人気クリエイターによる今回の取り組みは、8月31日までに4000万ドル（約60億円）を集め、世界で200万人にきれいな水を届けることを目指しています
 
2025年8月1日（日本時間で8月2日）- MrBeastの名で知られるJimmy Donaldson（ジミー・ドナルドソン）氏と同じくYouTuberとして活動するMark Rober（マーク・ローバー）氏が、200万人に清潔な水を届けるグローバルキャンペーン「#TeamWater」を発表しました。84か国からのコンテンツクリエーターら（チャンネル登録者数を合わせると合計で20億人以上にも及ぶ）によるこの取り組みは、4,000万ドル、日本円にして約60億円を8月31日までに集めることを目指しています。このキャンペーンは、国際NGOウォーターエイドと連携し、YouTuberの持つ影響力、そして長年にわたって世界的な水の課題に取り組んできたウォーターエイドの専門性を融合させることで、長期にわたる変化をもたらしていきます。
 
コロンビアの砂漠地帯から、バングラデシュのマングローブ林まで、#TeamWaterは、世界中のコミュニティと協力し、クリエイターそして視聴者のもつ力を活かして、現地の声を世界中に届けます。MrBeastとMark Roberは、先陣を切って行動を呼びかける動画を各種プラットフォームで配信し、世界中のクリエイター・ネットワークを巻き込んで、関心の喚起、そして支援の輪を広げることを目指しています 。YouTuberやTik Tokerのクリエイターネットワークから動き出した #TeamWaterは、クリエイターと視聴者が集うプラットフォームに根ざし、また、真のコミュニティ主導のエンゲージメントを通じて、グローバルなムーブメントを進めていきます。
「インターネットが1つの目的のために団結したときの力を、私たちは目の当たりにしてきました。何百万本もの木を植えたり、海から何百万ポンドものゴミを除去したりしてきました」と、ドナルドソン氏とローバー氏は共同声明で述べています。「今回は、清潔な水に取り組みます。誰1人としてきれいな水なしで生きざるをえない状況に置かれるべきではないからです」
 
#TeamWaterは、ドナルドソン氏とローバー氏が主導する3つ目の大規模な環境キャンペーンであり、これまでに2000万本の木を植え、海・川・海岸から3000万ポンド（約1,307.7トン）のゴミを除去するために、合わせて5,000万ドル（約75億円）以上を集めた「#TeamTrees」と「#TeamSeas」の成功に続くものです。今回の新たなキャンペーンでは、さまざまなプラットフォーム上のクリエイターたちの影響力を活用し、人々が集まって 、世界でもっとも緊急性の高い課題の1つである「清潔な水の利用」に向けてともに行動を起こすように訴えています。
 
ウォーターエイド・アメリカのCEO、ケリー・パーソンズは、「世界でもっとも影響力のあるコンテンツクリエイターたちの力と、ウォーターエイドが現地で何十年にもわたって培ってきた経験を組み合わせて、世界でもっとも解決可能な課題の1つである『水の危機』に取り組んでいきます」と話します。「集められたすべての寄付金は、ソーラーポンプ式の井戸や自然流加式給水システムなど、長期的かつ持続可能な水の解決方法に使わせていただき、何世代にもわたって何百万人もの人々に清潔な水を届けることになります」
 
状況は改善しつつあるものの、今も多くの人々が清潔な水を利用できません。この隔たりを埋めるために、#TeamWaterを通じて寄付されたすべてのご支援は、世界中で清潔な水のためのプロジェクトに直接使われます。
 
#TeamWaterの発表は、MrBeastとMark RoberのYouTubeチャンネルで、米国東部時間8月1日午後12時／日本時間8月2日午前1時に配信されています。#TeamWaterの詳細や寄付方法については、teamwater.orgをご覧ください。