株式会社ワン・パブリッシングは、DIYライフマガジン『ドゥーパ！』のMOOK本として、地方移住と里山ライフをテーマにした雑誌『Soil mag. （ソイルマグ）』を2021年9月30日（木）に創刊しました。そして、2025年7月31日に、約2年ぶりとなる最新号を発売いたします。第4号の特集テーマは、「パーマカルチャー」。「Permanent（永続的な）」「Agriculture（農業）」「Culture（文化）」を掛け合わせた造語であるパーマカルチャー。それは、理想論でも、単なる農法でもなく、自然の理（ことわり）を読み解く科学的手法であり、持続可能な暮らしを築くための確かな設計学です。

大地に耳を澄まし、風のかたちを読み、水のゆくえを描き、微生物の営みに感謝して、そのロジックを暮らしのなかに組み込んでいくー。

そんな未来的ライフスタイルは、実は、日本の里山に古くから息づいてきた営みの延長にありました。

今号では、こうした循環型生活を実践する地の実践者たちを訪ね、土の匂いとともに語られる、その思考と技術、ノウハウを掘り起こします。

本質的な“ 豊かさ” を求めて、都市から地方へと居を移す人の流れが加速しています。住む場所も、生き方も、自分の心のままに選ぶ。自然の営みに寄り添いながら、自らの手で暮らしをつくる。コツコツと、日々を楽しみながら。「Soil mag. （ソイルマグ）が目指すのは、そんな心豊かなライフスタイルへの道筋を照らす、小さな灯台です。1号1テーマを深く掘り下げ、完全保存版の一冊を作っています。

雑誌タイトルの「Soil」は、もちろん、私たちの暮らしを支える『土』のこと。そして、Sustainable（持続可能な）、Organic（自然体の）、Innovative（革新的な）、Local（自然に囲まれた地方）というキーワードの頭文字を組み合わせたものでもあり、その全ての言葉を大切に捉え、表現する媒体でありたいと考えています。

地球環境への影響を誰もが意識するようになった現在、 自然に優しい暮らし方を模索する人々は急増しています。『Soil mag. 』は、 自然に囲まれた環境で、自分らしく生きるスタイルを見つける、そして、築いていくための具体的なアイディアをグラフィカルに提案するメディアです。

4号の特集テーマは、「パーマカルチャー」。自然の理（ことわり）を読み解く科学的手法であり、持続可能な暮らしを築くための確かな設計学であるパーマカルチャーの教えを大解剖。各地の里山で、持続可能な暮らしを紡ぐパーマカルチャリストたちを訪ね、その思考と技術、ノウハウに迫ります。

◆CONTENTS

002　枯れ木と菌糸の小宇宙。

―森林生態学者・深澤遊との対話―

004　漫画 And thenそれから、わたしたちは。

006　MY LIFE MY STORY

長野県小県郡青木村「Nobara Homestead Brewery」

中村圭佑さん　中村レイコさん

012　特集　ようこそ、パーマカルチャーの世界へ。

Welcome to PERMACULTURE World.

自然とともに暮らす、未来的ライフスタイルのデザイン。

014　アクティビスト・eri × 共生革命家・ソーヤー海　特別対談

「サステナブルな未来を創るために」

020　パーマカルチャー概論～自然を読み解く、永遠への設計～

監修・設楽清和

036　パーマカルチャー人物伝

038　種をつなぐということ～百姓・中川智さんの残像を追って～

044　温故知新 里山パーマカルチャー／カイル・ホルツヒューター

050　フォレストガーデン革命～食べられる森のつくりかた～

大村淳 川村若菜

058　屋上里山化計画？

武蔵野大学「有明 rooftopコモンズ」

明石修 鈴木菜央 田中笑子

Edible KAYABAEN／ART FARM IKEJIRI

フィル・キャッシュマン

064　農的暮らしを紡ぐための知恵と技　パーマカルチャー実践術カタログ

池田師援 いのうえかな ／ 小山宮佳江　／　木多伸明 木多渓 ／ 吉田俊郎 ／ 福岡達也 福岡梓

082　パーマカルチャーと建築を結ぶデザイン考

生態環境建築論

山田貴宏

088　伝統知から学ぶもの

～台湾・山岳民族にみた、パーマカルチャー発展の未来～

設楽清和

090　暮らしを耕す、パーマカルチャーの本棚

近藤ヒデノリ

092　体験・宿泊・ツアーetcで愉しむ

パーマカルチャースポット&スクールガイド

096　能登が教えてくれること

「なんとかせんなんし、自分たちで」

文＝三上奈緒 写真＝小川沙良

102　子育てファミリー それぞれの「ぐんま暮らし」STORY

112　注目の移住スポット 群馬県沼田市

114　山梨県丹波山村 女性移住者に聞く！

わたしの暮らし、日々のしあわせ

118　生物学者・作家 福岡伸一　× パーマカルチャーデザイナー 四井真治 特別対談

～動的平衡から構想する、未来の暮らし～

124　移住と私とクリエイティブ

竹細工職人・暮らしの荒物屋めぐる　中村龍太郎

125　DIY with the Fragments

127　読者プレゼント

●編集部：株式会社ミゲル

●HP：　soilmag.jp

●公式Instagram：@soilmag

［商品概要］

Soil mag.（ソイルマグ）04

著者：株式会社ミゲル

定価：1320円（税込）

発売日：2025年7月31日

判型：A4変形

ISBN：9784651204758

電子版：有り

【本書のご購入はコチラ】

・Amazon　https://www.amazon.co.jp/dp/4651204759/

・セブンネット　https://7net.omni7.jp/detail/1107623568

株式会社ワン・パブリッシングは、DIYライフマガジン『ドゥーパ！』のMOOK本として、地方移住と里山ライフをテーマにした雑誌『Soil mag. （ソイルマグ）』を2021年9月30日（木）に創刊しました。そして、2025年7月31日に、約2年ぶりとなる最新号を発売いたします。第4号の特集テーマは、「パーマカルチャー」。「Permanent（永続的な）」「Agriculture（農業）」「Culture（文化）」を掛け合わせた造語であるパーマカルチャー。それは、理想論でも、単なる農法でもなく、自然の理（ことわり）を読み解く科学的手法であり、持続可能な暮らしを築くための確かな設計学です。

大地に耳を澄まし、風のかたちを読み、水のゆくえを描き、微生物の営みに感謝して、そのロジックを暮らしのなかに組み込んでいくー。

そんな未来的ライフスタイルは、実は、日本の里山に古くから息づいてきた営みの延長にありました。

今号では、こうした循環型生活を実践する地の実践者たちを訪ね、土の匂いとともに語られる、その思考と技術、ノウハウを掘り起こします。