東北電力株式会社（本店：宮城県仙台市、代表取締役社長 社長執行役員：石山 一弘、以下「東北電力」）と株式会社MBKデジタル（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：芹澤 新、以下「MBKデジタル」、三井物産100％子会社）は、データ分析およびAI技術を活用したDX推進について、本日、基本合意書を締結し、両社による協業（以下「本協業」）を開始いたしました。
東北電力 執行役員 DX推進部長 大友 洋一（左）とMBKデジタル 代表取締役社長　芹澤 新（右）
 
東北電力グループは、2025年度経営計画の中で「DXを成長への機会として捉え、イノベーションなどを通じた既存事業の強化・拡張や新たな事業領域の拡大など、グループ全体で成長へチャレンジする」ことを掲げ、持続的な経営基盤の強化としてDX分野への注力と地域との価値共創を推進しています。
 
MBKデジタルは、「データとAIの力で志をカタチに。」をミッションに掲げ、企業のDX推進に伴走するパートナーとして、戦略策定、業務設計、AI・BI開発、分析基盤の構築から運用までの、構想から実装、定着までを一気通貫で支援しております。
 
両社は以下のテーマ領域を中心に、具体的な取り組みについて検討を進め、MBKデジタルが有する最先端のデータ分析技術・AI開発力などを通じて、東北電力グループにおける販売・マーケティング分野のビジネスモデル変革を進めます。加えて、そこで得られた成果を標準的なソリューションとして確立し、将来的なプロダクト化も視野に入れ、事業の発展と地域課題の解決に寄与してまいります。
 
＜協業概要＞
1.東北電力グループにおけるCX向上・販売マーケティング強化
2.東北・新潟地域の企業や自治体などのDX推進（AI・データ分析事業の展開）
3.DX関連事業の強化とDX人材の育成
 
■各社コメント
＜東北電力　執行役員　DX推進部長　大友 洋一＞
このたび、MBKデジタルとの協業を通じ、当社のDX推進をさらに加速できることを大変心強く感じております。MBKデジタルが有する最先端のデータ分析・AI技術と、当社の地域密着型の事業基盤を掛け合わせ、地域社会の持続的な発展と新たな価値創造に貢献してまいります。本協業は、当社が掲げる「DXを成長の機会に」という方針を体現する大きな一歩です。MBKデジタルの知見とともに、変化を恐れず挑戦を続け、地域の皆さまに新たな価値を届けられるよう、全社一丸となって取り組んでまいります。
＜MBKデジタル　代表取締役社長　芹澤 新＞
当社は2024年度から東北電力の取り組みを支援しております。これまで、東北電力のDX推進部の皆さまと一体となって、各主管事業部のDXをデータとAIの力で後押ししてまいりました。
このたび、こうした取り組みで得られたノウハウや人材を核に、東北・新潟地域のDX推進に向けた協業を発表できることを大変光栄に感じております。本協業が地域の未来を切り拓く重要な一歩となるよう、当社一同、引き続き誠心誠意取り組んでまいります。