程間の分断をなくし、校正回数とコストを大幅に削減することが可能となります。
 
Brushupは、AIを活用して高速かつ大量に制作されたクリエイティブに対して、関係者間のチェックと修正を効率的かつスピーディーに実施できる環境を提供することで、「AIクリエイティブセンター」が目指す、生成AIを活用した制作・マーケティング領域の業務改革を支援していきます。
 
同時に、AIなどの先端技術が活用されるクリエイティブ制作現場において、人による最終確認・品質保証の工程をシームレスに連携させることで、クリエイティブ産業全体のDXを目指してまいります。
 
会社概要
会社名:株式会社Brushup(英語表記 Brushup Inc.)
代表 :水谷 好孝
設立 :2017年2月
事業 :コンテンツ制作現場のためのコミュニケーションプラットフォーム「Brushup」の開発、運営
所在地:大阪市北区曽根崎新地1-13-22 御堂筋フロントタワー WeWork御堂筋フロンティア
URL :https://www.brushup.net/