ダイナミックプラス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:平田 英人)は、AIを活用したダイナミックプライシングにより、食品廃棄量削減と売上最大化の両立を目指す実証実験を開始いたします。
ダイナミックプラス株式会社のロゴ
日本国内では、年間約472万トン(うち家庭系約236万トン、事業系約236万トン)(※1)の食品廃棄が発生しており、その削減は社会的な喫緊の課題となっています。小売業界でも、賞味期限が近づいた商品の廃棄ロス削減が大きなテーマとなっており、環境負荷の低減と持続可能な店舗経営を両立させる取り組みが求められています。
 
こうした背景を受け、ダイナミックプラスは実証実験店舗において、AIを活用したダイナミックプライシングにより、「食品廃棄量の削減」「値引き戦略による売り上げの最大化」を図る実証実験を開始します。 従来、店舗スタッフの経験などに頼って行われていた値引きタイミングや値引き額の判断を、AIによって過去の販売データ・需要予測などに基づき最適化することで、環境負荷の低減と持続可能な店舗運営の両立を実現することを目指します。
(※1 環境省 「我が国の食品ロスの発生量の推計値(令和4年度)の公表について」)
 
■実証実験の概要
過去の販売データ、および店舗における販売動向や需要予測データを活用し、ダイナミックプラスが開発したAIによって最適な割引率を自動算出。日々算出される最適な割引率を元に、店舗スタッフが適切なタイミングで価格変更を行い、その効果を検証。
実証実験イメージ
本実証実験で得られた知見をもとに、価格最適化手法としての実用性や運用上の有効性を検証し、今後の応用展開に向けたさらなる開発・実装を進めてまいります。
 
 
【ダイナミックプラス株式会社について】
所在地:〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-26 KDX飯田橋ビル6階6-3号室
代表取締役:平田英人
事業内容:AIや数理モデルを活用したダイナミックプライシング(価格変動制)システム開発事業、企業の価格戦略や販売戦略の高度化を支援するコンサルティング事業
HP:https://www.dynamic-plus.com/
ダイナミックプラス株式会社
【会社概要】
ダイナミックプラス株式会社 (英文名:DYNAMIC PLUS CO., LTD.)
設立:2018年6月1日
代表取締役:平田 英人(三井物産株式会社 常勤)
本社:〒162-0822 東京都新宿区下宮比町2-26 KDX 飯田橋ビル6階6-3号室
TEL:03-5213-4155

株主:
三井物産株式会社
ぴあ株式会社
エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社
日本電気株式会社

事業概要:
(1)各業界向けダイナミックプライシングサービス「D+」の提供
(2)各業界向けレベニューマネジメントサービス「Revenue+」の提供
(3)数理分析、AIを用いた価格周辺領域のコンサルティング業務
(4)組み込みソフトウェアの開発、保守