― 北陸学院大学とのハイブリッド型学部開設を皮切りに、大学との戦略的連携を加速 ―
株式会社Aoba-BBT(本社:東京都千代田区、代表取締役:柴田 巌、以下「Aoba-BBT」)は、文部科学省が示した「地方大学における遠隔授業および教員確保の規制緩和」方針を強く支持し、当社が提供する遠隔教育プラットフォーム「AirCampus(R)」を活用した地方大学との連携拡大を進めてまいります。
●AirCampusとは:https://about.aircamp.us/company/
■ 地方大学における“3つの危機”に直面する今、民間連携による突破口を
現在、多くの地方大学が以下のような構造的課題に直面しています。
入学者数の減少:文科省推計:2050年に大学定員の約3割が未充足
教員人材の確保困難:専門性・地域性・予算の制約
教育力の差別化不足:カリキュラムの画一化、職業直結性の低下
こうしたなか、文部科学省は2025年度内に大学設置基準を改正し、卒業単位のうちオンライン授業の上限緩和や教員の最小担当単位数の柔軟化などを進める方針を発表しました。これは、教育の質を保ちながら、大学運営の持続可能性を高める転機です。
 
■ 北陸学院大学との連携事例:オンラインと対面を融合した学部を2026年開設予定
Aoba-BBTでは、この方針に先行して、北陸学院大学(石川県)と連携し、2026年4月に新設予定の「社会マネジメント学科(仮称)」において、対面と遠隔を融合したハイブリッド型教育モデルを導入します。
本学科は以下のような革新的な設計を特徴とします:
1・2年次はキャンパスでの対面授業、3・4年次はAirCampus(R)による完全オンライン授業
社会学×経営学を統合したカリキュラムで“地域と企業の両方で活躍できる人材”を育成
BBT大学所属の現役経営者・戦略コンサルタントが講義を担当し、即戦力を養成
学内の専任教員+クラス担任制度により、きめ細やかな学修支援を実現
このスキームにより、大学側は新たな専門教員の雇用負担を抑えながら、都市部レベルの質の高い教育を地方拠点で展開でき、学生にとっても移動・住居コストを抑えつつ学びの選択肢が広がるという双方にとって有益なモデルとなります。
北陸学院大学:https://www.hokurikugakuin.ac.jp/univ/
社会学部 社会マネジメント学科:https://www.hokurikugakuin.ac.jp/univ/wp_univ/wp-content/uploads/2025/04/77a66c889ae0df79d8dc89cfe1432e43.pdf
 
■ Aoba-BBTの支援内容:導入から運用まで、大学経営をトータルサポート
Aoba-BBTでは、遠隔教育導入を検討する大学向けに、以下の包括的な支援を提供しています。
支援メニュー                内容
教材提供 BBT大学・大学院の実績に基づいたMBA・DX・起業・AI等の講義コンテンツを提供
教員派遣 現役経営者・実務家講師の派遣・収録による講義配信
学修支援 AirCampus(R)を通じた課題管理・出欠・ディスカッション・成績管理機能
カリキュラム
設計支援
地域・産業ニーズに合わせた学科構想、設置支援、申請アドバイス
広報・
生徒募集
支援
ハイブリッド型・社会人向けコース設計による学生層の多様化と新規集客
■ お問い合わせ・提携のご相談
Aoba-BBTでは、地方大学の経営課題に真正面から向き合い、“学びのインフラ”として共に課題解決に取り組むパートナーを全国で募集しております。
新学科設置・学部再編・教育DXに課題をお持ちの大学関係者様は、ぜひ以下までお気軽にご相談ください。