FAM テクノリサーチ 代表 博士(工学) 山田 保治 氏にご講演いただきます。

株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、光学用透明樹脂について第一人者からなる「光学用透明樹脂の基礎と各種分子設計と特性制御、高機能化と応用 ~透明性・耐熱性・屈折率・複屈折率の分子設計と制御~」講座を開講いたします。

光学用透明樹脂開発のための透明樹脂の概要、分子設計や光学特性の基礎および透明性、耐熱性、屈折率、複屈折率の制御など透明樹脂の高機能化について実務に適した内容で分かりやすく解説します。

本講座は、2025年9月29日開講を予定いたします。

WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。

化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。

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•株式会社AndTech コンサルティングサービス

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•下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)

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アクリル樹脂(PMMA)、ポリカードネート(PC)や環状ポリオレフィン樹脂(COP、COC)などの透明樹脂はプラスチックレンズ、液晶ディスプレイ、光ディスク、光ファイバーなど包装、光学、光通信分野で広く使われている。また近年、光学機器のデジタル化の急速な進展により、高屈折率、高アッベ数、低複屈折など高い特性をもった高機能な光学用透明樹脂や新規な光学樹脂が数多く開発されている。本講演では、光学用透明樹脂開発のための透明樹脂の概要、分子設計や光学特性の基礎および透明性、耐熱性、屈折率、複屈折率の制御など透明樹脂の高機能化について実務に適した内容で分かりやすく解説する。

1.透明樹脂の概要1.1 透明樹脂の分子設計1.2 透明樹脂の種類と特徴1.3 透明樹脂の概要(合成法と特性)(1)アクリル樹脂(PMMA)(2)ポリカードネート(PC)(3)環状ポリオレフィン樹脂(COP, COC)(4)カルド(フルオレン)計樹脂(5)透明エポキシ樹脂(6)透明(脂環族)ポリイミド

3.耐熱性の分子設計と制御3.1 耐熱性とは?3.2 耐熱樹脂の分子設計と向上方法3.3 高耐熱透明樹脂(1)高耐熱透明マレイミド系ポリマー(2)アクリル樹脂の高耐熱化(アダマンチル化、フルオレン系アクリレート)3.4透明ポリイミド(1)ポリイミドの着色機構(2)透明ポリイミドの分子設計(ポリイミドの透明化)(3)透明ポリイミドの合成法(4)代表的な透明ポリイミド(5)透明ポリイミドの開発状況

4.光学特性(屈折率、複屈折率)の分子設計と制御4.1 分子構造による屈折率の制御(1)屈折率と分子構造・環境因子(2)高屈折率化(3)トリアジン系多分岐ポリマー(4)屈折率の温度依存性4.2 分散特性(屈折率とアッベ数)の制御4.3 無機フィラー複合化による屈折率の制御(1)微粒子の種類と屈折率(2)複合材料の屈折率4.4 複屈折の制御-複屈折とは?(1)固有複屈折率と分子構造(2)複屈折率と分極率の関係(3)配向複屈折と応力複屈折4.5 成形加工(加工法・成形条件)の影響4.6 低複屈折率化(ゼロ複屈折)(1)ランダム共重合法(2)違法性低分子ドープ法(3)複屈折性結晶ドープ法

5.無機材料との複合化による透明樹脂の高機能化5.1 複合材料の合成法(1)層間挿入法(層剥離法)(2)ゾル-ゲル法(3)in situ重合法(4)コアシェル構造型ハイブリッド材料5.2 複合化の効果-無機材料との複合化でどんな効果が得られるか?5.3 複合材料の特性(1)透明性(2)熱特性(3)機械的特性(4)寸法安定性(熱膨張率)(5)表面硬度・耐摩耗性

6.ガラス代替樹脂・フィルムへの応用6.1 ガラス代替透明フィルムの開発状況6.2 ガラス代替透明樹脂・フィルムの用途(1)光学・ディスプレイ用途への応用(2)自動車用途への応用 - 自動車の軽量化

演者は産(企業)と学(大学)で基礎的開発研究に従事し多くの企業との共同研究を行い、事業化実績も豊富である。本講演は、光学透明樹脂の基礎から応用までを理解するための実務に即した速成講座となっている。

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