2025年11月 7・8・9・15・16日 | 過去最多48件のプログラムを実施
 ひろしまたてものがたりフェスタ実行委員会は、広島県広島市および呉市において、建築を一斉に公開するイベント「ひろしまたてものがたりフェスタ2025」を、11月7~16日に開催します。
 今年度は30の建築が参加する建築公開・ガイドツアーを中心に、オープンアトリエ(設計事務所の公開)、ワークショップ等、過去最多となる48件※のプログラムを実施します。全てのプログラムは参加無料となっており、一部ガイドツアーの申込み受付開始は10月上旬を予定しています。(各プログラムの詳細は公式サイトにて決定したものから順次掲載予定です。)
※今後のプログラムの追加等により、件数は変動することがあります。
 
ビジュアルのダウンロード https://tatefesta.info/about.html
 
建物の「ものがたり」を通して 知らなかった広島に触れる。
 まちをつくりあげてきた建築たち。その一つ一つには、歴史風土、建てられた当時の社会情勢や科学技術、そして建物に関わった人々の様々な「ものがたり」が刻みこまれ、それが私たちを惹きつける魅力になっています。
 ひろしまたてものがたりフェスタ(たてフェス)は、建築の特別公開など多様なプログラムを通して、広島・呉の魅力的な建築を見て・触れて・知ることのできるイベントです。一部の建物では普段入れない箇所も特別に公開されます。また、ガイドや施設関係者から直接話を聞くことで、その建物に込められた思いや時代背景などの理解を深めます。建物の価値を広く共有することで、広島での建築文化の発展や、広島県のエリアブランディングへの貢献も目的としています。
 2025年度は過去最多となる48のプログラムを実施します。また、尾道市・福山市にて開催される「ひろしま国際建築祭」との連携も進めてまいります。
市営基町高層アパート
比治山本町のアトリエ
不動院
 
■開催概要
名称 ひろしまたてものがたりフェスタ2025 (たてフェス2025)
会期 2025年11月7日(金)・8日(土)・9日(日)・15日(土)・16日(日)
11月7~9日は広島市内、15~16日は呉市内を中心に開催
開催地 広島県広島市内および呉市内各所
参加費 無料 (一部の施設では入館料が必要です)
主催者 ひろしまたてものがたりフェスタ実行委員会
協賛 株式会社総合資格 | 株式会社キャリア・ナビゲーション |
大旗連合建築設計株式会社|株式会社テクシード |
建築資料研究社/日建学院 | 中電技術コンサルタント株式会社|
神原・ツネイシ文化財団 | 大之木建設株式会社 | 株式会社あい設計|
株式会社コマップス | 建築技術設計株式会社 | さくら建築設計株式会社|
大成建設株式会社 | 蜂谷工業株式会社 | SGエンジニアリング株式会社
公式サイト https://tatefesta.info
SNS Instagram https://www.instagram.com/tate_festa/
  Facebook https://www.facebook.com/tatefesta/
  X https://x.com/tatefesta/
(参考)2024年度イベントガイドブック
イベントガイドブックについて
たてフェスでは、全プログラムを地図付きでまとめたイベントガイドブックを無償配布しています。2025年度のガイドブックは9月中旬頃の発行を予定しており、広島市内・呉市内各所で配布されるほか、郵送サービス(送料は着払い)も行います。
なお、イベントガイドブックの内容は公式サイトにも掲載されます。
 
■プログラム内容
 たてフェスでは、建築公開・ガイドツアーを中心に、多様なプログラムを用意しており、すべて無料で参加できます。各プログラムの詳細は公式サイト(決定したものから順次掲載予定)やイベントガイドブック(9月中旬発行予定)をご覧ください。
1.建築公開・ガイドツアー
建築公開・ガイドツアーは、以下の36件(建築30件+まちあるき6件)を予定しています。一部のガイドツアーでは事前申込(申込受付開始は10月上旬予定)が必要となりますが、予約なしで見学できる建築も多くご用意しています。
まちあるきツアー(複数の建築等を見て歩くツアー)
建築学生による建物ガイド
今年のたてフェスでは、広島TONKANと連携し、建築学生チームが公開建物にガイドとして滞在し案内する取り組みを行います。また、広島TONKANはキッズプログラムの一環としてワークショップも開催します
広島TONKAN
 
2.オープンアトリエ
建築家の仕事場であり、建築が生まれる場所でもある、設計事務所。広島市内中心部の6箇所がたてフェス期間中に公開されます。建築公開・ガイドツアーとあわせてぜひお立ち寄りください。
大旗連合建築設計
小松隼人建築設計事務所
SUPPOSE DESIGN OFFICE
Small house design lab.
古本建築設計
宮森洋一郎建築設計室
 
3.キッズプログラム
今年のたてフェスでは子供向けイベントが充実! パビリオンづくり・折り紙建築・塗り絵などのワークショップや実際の建物を見て触れて学ぶキッズツアーなど、多彩なプログラムが展開されます。また、建築公開・ガイドツアーの多くは親子での参加も可能です。
※内容は今後変更されることがあります。
4.その他のプログラム
 
