作家生活36周年&公式ファンクラブ「赤い夢学園」開校1周年記念 はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~
人気の3シリーズが集結する展示会の開催を記念したトークショー
2022年、2025年の2度にわたりアニメ化された「怪盗クイーン」シリーズなどを手掛ける人気児童文学作家・はやみねかおるの公式ファンクラブ「赤い夢学園」開校1周年を記念したイベント「はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~」が、2025年8月1日(金)から11日(月・祝)まで、「Mixalive TOKYO」(東京都豊島区)にて開催中。
 
はやみねかおるは、1989年にデビュー。これまでに「怪盗クイーン」シリーズをはじめ、ドラマ化された「名探偵夢水清志郎事件ノート」や実写映画化をはたした「都会のトム&ソーヤ(マチトム)」といった人気作品を手掛け、いまの小学生・中学生から大人まで、幅広い世代に愛される作品を送り出しています。
 
本展示会の開催を記念し、はやみねかおるや担当編集者らが登壇するトークショーが、8月2日(土)にMixalive TOKYO 6F Theater Mixaで開催されました。作品にちなんだクイズや、事前に募集した「はやみねかおる校長に100くらいの質問」の回答とそれにまつわるトークなどで温かな笑い声に包まれたイベントの模様をレポートします。
 
 
はやみねかおる校長が度肝をぬくスタイルで登場!
「キーンコーンカーンコーン」とイベントのスタートを告げるチャイムが鳴ると、赤い夢学園で「先生」を務める「理事長」の塩見亮さん、「体育教師」の山室秀之さん、「教育実習生」の田久保遥さん、そして今回のMCである「購買部」小澤千冬さんが壇上へ。先生の3人は、はやみね校長の担当編集者・元担当編集者でもあります。ひと言ずつの挨拶を経て、「校長に登場していただきましょう」の呼びかけで、はやみねかおる校長がステージに姿を見せると……なんと、ピカピカ光るサングラス姿で現れて、来場者の度肝を抜きました。
 
今回のトークショーでは参加者が、赤い夢学園の先生たちによる特別授業を受けることに。はやみね校長に指名された日直の子どもの号令で特別授業がスタートしました。最初の授業は塩見先生の「国語」。今回の展示会でフィーチャーされている「怪盗クイーン」「夢水清志郎事件ノート」「都会のトム&ソーヤ」にまつわる穴埋めクイズが出題されました。はやみね校長が「わかるわけないでしょ!」と驚く難問も出題されるなか、観客が見事に正解すると特製の「ラバーバンド」がプレゼントされ、会場はさっそく盛り上がりを見せます。 続く田久保先生の「美術」の授業では、先生たちがお題に合わせて描いたイラストが披露され、それが何かを回答するクイズが展開。はやみね校長もお題に合わせて即興でイラストを描きあげ、会場から拍手が贈られました。
 
 
授業はいったんここまで。授業の合間の「休み時間」のコーナーでは、事前に募集した「はやみねかおる校長に100くらいの質問」にはやみね校長が答えてくれました。毎年自宅の前にお手製の門松を飾るはやみね校長にちなみ「なぜ校長家の前の門松は年々大きくなっているんですか?」という質問には「チャレンジ精神です!」と力強く回答。今年の門松は11mにもなったという先生に、担当編集者でもある赤い夢学園の先生たちは心配する様子を見せますが、はやみね校長は今後も作り続けると決意を示しました。 また最も難産な作品に、現在執筆中の「都会のトム&ソーヤ22巻 ナイト列車で行こう(仮)」をあげました。しかし、特に気に入っている作品にも同書をあげ、「絶対にいい作品になるので楽しみにして!」とアピールし、来場者も期待を高めている様子でした。
 
 
デビュー前、子どもたちのために描いた作品の思い出を語る
トークインベントは後半へ。授業が再開し、まずは山室先生の「体育」から。ちょうど体も凝り固まったころということで、体を動かすべくジャンケン大会が催されました。はやみね校長を相手に体を目一杯使ってジャンケンをし、最後まで勝った人にはプレゼントも。
 
 
最後の授業を担当したのは、はやみね校長。「歴史」の授業ということで、創作ノートや各作品の挿絵などのイラストラフといった、展示会場でも数多く飾られている品々にまつわるクイズが出題されました。「教師になってから初めて書いた作品の名前は?」という、展示会をくまなく見ていないとわからない問題にも、観客たちは積極的に回答。「僕が学校に行っている間……」というタイトルのその作品は、はやみね校長から「小学4年生の担任をしていたころ、子どもたちに物語を聞かせるために作った物語です」と解説があり、会場からは感心するため息があがりました。
 
 
授業を終え、「昼休み」のコーナーでは、赤い夢学園の先生たちも交えて、展示会の展示物の感想が話題に。山室先生は「ファクシミリで送られていた『怪盗クイーン』の初期設定画が残っていて感心した」と感想を漏らすと、はやみね校長は「(イラストを担当する)K2商会さんからはイラストのパターンを3つほどいただけるので、原稿を書くのにとても助かっています。ジョーカーがピアスをしているのはK2商会さんのアイデアです」と応じ、会場は驚きに包まれました。
 
トークショーはいよいよクライマックス。最初と同じように日直に選ばれた子どもの号令のあと、先生たちやはやみね校長から今日の感想が述べられました。はやみね校長による「家に帰るまでが学園祭です。気をつけて帰ってください」とやさしい声がけとともに、トークショーは幕を下ろしました。
 
