海洋の食物連鎖の頂点に君臨するシャチをまるごと解説 |
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シャチはクジラやイルカの仲間で、北極から南極、熱帯地域までほぼ全世界の海に生息しています。驚異的な身体能力と高い頭脳を持ち、自分より大きなクジラさえ狩ることから「キラーホエール」の異名を持ち、海洋の食物連鎖の頂点に君臨する、まさに「海の王者」です。 |
また複雑な社会構造を築き、数十頭からなる「ポッド」と呼ばれる群れを形成します。高齢のメスがリーダーとなり、豊富な経験を若い世代に伝えながら群れを率いています。 |
そんな強さと賢さを兼ね備えたシャチの魅力を迫力満点の写真やイラストで紹介する『シャチまるごとBOOK』(南幅俊輔 編著/鴨川シーワールド 館長 勝俣浩 監修/辰巳出版 刊)が7月31日に発売されました。 |
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『シャチまるごとBOOK』(監修・鴨川シーワールド 館長 勝俣浩、編著・南幅俊輔/辰巳出版) |
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日本で暮らす7頭のシャチをはじめ、シャチの生態や暮らし、シャチトレーナーさんへのインタビューなど盛りだくさんな内容です。 |
本書は予約段階でAmazon総合ランキング・楽天ブックス総合ランキングともに10位にランクイン。さらに、Amazonでは10部門でカテゴリー1位を達成しています(※)。大反響によりネット書店での完売や書店注文が相次ぎ、発売前に重版が決定しました。 |
※動物学、動物・植物、海洋学、環境保護、地球科学・エコロジー、科学、考古学、地球科学、カメラ・ビデオ、写真 各部門ベストセラー1位(2025年7月13日調べ) |
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日本でシャチに会える水族館は3館だけ! |
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現在日本で暮らすシャチは7頭。「鴨川シーワールド」「名古屋港水族館」「神戸須磨シーワールド」で暮らしています。 |
『シャチまるごとBOOK』では、高画質でダイナミックな写真とともに、個体ごとの基本情報や秘蔵エピソードなど、7頭のシャチたちの魅力あふれる姿を紹介します。鴨川シーワールド名物であるシャチのパフォーマンスの意外な事実や、トレーニング秘話も掲載。シャチとトレーナーの絆、シャチの知能の高さにうなること間違いなしの内容です。 |
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日本で初めて飼育と繁殖に成功した「鴨川シーワールド」 |
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日本一大きなシャチと名古屋生まれのシャチがいる水族館「名古屋港水族館」 |
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“日本のシャチの母”が暮らす「神戸須磨シーワールド」 |
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巻頭特集は水族館写真家として活動する「かぶつ」さんの写真&インタビュー。名古屋港水族館の協力を得て、写真はすべて撮りおろしです。日本一大きなシャチ「アース」と、名古屋生まれ名古屋育ち「リン」の表情豊かな写真を大判サイズで楽しむことができます。 |
『シャチまるごとBOOK』はネット書店と全国の書店で販売中。 |
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巻頭特集は水族館写真家のかぶつさん |
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【目次】 |
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ようこそ美しいシャチの世界へ |
はじめに 鴨川シーワールド 館長 勝俣浩 |
[巻頭グラビア]シャチに夢中 かぶつ |
シャチを知ろう 基本と生態解説 |
1. シャチはどんな生き物?「シャチとは」 |
2. シャチもイルカもクジラの仲間「系統と分類」 |
3. 10タイプのシャチを解説「シャチのエコタイプ」 |
4. 海の王者はこうやって育つ!「成長と一生」 |
5. ダイナミックなシャチの行動「能力と動き」 |
6. 高い社会性を持つ「群れと社会」 |
7. さまざまな高度な連携プレー「狩りと食性」 |
シャチに会いに行こう水族館と個体紹介 |
鴨川シーワールド |
名古屋港水族館 |
神戸須磨シーワールド |
国内水族館の会いに行けるシャチたち |
ステラ(神戸須磨シーワールド) |
ラビー(鴨川シーワールド) |
ララ(鴨川シーワールド) |
ラン(神戸須磨シーワールド) |
アース(名古屋港水族館) |
ルーナ(鴨川シーワールド) |
リン(名古屋港水族館) |
日本のシャチ年代史 |
日々のトレーニングと絆が生み出す 圧巻のパフォーマンス |
シャチの健康を守る「ハズバンダリートレーニング」 |
シャチのトレーナーさんに聞きました |
「一目惚れから始まったシャチとの日々」布留川夕香里さん |
[巻末グラビア]野生で暮らす世界を旅するシャチたち |
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<書籍情報> |
『シャチまるごとBOOK』 |
監修・鴨川シーワールド館長 勝俣浩 編著・南幅俊輔 |
定価1,760円(本体1,600円+税10%) |
サイズ:A4変型判/96ページ/オールカラー |
発売日:2025年7月31日 |
発行:辰巳出版株式会社 |
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▼ご購入はこちらから |
Amazon:https://amzn.asia/d/97W0LkG
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楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18233583/
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<プロフィール> |
監修 |
鴨川シーワールド 館長 勝俣浩(かつまた ひろし) |
1962年生まれ。1981年、千葉県立長狭高等学校卒業。1987年、帯広畜産大学畜産学部畜産環境学科卒業。同年鴨川シーワールドに入社し、海獣展示課に配属。1988年より国際海洋生物研究所員を兼任。2011年より鴨川シーワールド飼育部門副支配人(副館長)、2016年より同館飼育支配人(館長)を務める。また、日本動物園水族館協会において、教育普及委員会学術研究部員(2008~2018年)、生物多様性委員会種保存事業部員・海獣類別計画管理者(2010~2018年)、特別委員会(イルカ問題関連)委員(2017~2018年)、理事(2018~2024年)などを歴任。海獣類の飼育・保全活動の第一線で活躍している。 |
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編著者 |
南幅俊輔(みなみはば しゅんすけ) |
盛岡市生まれ。グラフィックデザイナー&写真家。本業のデザイン以外に、さまざまな動物たちの書籍の企画・編集・撮影・執筆も行っている。著書に『ソトネコJAPAN』(洋泉社)、『ワル猫カレンダー』(マガジン・マガジン)、『踊るハシビロコウ』『マヌルネコ15の秘密』(ライブ・パブリッシング)。『ハシビロコウカレンダー』『アザラシまるごとBOOK』(辰巳出版)、『ハシビロコウのすべて』『ゴリラのすべて』『ラッコのすべて』『リロぼん』(廣済堂出版)、『美しすぎるネコ科図鑑』(小学館)、『コアラのひみつ』(カンゼン)など。 |
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