■お問い合わせ先
ひろしまたてものがたりフェスタ実行委員会 事務局
(広島県土木建築局営繕課 営繕企画グループ 内)
所在地 〒730-0031 広島県広島市中区紙屋町一丁目1-20 いよぎん広島ビル6階
電 話 082-513-2311 (受付時間:平日9:00 - 17:00)
メール doeizen@pref.hiroshima.lg.jp
事前または当日の取材をご希望の方へ
本イベントの取材をご希望の方は、実行委員会事務局(上記問い合わせ先)へ事前にご連絡ください。特に、当日の取材は建物側の都合により難しい場合もあるため、必ず10月31日(金)までにご連絡ください。各建物管理者へ直接連絡することは、先方のご迷惑となりますのでご遠慮ください。
ビジュアルについて
たてフェスのビジュアルを公式サイトにてダウンロードできます。使用にあたり申請等は不要です。
[配布場所] https://tatefesta.info/about.html
ビジュアル
【参考】実行委員会について
 ひろしまたてものがたりフェスタは、広島県主催事業として2015年に第1回が開催されたのち、2018年の第4回からは実行委員会による主催となり、2025年は第11回となります。時代・ジャンルを問わず、優れた建築が持つ個々のストーリーに着目し、その魅力を伝える活動を進めてきました。
 
ひろしまたてものがたりフェスタ実行委員会(2025年度)
■委員長 角倉 英明(広島大学大学院先進理工系科学研究科 准教授)
■副委員長 千原 康弘(日本建築家協会中国支部 広島地域直前地域会長)、高田 真(アーキウォーク広島 代表)
■委員 谷川 大輔(近畿大学工学部 准教授)、杉田 宗(広島工業大学環境学部 准教授)、根本 修平(福山市立大学都市経営学部 准教授)、光井 周平(広島工業大学環境学部 准教授)、谷村 仰仕(呉工業高等専門学校 特命准教授)、佐名田 敬荘(広島県建築士会 会長)、竹内 耕一(公共建築協会中国地区事務局 事務局長)、大木 啓義(国土交通省中国地方整備局営繕部計画課 課長)
■委員・監事 土森 朗(広島市都市整備局営繕部 部長)
■事務局 河野 龍(広島県土木建築局営繕課 課長)
■名誉委員 岡河 貢(パラディサスアーキテクツ 代表)
 
 
■関連イベント(ひろしま国際建築祭 連携企画)
 今年度は、尾道市・福山市を中心に開催される「ひろしま国際建築祭2025(主催:神原・ツネイシ文化財団)」との連携企画として、トークイベントやガイドツアー等が行われます。
これらの関連イベントの申込方法などの詳細は、ひろしまたてものがたりフェスタイベントガイドブック(9月中旬発行予定)にも掲載の予定です。お問い合わせは、ひろしまたてものがたりフェスタ実行委員会事務局(上記)へお願いします。
1 .トークイベント・講演会
【1】瀬戸内海に築かれた文化:戦後建築の軌跡とその現在
ひろしま国際建築祭2025の開催を記念し、著名建築家などによるシンポジウム及び講演会を、次の2日間で福山市内の会場にて開催する予定です。登壇者やプログラム、会場などの詳細は後日公表いたします。
第1回:2025年10月18日(土)
第2回:2025年10月26日(日)
【2】常称寺と尾道の中世建築の魅力
日程:2025年10月18日(土)
会場:常称寺本堂(尾道市)
講演:三浦正幸(広島大学名誉教授)
【3】尾道に眠る源氏絵屏風の暗号と複合その楽しみ方
日程:2025年11月16日(日)
会場:しまなみ交流館(尾道市)
講演:村上宏治(写真家)
【4】700年前の港町尾道の姿~建造物を中心に~
日程:2025年11月16日(日)
会場:しまなみ交流館(尾道市)
講演:尾道市職員
【5】建物の美と魅力を再発見!尾道の近代化遺産を知る 
日程:2025年11月22日(土)
会場:まちなか文化交流館Bank他(尾道市)
講演:渡邉義孝(尾道市立大学非常勤講師)
※【1】は神原・ツネイシ文化財団と広島県の共催、【2】~【5】は尾道市主催
2.建築ガイドツアー(福山)
 ※1.は広島県主催|2.3.は福山市主催
3.街歩きツアー(尾道)
【1】お坊さんと巡る 七佛めぐり 
 見学ルート:持光寺→天寧寺→千光寺→大山寺→西國寺→浄土寺→海龍寺
【2】戦国時代の村上海賊と尾道 
 見学ルート:まちなか文化交流館Bank→光明寺→PEAK→おのみち歴史博物館→常称寺→浄土寺
 ※【1】【2】とも尾道市主催

(主催:神原・ツネイシ文化財団)」との連携企画として、トークイベントやガイドツアー等が行われます。

【5】建物の美と魅力を再発見!尾道の近代化遺産を知る