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2023年より継続している本企画は今年で3年目を迎え、総選書数は223冊※に上ります。今年は、16名の学生が、「表現やフレーズが好きな本」「手軽に読める本」「自分が生まれた年か月に出版された本」をテーマに選んだ21冊を紹介します。 | |||||||||||
※2023年~2025年の計選書数です。 | |||||||||||
文学部3年生の石森 美咲さんは、「これまでに出会った本に登場する表現やフレーズに、自分自身が心を動かされてきました。今回の紹介パネル作成では、限られた文字数でその本の魅力を伝える必要があり、自分が心動かされた経験があるからこそ、表現の細部に気を遣い、表現する責任を感じながら書きました。」と話し、日本文学を学ぶ学生だからこその想いを感じます。 | |||||||||||
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学生ならではの視点で選ばれた本との出会いを通じて、読書の楽しさや奥深さを感じていただければと思います。どなたでも自由にご覧いただけますので、ぜひ夏休みの読書リストにお役立てください。 | |||||||||||
※本の貸出は、西東京市に在住・在学・在勤の方、近隣自治体(清瀬市、小平市、東久留米市、東村山市、小金井市、三鷹市、武蔵野市、練馬区)在住の方に限ります。詳しくは西東京市図書館ホームページにて事前にご確認ください。 | |||||||||||
【本件のポイント】 | |||||||||||
● 文学部の学生が「夏休みに読みたい一冊」を選書し、その魅力を紹介パネルとともに展示 | |||||||||||
● 地域図書館と大学が連携した地域貢献型の取り組み | |||||||||||
【開催の背景】 | |||||||||||
本企画は、2023年度より継続して実施している取り組みで、今年で3年目を迎えます。学生の視点による選書や紹介パネルの作成を通じて、地域住民や同世代の若者に読書の魅力を伝えることを目的としています。昨年度の展示では、利用者より「学生の感性で紹介された本は新鮮だった」「普段手に取らないジャンルの本を読むきっかけになった」といった感想が寄せられ、図書館職員からも「若者の読書推進に大きな効果があった」と高い評価を受けました。今年度はその反響を受けて、来場者がより本に親しめるよう、学生たちがアイデアを出し合いながら展示内容をブラッシュアップしました。 | |||||||||||
【展示概要】 | |||||||||||
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【コメント】 | |||||||||||
■文学部 3年 石森 美咲さん | |||||||||||
これまでに出会った本に登場する表現やフレーズに、自分自身が心を動かされてきました。今回の紹介パネル作成では、限られた文字数でその本の魅力を伝える必要があり、自分が心動かされた経験があるからこそ、表現の細部に気を遣い、表現する責任を感じながら書きました。 | |||||||||||
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■文学部 3年 伊藤 雅泰さん | |||||||||||
今年は3つのテーマに沿って、普段から本を読み慣れている方、読書初心者の方、どちらにもおすすめできる本を選書しました。この選書をきっかけに新たな本と出会ってもらえたら嬉しいです。 | |||||||||||
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■文学部日本文学文化学科 掛野 剛史教授 | |||||||||||
企画は毎年、西東京市中央図書館様のご協力をいただきながら、その年度のゼミ生が内容を立案しております。授業以外の時間を使って取り組むため、学生にとっては負担もありますが、大学での学びと地域とのつながりを意識するきっかけとなり、また、選書した本の魅力を共有しながらパネルを自分たちで作成することで、学生同士の交流にもつながっているようです。 | |||||||||||
■西東京市図書館 村瀬 文香氏 | |||||||||||
西東京市図書館では、利用者の皆さんに読書に親しむきっかけをさまざまなかたちで提供しています。この企画を通して、地域住民の皆さんに「西東京市で学ぶ学生が、どのような読書体験をしてきたのか」を知ってもらい、新たな本への興味を持ってもらえたらうれしいです。また、学生の皆さんには、地域における公共図書館の役割に関心を持ち、社会に出ても公共図書館を身近な存在に感じてもらえるような機会になったと思います。 | |||||||||||
【学校法人武蔵野大学について】 | |||||||||||
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【関連リンク】 | |||||||||||
■文学部 日本文学文化学科HP:https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/literature/japanese_literature_and_culture/ | |||||||||||
『せっかくの善意を私は捨てていく。だってそんなものでは、わたしは欠片も救われてこなかった。』