IMA株式会社(代表取締役:海野 慧、呼び名:イマ)は、7月18日(金)から19日(土)にかけて共創イベント「START CAMP 2025 in MEIWA」を、かつて天皇に代わり伊勢神宮の天照大神に仕える斎王が住まう場であった三重県明和町にて開催しました。 |
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START CAMP 2025 in MEIWA閉会式にて |
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START CAMPは“こんな社会を作りたい”とより良い社会づくりを志す人たちが集い、ソーシャルインパクトを生み出す場で在りたいと考え始まりました。解決困難な社会課題であったとしても、思いを持った人たちが集い、議論することでお互いのビジョンをアップデートし、突破口を見い出す。企業や組織などの既存の垣根を超えた共創を生み出し、ビジョンを実現していくためのカンファレンスでありコミュニティです。 |
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2025年開催内容 |
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イベント名 |
START CAMP 2025 in MEIWA |
開催日時 |
2025年7月18日(金)~19日(土) |
開催場所 |
三重県明和町(一部伊勢市でも開催)※明和町の公民館、歴史体験館、交流センターなど地元の施設を利用させていただき開催 |
主催 |
IMA株式会社(旧 CarpeDiem株式会社) |
後援 |
三重県、三重県明和町 |
協力パートナー |
一般社団法人明和観光商社、株式会社LEO、IXホールディングス株式会社、一般財団法人こゆ地域づくり推進機構、一般社団法人ALIVE、一般社団法人Earth Company、一般社団法人Green innovation、一般社団法人IMPACT SHIFT、一般社団法人World in You、一般社団法人ローカルスタートアップ協会、株式会社COTEN、株式会社taliki、株式会社アンカバードファンド、株式会社KUMANOMICS、株式会社スターコネクト、株式会社ボーダレス・ジャパン、すくらむ株式会社、瀬戸内と株式会社、トビタテ!留学JAPAN、北海道上川町役場、NoMaps 実行委員会、NPO法人薩摩リーダーシップフォーラム SELF、TAKIBI & Co. |
プログラム |
● Day1(2025年7月18日(金)) 共創ディスカッション、懇親会 ● Day2(2025年7月19日(土)) 共創ワーク、共創ピッチ |
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「START CAMP 2025 in MEIWA」には社会起業家、大企業の新規事業責任者、NPO、ベンチャーキャピタルや自治体職員など約120団体、のべ240名が集まりました。 |
前夜祭を含めると3日間にもおよぶイベントですが、このSTART CAMPが一般的なイベントと大きく異なるのが、その開催形式です。著名な誰かの話を聞いて、知のシャワーを浴び続けるのではなく、参加者すべての人が当事者となり、主体的に発信し、議論し、共創を生み出していく濃密な時間を過ごしていきます。 |
開会式で主催のIMA株式会社代表の海野 慧(うみの さとし)から、START CAMPのコンセプトについて以下のことを皆さんにお伝えさせていただきました。 |
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「道なき道は、誰かといけ。」 |
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その誰かと出会う場だった「START CAMP 2025 in MEIWA」の開催レポートをお届けします。 |
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今年より新設されたSTART CAMPのスローガンを発表致しました。 |
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前夜祭 |
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開催前日の7月17日に行われた前夜祭。近鉄五十鈴川駅近くの「ザ・オランジェガーデン五十鈴川」で開催されました。当日はあいにくの大雨。開催地である三重県では一部で大雨警報が発令される中、交通手段である近鉄などが大幅に遅延するなどの事態の中での幕開けとなりましたが、約150名の方が参加して前夜祭が行われました。事前の懇親が目的ではありますが、今回は初の試みとして4つのテーマのワークショップも開催されました。
「アート」「共創」「地域」「死」などのテーマでワークショップが行われ、参加者同士での議論やワークショップが盛り上がりました。最後は、今回明和町出身で、START CAMPの開催に大きく貢献していただいた起業家の株式会社LEO粟生万琴氏から、歓迎メッセージと翌日からのイベントに向けて伊勢に昔から伝わる和のSDGsの精神である「常若の精神」についてお話いただきました。伊勢神宮で20年に一度行われる式年遷宮に代表されるように、常に変わり続けていこうという様のことについて紹介いただき、その気持ちを持ってイベントに臨んでほしいと締めくくり、盛況のうちに前夜祭はお開きとなりました。 |
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ワークショップの様子 |
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粟生氏のご挨拶 |
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1日目 |
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開催初日は明和町中央公民館の開会式からスタートです。開会の挨拶は明和町の下村町長から開催となった明和町にまつわるお話をいただき、START CAMPへの期待をメッセージとしていただきました。 |
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下村町長のご挨拶 |
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オープニングセッション |