 
はやみね先生も太鼓判!内容充実の展示
トークショーに先立ち、はやみね校長は展示会に来場。これまでの創作を支えてきたノート類や、各種のイラストラフなどをじっくりと鑑賞しました。はやみね校長は「保管していただけのものがきれいに展示されていて、とてもいいですね。多くの皆さんに見てもらえたら」とコメントを寄せました。
 
 
親子で楽しめるペアチケットや子どもチケットを販売中
展示会は8月11日(月・祝)まで開催中。チケットはローチケで購入できるほか、会場でも当日券を販売中。本イベントでは小学生・中学生に、もっとはやみねかおる作品に触れていただきたいと考え、「子どもチケット」を500円にて販売いたします(子どもチケットの対象:小学生~中学生)。また、親子でも参加しやすい「ペアチケット」を2300円で販売。家族みんなで展示会をお楽しみください。
 
特製グッズ『アクリルフォトフレーム』が手に入る「グッズ引換券」もローチケ・展示会場にて販売中。ミニキャラクターたちが散りばめられたデザインのフォトフレームで、毎日の生活が楽しく彩られます。
会場で楽しめるナゾ解きゲーム「スクープ!新聞部は赤いナゾを追う」に挑む!
「はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~」で、「名探偵夢水清志郎事件ノート」「怪盗クイーン」「都会のトム&ソーヤ」をモチーフにした、ナゾ解きゲームにチャレンジできます。赤い夢学園の新聞部員になった来場者は、会場中に張り巡らされた手がかりを頼りに、ナゾの人物・赤い夢学園の教頭先生がしかけたナゾを解き明かします。
ナゾ解きゲームに使用する「ナゾ解きシート」は入場時にお渡しします。ナゾ解きゲームに参加すれば、特典として「ポストカード」をプレゼント。全3種類で、お一人様1枚、ランダム配布となります。
 
【展示会名】
はやみねかおる展 ~赤い夢学園祭2025~
【イベント会期】 
2025年8月1日(金)~8月11日(月・祝)
【会場】 
Mixalive TOKYO 4F Studio Mixa
(東京都豊島区東池袋1丁目14−3)
【開催時間】 
平日12:00~20:00 
土日祝11:00~19:00
※最終入場は閉場時間の30分前
 
 
【アクセス】
JR(山手線・埼京線・湘南新宿ライン)
東京メトロ(丸ノ内線・有楽町線・副都心線)
西武池袋線/東武東上線
「池袋駅」東口方面 35番出口より徒歩約4分
※お客様専用の駐車場はございません。お車でご来館のお客様は近隣の有料駐車場をご利用ください。
 
チケット情報
ローチケにて販売。詳細はチケットサイトにてご確認ください。
チケットサイト https://l-tike.com/akaiyume2025/
※先着販売。8月1日(金)~3日(日)は日時指定制となります。
 
 
はやみねかおる プロフィール
1964年、三重県に生まれる。三重大学教育学部を卒業後、小学校の教師となり、クラスの本ぎらいの子どもたちを夢中にさせる本をさがすうちに、みずから書きはじめる。「怪盗道化師」で第30回講談社児童文学新人賞に入選。
「名探偵夢水清志郎事件ノート」「怪盗クイーン」「都会のトム&ソーヤ」「少年名探偵虹北恭助の冒険」などのシリーズのほか、『バイバイ スクール』『オタカラウォーズ』『ぼくと未来屋の夏』『令夢の世界はスリップする』(以上、すべて講談社)『モナミシリーズ』(角川つばさ文庫)『奇譚ルーム』(朝日新聞出版)などの作品がある。
子ども自身が選ぶ、うつのみやこども賞を4回受賞。漫画版「名探偵夢水清志郎事件ノート」(原作/はやみねかおる、漫画/えぬえけい 講談社)で第33回講談社漫画賞(児童部門)受賞。第61回野間児童文芸賞特別賞受賞。
※著者写真を使用する場合は、カメラマンクレジット「撮影/日下部真紀」をお願いいたします
 
撮影/日下部真紀 
「名探偵夢水清志郎事件ノート」書影
「怪盗クイーン」書影
「都会のトム&ソーヤ」書影
コピーライト ※画像使用の際は下記コピーライトを掲載願います
(C)はやみねかおる・村田四郎/講談社
(C)はやみねかおる・K2商会/講談社 
(C)はやみねかおる・にしけいこ/講談社 
 
 
問い合わせ・注意事項ほか
【イベントキービジュアル&概要】
本イベントは児童文学作家・はやみねかおるの作家生活36周年で初となる展示イベントとなります。「名探偵夢水清志郎事件ノート」「怪盗クイーン」「都会のトム&ソーヤ」の3シリーズをフィーチャーし、はやみねかおるが創作に使用してきた資料、これまで作品を彩ってきた美麗な表紙イラストや挿絵などを迫力のスタイルで展示します。
【イベント公式サイト】
https://cocreco.kodansha.co.jp/akaiyume/news/5pM4U
【イベント公式X】 
https://x.com/Mixalive_TOKYO
※詳細は、Mixalive TOKYO公式Xにて、随時発表します。
【注意事項】
イベントに関する注意事項はこちら
【イベント問い合わせ】
イベントに関する問合せはこちら
チケットに関する問合せはこちら

会場で楽しめるナゾ解きゲーム「スクープ!新聞部は赤いナゾを追う」に挑む!