PIZZERIA DA GRANZA(東京都目黒区/大田区)のオーナーシェフ・坂本大樹氏は、第5回トリプレッタカップに続き第6回でも2部門でダブル優勝を果たし日本一のピッツァの称号を取得。
2025年7月7日に開催された『トリプレッタカップ』にて、 PIZZERIA DA GRANZA(東京都目黒区/大田区)のオーナーシェフ・坂本大樹氏がファンタジア部門ならびにフリッタ部門で優勝し、日本一となりました。坂本シェフは2部門同時制覇に加え、第5回からの連覇という偉業を達成。ピッツァ職人界において、まさに“異次元の表現力”と“技術の完成度”を証明する瞬間となりました。日本一はもちろんのこと、世界一の称号も持っており、単なる技術力だけでなく、継続的な進化と挑戦心を忘れない坂本氏の今後の活躍が楽しみです。
【ファンタジア部門 優勝】野菜のだし汁で練り上げた生地を使ったカルボナーラジャッラ
トリプレッタカップは、「La TRIPLETTA」が主催するナポリピッツァ職人のための競技大会です。全国から腕利きの職人が集まり、ピッツァの技術・創造性・スピードを競い合う中、お題が「野菜」のファンタジア部門では、坂本シェフが今までにないアイディアである野菜のだし汁で練り上げた生地を使ったカルボナーラジャッラを提供しました。
「野菜」というお題のため、肉類は一切使用せずにカルボナーラを作り上げました。野菜の旨味を凝縮した出し汁で練り上げた自家製生地に、かぼちゃ・にんじんなど5種類の黄色野菜で仕上げたカルボナーラ風ベース。卵風味の素材(寒天・白インゲン豆など)と大豆由来のチーズ、ベーコンビッツで味・食感をリアルに再現。黒胡椒と焼きチーズのアクセントが香ばしさを引き立てます。
【フリッタ部門】では、“ピッツァ×ドルチェ”の新感覚スイーツ「揚げティラミス」を提案。インパクトと美味しさを両立した、記憶に残る逸品を目指しました。
カカオを練り込んだピッツァ生地で、コーヒーガナッシュとマスカルポーネプリンを包み込み、揚げたドルチェ・フリッタ。冷凍状態のまま揚げることで、“外は熱々、中はひんやり”という驚きの温度コントラストを演出。仕上げに、コーヒー豆とマスカルポーネで作った香り高いソースを添えました。
坂本シェフは、数々の大会でタイトルを獲得しており、日本一はもちろん、世界一の称号ももっています。ピッツァで表現を突き詰める稀有な職人でありながら、経営者・プロデューサーとしても活躍の場を広げています。国内の枠を超えて、世界に通用する“火と粉と知性”の融合が、彼のピッツァには宿っています。
ピッツァのみならずパスタ部門でも世界3位の実績をもっています。
1983年生まれ。高校時代にアルバイト先で出会ったイタリアンシェフに憧れ、料理の道に進むことに。上京し修行を始めた店で治りピッツァと運命の出会いを果たす。調理技術や美味しさに感動しピッツァを極めることを決意。
東京のピッツェリア数店舗にて修行、ピッツァにさらに磨きをかけるためにあえて一流リストランテ「アルポルト」でも調理修行をし、2016年12月に自身のピッツェリアを開業。2018年1月には2号店をオープンさせ、同6月に法人を設立、2020年12月にはオンライン店舗を立ち上げる。
その他飲食店のコンサルティング業務も行い、大手企業と機材の開発、地方のレストランプロデュース、行政の飲食店に特化した顧問アドバイザーなども行う。
■ナポリピッツァ職人コンテスト 2012 クラシカ部門→優勝(日本一)
■カリフォルニアチーズ ピザコンテスト 2023→審査員特別賞 準優勝
■PIZZA WORLD CUP(ピッツアワールドカップ) 2023 NATIONS TEAM部門→優勝(世界一)
■ナポリピッツァ職人世界選手権 2024 カプート杯 日本大会 STG部門→優勝(日本一)
■ラスベガスPIZZA EXPO 2024 カリフォルニアミルク協会主催 ピッツァ世界大会→3位
ナポリピッツァ職人世界選手権 カプートカップ 2024 stagione部門→3位
■PIZZA WORLD CUP (ピッツアワールドカップ)2024 STREET FOOD部門→準優勝(2位)
■PIZZA WORLD CUP(ピッツアワールドカップ) 2024 PASTA部門→3位
■第5回トリプレッタカップ2025 マルゲリータ部門 →優勝(日本一)
■第6回トリプレッタカップ2025 ファンタジア部門 →優勝(日本一)
■第6回トリプレッタカップ2025 フリッタ部門 →優勝(日本一)
アクセス:東急目黒線洗足駅徒歩1分/東急大井町線北千束駅徒歩4分