2025年7月29日 |
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JALは、2025年7月23日(水)より、世界の航空会社で初めてリモコン式航空機牽引車をエンブラエルE170・E190型機の出発便プッシュバック作業(*1)に導入しました。これは地上作業の省力化および電動化によるCO2排出量削減を推進する取り組みの一環です。 |
(*1)「プッシュバック作業」…航空機が出発の際、機体を自走できる位置まで車両で押し下げる作業 |
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リモコン式航空機牽引車は、従来の牽引車と異なり運転席を持たず、作業者が車両から離れた位置でリモコン操作により航空機のプッシュバック作業を行うことが可能です。 |
これまで高度な技術が必要だった牽引車の操作をリモコン化することで、訓練期間を短縮しながら作業者の育成を促進し、作業負荷の軽減にもつながります。 |
また、本車両は電動式で、稼働時にCO2を排出せず、従来のディーゼルエンジン式牽引車に比べて大幅なCO2排出量削減に寄与します。 |
今後もJALは、環境負荷の軽減と作業効率向上の両立を推進し、持続可能な航空事業の発展に貢献してまいります。 |
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【運用空港】 大阪国際空港(伊丹) |
【運用開始日】 ボーイング737型機 :2025年7月14日(月) |
エンブラエル170・190型機 :2025年7月23日(水)*世界初導入 |
【導入機材】 mototok社製 Spacer8600NG |
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今後も、JALグループ経営計画に掲げる地上作業の生産性向上と脱炭素化を通じて、持続的な企業価値の向上に取り組んでまいります。 |
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以上 |
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