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その後、粟生万琴氏(LEO株式会社)、浅井雄一郎氏(株式会社あさい農園)、千田良仁氏(皇學館大學教授)の三重に関わる3人と主催の海野によるオープニングセッションが行われました。浅井氏からは南アフリカを訪問した際の話が披露され、「ウブントゥ」という他社への思いやりの精神について語られ、日本のおもいやりや仏教などの精神など近しいものを持っている。相手を深く知るところから何かが始まる、それがこのSTART CAMPに期待するところと話をされました。 |
千田氏からは価値を創造するとは自分の利益だけではなく、周りの人の幸せを追求していくことが目標ですよねと語り、明和町はチャレンジを受け入れる地域でもあるので、ここをスタートとして地域の人と交流して欲しいと語られました。 |
海野からは皆さんの話を受けて、既存の市場原理だけだと解決できない。合理性からは外れた「しない」「できない」と言われることを、参加者の人が日頃の仕事から少し離れて議論ができたら嬉しいと締めくくりました。 |
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ランチディスカッション |
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ランチディスカッションは、今回初めて導入されたAIマッチング「weavi(呼び名:ウィービー)」を活用し、登録された参加者のさまざまな志向を元にマッチングされた人同士を繋げて議論をしていただきました。自分たちがどんな志向で、どんな価値が発揮できそうかをお互いに深堀りしながら引き出し合う時間になりました。 |
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パネル&参加者ディスカッション |
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昼食後は共創ディスカッションテーマごとに、斎宮歴史博物館、いつきのみや地域交流センター、斎宮跡歴史ロマン広場の会場に別れてパネルディスカッションを実施。パネルディスカッション後は登壇者も含めて4~5人1組のチームを作って参加者全員がディスカッションの感想のシェアや、議論したい問い、取り組んでみたいことを話し合いました。その後、それぞれのチームで話し合った内容をシェアしあい、最終日に行われる共創ディスカッションのテーマとそのオーナーを募集し、ピッチ大会に臨みます。 |
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共創ディスカッションテーマ |
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【1 | 女性の社会参与】女性の社会参画における構造課題を捉え、これからどうしていくべきか? |
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【2 | 文化・歴史】日本の歴史と文化の本質的な価値を通じて、世界でどのように貢献ができるのか? |
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【3 | 哲学・非経済的価値・ファイナンス】見えやすい価値(財務指標)と見えにくい価値(非財務指標)をどう共に育んでいくか? |
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【4 | グローバルサウス】グローバルサウスの可能性に迫る。日本は良きパートナーとなれるのか? |
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【5 | 食・一次産業】水と食料の未来。日本と世界の持続可能な食産業の構築のために求められることは何か? |
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【6 | 医療・高齢化・ジェンダー・地方・難民】社会をより良くする「NEXT AGENDA」は何か?誰も取り残さない仕組みはつくれるか? |
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【7 | エネルギー・資源・物流】循環する未来は作れるのか?循環コストはどこまで下げられるのか? |
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【8 | 教育・ソーシャルアクション】「遊び心」から見出す可能性。困難なイシューとの新しい向き合い方はあるか? |
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共創プロジェクト設定 |
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各会場からいつきのみや地域交流センターに集まった後は、ピッチ大会です。テーマオーナーは全部で41人。持ち時間は1人30秒でテーマについて発信し、仲間を集めます。ピッチ終了後は仲間集め。うまく集まらないところ、テーマが近しいところなどは合併などもあり、たくさんのコミュニケーションが生まれていきました。 |
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懇親会 |
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初日最後を締めくくるのは雨も上がった斎宮跡歴史ロマン広場にあるいつき茶屋を利用させていただいた懇親会。地元の食材を活かしたたくさんの美味しい料理が振る舞われ、お酒も入って会話も弾みます。昼間に行われたさまざまなテーマで新たに繋がった人、繋がれてなかった人はこの場でスタッフを介して引き合わせるなど、ここでも共創のための場作りが行われていました。 |
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2日目 |
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朝は伊勢神宮の参拝から |
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江戸時代には一生に一度はお伊勢参りと呼ばれた伊勢神宮。三重が開催地であればなおのこと、また「常若の精神」にも触れられる機会ということで、2日目の朝は7時半に伊勢市駅前に集合して伊勢神宮へ。 |
内宮をお参りした後は、人それぞれに伊勢神宮を満喫。お守りを買う人、厳かな敷地内を楽しむ人、赤福本店に行って赤福を食べる人など、自由な時間を楽しみました。 |
