~誰もが復興支援できる新たな取り組みに挑戦する再生企業~ |
旅行事業およびホテル運営を展開する株式会社ホワイト・ベアーファミリー(本社:大阪府大阪市北区、代表取締役:近藤康生)は、石川県・能登半島地震の被災地において、復興作業員の宿泊施設不足という課題の解決に向け、古民家を再生した宿泊施設を整備するプロジェクトを開始しました。 | |||
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被災から1年8ヶ月が経っても思うように進まぬ復興 | |||
2024年元日に発生した能登半島地震と、同年9月に発生した豪雨で二重被災にあった石川県では、現在も住宅再建やインフラ整備が遅れており、復興は道半ばにある。 | |||
現場では建築職人や技術者などの人員が不足する一方で、他府県から技術者が現地を応援に訪れても「泊まる場所がない」「食事をとれる場所がない」という環境的課題が、復興活動を難しくしているという声が上がっている。 | |||
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11%以上の人口が減少・止まらない過疎化 | |||
こうした復興の遅れから、被災地の中心部である奥能登(輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)では、若い人を中心に人口減少が止まらない。 | |||
実際に県の統計調査では、震災直前の2024年1月の奥能登(輪島市、珠洲市、穴水町、能登町)の人口は55,213人から、2025年6月までに49,052人。6,161人も人口が減ってしまった。地震発生から11%以上の人口が減少したことになる。 | |||
(参照:石川県 総務部 いしかわ統計指標ランド) | |||
復興を加速化させる取り組み。古民家を宿泊施設として再生 | |||
これらの課題に対し、ホワイト・ベアーファミリーは一般社団法人:全国古民家再生協会と連携し、能登の被災古民家を宿泊施設へと再生するプロジェクトを進行中です。 | |||
対象となるのは、地震により損傷を受けながらも、修繕・再利用が可能と判断された木造住宅です。これらを修復し、復興作業員が中長期で滞在できる民宿型旅館として整備します。 |
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現在、第1棟目の購入と設計が完了しており、2025年冬のオープンを予定。将来的には5棟以上の運営を視野に入れています。 | |||
宿泊施設では、朝夕の食事提供も可能とし、現場で働く作業者の健康維持と作業効率の向上にも寄与します。 | |||
再生費用には、同社が新たに立ち上げた不動産クラウドファンディング事業「たびやどファンド」を活用し、より多くの人が被災地を支援できるよう呼びかけます。 | |||
たびやどファンド「https://www.tabiyadofund.com/」 | |||
再生された企業が、今度は「困っている人」を支える側に |
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ホワイト・ベアーファミリーは、2020年の新型コロナウイルス感染拡大による旅行需要の消失により、約350億円の負債を抱え、民事再生を申請しました。ホテルという不動産資産や関係各社の協力に支えられ、2021年に再生手続きを完了。2022年には近藤康生氏が代表取締役社長として復帰を果たしました。 | |||
「私たちは多くの方に支えてもらって、会社を再起させることができました。だから、次は私たちが誰かを支える側に回って頑張っていきたい。能登を元気にしたい」 | |||
今回の取り組みには、再生企業としての社会的責任と恩返しの思いが込められている。 | |||
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今後の展望として | |||
2025年冬:第1棟目オープン予定(設計進行中) | |||
2026年以降:石川県内で複数棟の古民家再生宿泊施設化を計画 | |||
被災地支援が落ち着いた後は、観光宿泊施設に力を入れて地域活性に貢献したい | |||
当社ではマスコミの方の取材を随時お受けしております。是非一度お問い合わせ下さい | |||
【会社概要】※本件に関する報道関係者からのお問い合せ先 | |||
会社名:株式会社ホワイト・ベアーファミリー 代表者:代表取締役 近藤康生 所在地:〒531-0071 大阪府大阪市北区中津1丁目11番1号 中津センタービルディング2階 設立:1981年(昭和56年)5月1日 事業内容:旅行事業、インバウンド事業、システム連携DX事業、不動事業、不動産事業地域活性事業、不動産クラウドファンディング事業 |
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※関連会社 ホワイト・ベアーホテルズにて宿泊施設の運営を行っております。 | |||
広報担当:岡上(オカガミ) 電話番号:06-7657-9796 |
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メールアドレス:tokagami@wbf.co.jp | |||
FAX:06-6374-4645 | |||
公式サイト(会社案内):https://www.wbf.co.jp/about/ | |||
たびやどファンド :https://www.tabiyadofund.com/ | |||
復興を加速化させる取り組み。古民家を宿泊施設として再生
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