
このソリューションは、カリキュラムマスタ、学習指導要領、試験問題データ、学習指導案、保護者対応事例、評価基準といった、教員や教育委員会が日常的に活用する膨大な教育ナレッジを、AIが即座に参照・検索・自然文で回答できる環境を実現するものです。
■ 活用シーンの例
● 「この学年・教科の指導要領の該当箇所を確認したい」
● 「前年度の定期試験問題を確認して同傾向の問題を作成したい」
● 「発達が遅れている児童への対応例を確認したい」
● 「保護者との対応履歴や文例を確認したい」
● 「通知表の評価基準を教科ごとに再確認したい」
AI孔明は、これらの実務的な問いかけに対し、ナレッジチームドライブに格納された教育資料の文脈を理解し、自然文で応答。教職員一人ひとりの“頭の中にあるナレッジ”を、チーム全体で共有・再利用できる環境を提供します。
また、RAG対応のナレッジチームドライブ内から適切な文書やデータを検索し、要約・文書の生成を行うため、ドラフト内容についての出典を明らかにでき、ガバナンスの効いたAI活用を実現できます。
■ ナレッジチームドライブ構成(教育機関向け)
● カリキュラムマスタ(学年・教科別)
● 文科省指導要領(改訂ごとに区分)
● 各教員の学習指導案・教材案(PowerPoint、Word、PDF形式)
● 過去の試験問題データ、採点基準、模範解答
● 保護者対応文例集、過去の対応履歴・Q&A
● 評価基準一覧、評定の判断基準と運用例
■ ナレッジチームドライブの特長
● 教職員が日常的に使用するファイル形式をそのまま格納・活用可能
● チームドライブをRAG対象の優先領域として指定し、AIがリアルタイム参照
● 文書の階層構造やファイル名・メタ情報に基づいて文脈を解釈し正確に回答
● ガバナンス対応AIにより安全、安心なAIインフラを提供
● SaaS型導入で、校種・自治体ごとのテンプレートで即時展開可能
■ 導入メリット
● 経験・ノウハウの継承をAIが支援:若手・新任教員への教育資産の引き継ぎが円滑に
● 事務負担の軽減:調べ物や資料確認、保護者対応の下調べをAIが代行
● ナレッジ共有による教育の質向上:教職員間の情報共有を強化
● 個別対応強化:児童・生徒に対する対応例やケーススタディをAIが引き出し、指導の幅が広がる
■ お問い合わせ・無料トライアル申し込みはこちら
https://www.idx.jp/ai/education/
■ 今後の展開
今後は、小学校・中学校・高校・大学・専門学校における教育機関別ナレッジテンプレートを提供予定。
また、学校事務、教務、学級経営、進路指導、特別支援教育など、役割別・場面別のナレッジ構成にも対応し、教育業界における“AIナレッジ基盤”のスタンダードを目指してまいります。
AIデータ社では、「教育/エドテック」をテーマにしたフォーラムを開催予定です。
■「AIエージェント×AI/DXフォーラム~エドテック~」ハイブリッド開催
・詳細:https://www.idx.jp/aikoumei/august/
・日時:2025年8月21日(木)14:00~16:30 (受付開始 13:45)
・会場:日経ホール&カンファレンスルーム/東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6F
【AIデータ株式会社について】
名 称:AIデータ株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2015年4月 所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F
資本: 1億円(資本準備金15億2500万円)
URL: https://www.aidata.co.jp/
AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで16年連続販売本数1位を獲得しています。
データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。
一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。
また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。