ここでもプロジェクトに関する議論も生まれ、新たな仲間との合流やアクションが生まれるドラマもありました。 |
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共創ワーク&共創ピッチ |
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参拝後は2日目の会場でであるシンフォニアテクノロジー 響ホール伊勢へ移動して、前日に決めた共創テーマのチームごとに別れて、ファイナルピッチのための議論を重ねました。途中、チームが解散、合併するなどさまざまですが、4つの会場に別れて議論した後は、共創ピッチでその会場の代表を選出しファイナルピッチに臨みます。 |
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ファイナルピッチ |
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各会場で選出されたテーマは以下の6つ。それぞれのテーマは |
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1. |
現代の地獄絵図をつくるプロジェクト!ネガティブな話題をポップに語り合い、ポジティブな未来を共創するには? |
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2. |
産業が少ないネパールで、アラビカコーヒーをブランディングして新しい産業を作る! |
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3. |
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4. |
過疎地でも持続可能な子どもの学習支援の仕組みづくり |
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5. |
閑散期における自動車教習所の自前の宿舎を有効活用したい! |
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6. |
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書道パフォーマンス |
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最後にサプライズで行われたのが、1995年生まれの書家、市川雄大氏による書道パフォーマンス。今回のSTART CAMPで語られた「常若の精神」やSTART CAMPのコンセプト、また主催であるIMAの理念などが盛り込まれた素晴らしい作品ができあがりました。 |
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プレーリーカードの導入とAIマッチング |
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今回、初の試みとして導入したのが、プレーリーカードとIMAが独自開発したAIマッチングサービス「weavi」でした。プレーリーカードは、株式会社スタジオプレーリー社とタイアップして導入。事前に参加者に登録してもらったプロフィール情報(チャレンジや冒険していること、仲間について、どんな興味があるかなど)を登録してもらい、名刺がなくてもカードをスマートフォンに接触させるだけでその情報がやり取りできるサービスです。また、weaviはそれらの登録情報をAIで解析し、本人と近しい想いを持つ人や、想いは近くても活動分野が異なる方などをリコメンドしてくれるAiマッチングサービスです。 |
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プレーリーカード |
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weavi(ウィービー) |
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来年度の開催地発表 |
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2日間にわかって、行われたSTART CAMPも素晴らしいファイナルピッチと書道パフォーマンスで終了を迎えました。 |
最後に、IMA代表の海野から、今年の総括と来年度の開催地が静岡県静岡市であることが発表されました。 |
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2026年開催予定 |
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イベント名 |
START CAMP 2026 in Shizuoka |
開催日時 |
2026年7月23日(金)~25日(土) ※本日程前後にもオプショナルツアーやサイドイベントを実施予定 |
開催場所 |
静岡県静岡市 |
主催 |
IMA株式会社(旧:CarpDiem株式会社) |
協力 |
株式会社しずおかフィナンシャルグループ |
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■START CAMP 2025 in MEIWA 参加者所属企業・団体(順不同) |
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Incubate Fund Management Pte. Ltd. |
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一般社団法人Good Project Association |
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▼学生参加者の在籍大学 |
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イベントに関するお問い合わせ |
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IMA株式会社 https://ima-inc.world/contact
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IMA株式会社(代表取締役:海野 慧、呼び名:イマ)は、7月18日(金)から19日(土)にかけて共創イベント「START CAMP 2025 in MEIWA」を、かつて天皇に代わり伊勢神宮の天照大神に仕える斎王が住まう場であった三重県明和町にて開催しました。