創業129年の老舗が挑んだ“直販改革”。電話・FAXからLINEへ、Atouchとともに進めた顧客接点のデジタル化とは
IRISデータラボ株式会社(東京都港区南青山、代表取締役:安達教顕)は、自然食品・植物性食品を中心とした製品づくりを行う三育フーズ株式会社(千葉県東金市、代表取締役社長:佐野哲哉)様が、『Atouch』を導入されたことをお知らせいたします。あわせて、同社への導入事例インタビューも公開いたしました。
1895年に創業し、学校給食や医療機関などにも製品を提供する老舗食品メーカー。動物性原料を使用しないレトルト食品や植物性ミルクなど、やさしい食を中心とした製品開発を行っており、特に健康志向の高い顧客層に長年親しまれています。
「電話注文に頼らない体制を少しずつ作っていきたい」という社内の声から、LINEを活用した販路づくりを検討。BtoC販売の知見が限られる中、Atouchのスモールスタートが可能な仕組みに着目し、導入を決定されました。
初回の配信では、これまで電話でやり取りしていた90代の顧客がLINEで注文を完了するなど、スムーズな体験が多数確認されました。対話的に注文・決済が進むことで、「迷わず購入できた」「紙の注文より手軽」といった声も寄せられています。
今後はアンケート機能を活用し、商品の改良や新たなニーズの把握にも注力予定。電話・FAXと併用しながら、顧客ごとの購買体験を丁寧に整えていく取り組みを継続されるとのことです。
『Atouch』導入の背景や運用の工夫、今後の展望など、詳細なインタビュー記事は以下よりご覧いただけます。
「Atouch」サービスはLINEのトーク画面で商品を選んでそのまま決済まで完了!そんな便利機能を備えたシステムです。
買い物客にストレスフリーな購買体験を提供することで、事業者さまの売上機会の逸失を防ぎ、売上向上をサポートします。
IRISデータラボ株式会社は、2020年より政府や自治体向けにLINEヤフー株式会社と協力し、コロナ対策のLINE公式アカウントを多数サポートしてきました。
その経験を活かし、2022年10月にLINE公式アカウントAPIツール「Atouch(アタッチ)」をリリース。トーク画面上で商品案内から決済まで完結できる“接客型EC”として、業種・業態・地域を問わず幅広い事業者に選ばれています。
2025年には日本郵政キャピタル株式会社をリード投資家とする資金調達を実施。これを機に、都市部の専門店から地方の農家まで、あらゆる規模の事業者の販売支援を加速し、「誰もが迷わず始められるEC」のインフラ化を目指しています。また同年、行政DX推進における実績が評価され、LINEヤフーの「Govtech Partner(行政支援パートナー)」に登録されました。
現在、導入企業は800社を突破。リアルとデジタルをつなぐコミュニケーションECの仕組みで、全国の販売現場の成果創出に貢献しています。