株式会社IRODORI(本社:東京都文京区・代表取締役:谷津孝啓)は、取締役の永井彩華が栃木県那須塩原市が設置するDX有識者懇談会委員に就任したことをお知らせします。
 
永井は、那須塩原市のDX推進と地域人材育成を目的とし、AKKODiSコンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎 健一郎)と那須塩原市とのマッチングを支援。AKKODiSコンサルティング社員1名が、総務省の「地域活性化起業人」制度※ を活用して那須塩原市に着任することが決定しました。外部の専門人材と連携し、市のDX推進を一層加速させていきます。
 
那須塩原市では、デジタルの力を活用しながら様々な課題を解決し、持続可能なまちづくりを進めるため「那須塩原市DX推進戦略」を策定。那須塩原市はこれまでも先進的な取り組みを進めておりますが、市のDXに係る方針の策定や更なる施策の推進に向けて、多様な専門人材の知見を取り入れるため「DX有識者懇談会」が設置されています。
 
永井はこれまで、全国各地の自治体・教育機関・企業と連携し、地域課題を起点とした人材育成・探究学習プログラム「ワガママLab」の開発・展開を通じて、地域DXと若者の社会参加を促進してきました。今回の委員就任にあたっては、初の女性の委員としての新たな視点での価値創出が期待されています。
 
今後は、DX有識者懇談会委員としての立場から、那須塩原市とAKKODiSコンサルティング株式会社の協働を伴走しながら、DXの推進や地域に根ざした人材育成の仕組みづくり、持続可能な官民連携モデルの確立に貢献してまいります。
AKKODiSコンサルティング株式会社について 
AKKODiSは、デジタルとエンジニアリングを融合させたソリューションを世界30ヵ国で提供するスマートインダストリー領域におけるグローバルリーダーです。日本法人のAKKODiSコンサルティング株式会社は、「日本企業を、世界企業へ、現場変革から。」をビジョンに掲げ、7,000名を超える現場を熟知したスペシャリストが、現場変革の力とデジタル技術を駆使し、企業の生産性向上とAIトランスフォーメーションの実現を支援しています。AKKODiSのチームが企業および組織の現場との融合<フュージョン>による独自のアプローチにより、組織内部から変革を促進し、世界スケールの事業をお客様と共に創出します。
 
ウェブサイト:https://www.akkodis.co.jp/
 
※「地域活性化起業人制度」とは
地域活性化起業人は、三大都市圏等に所在する企業等の社員が、そのノウハウや 知見を活かし、一定期間、地方自治体において、地域独自の魅力や価値の向上、地域経済の活性化、安心・安全につながる業務に従事することで、地方自治体と企業 が協力して、地方圏へのひとの流れを創出できるよう、総務省として必要な支援を行う取組です。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000950148.pdf
DX有識者懇談会委員・永井 彩華 コメント
栃木県出身者として、地元に貢献したいという想いで活動してきました。こうして那須塩原市の未来に貢献できる役割をいただき、大変光栄です。市民の皆様の秘めた願いを実現するため、これまで培ってきた経験や繋がりを活かし活動させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
▼プロフィール
株式会社IRODORI 取締役 永井 彩華
栃木県小山市出身。宇都宮女子高校卒。早稲田大学教育学部を卒業後、就職を機に東京へ。
2015年から、首都圏に住む栃木県出身者をつなぐイベント「栃木ゆかりのみ」を主催し、延べ2,000人以上が地元への想いを語り合う場を創出。活動は下野新聞やNHKなどでも紹介される。2017年に「かえれる地元をつくる」をビジョンに起業。現在は「ワガママLab」Executive Directorとして、マサチューセッツ工科大学(MIT)と連携した10代向けの探究・アプリ開発プログラムを展開中。自治体・学校・企業と連携して、若者の地元からの挑戦を支える仕組みづくりを、実践と研究の両面から行っている。
 
▎DX有識者懇談会委員の概要
那須塩原市DX有識者懇談会は、市のDX施策を総合的に推進するため設置された諮問機関です。学識経験者や関係団体の代表者などで構成され、方針策定や施策推進に関する協議・助言を行います。
 
▎今後の展望
今後も永井をはじめ、株式会社IRODORIとして一丸となり那須塩原市では地域のDX施策を推進するための取り組みに貢献していきます。また、本取り組みをモデルケースとして他地域との連携など、持続的に進化させていく予定です。