| 2025年度(令和7年度)北海道指定図書、全国学校図書館協議会選定図書にも選出。「いつも仲間といっしょ」に生きるエナガの生態から、自然保護への関心を育む一冊 |
| 自然科学系の図鑑・専門書等を発行する株式会社文一総合出版(本社:東京都千代田区、代表:斉藤 博)は、写真絵本『いつも仲間といっしょ エナガのくらし』が第72回産経児童出版文化賞【産経新聞社賞】(2025年)を受賞し、好評につき重版出来したことをお知らせいたします。産経児童出版文化賞は1954年、「次の世代をになう子供たちに、良い本を」という主旨のもと、産経新聞社が制定した児童文学の賞の一つです。 | ||||||||||||||||||||
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| 本書は、身近な場所でも観察できる野鳥「エナガ」の1年間の生活を追った写真絵本。巣作りやヒナの巣立ち、撮影がきわめて困難で貴重な塒(ねぐら)の写真など、これまで目にすることが難しかった貴重な生態写真を多数収録し、彼らの生活を紹介します。 | ||||||||||||||||||||
| ▼文一総合出版サイト|写真絵本『いつも仲間といっしょ エナガのくらし』 | ||||||||||||||||||||
| https://www.bun-ichi.co.jp/tabid/57/pdid/978-4-8299-9021-6/Default.aspx | ||||||||||||||||||||
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| 絵本作家・東郷なりさ氏と自然写真家・江口欣照氏が、エナガの「ひとりでは生きていけない」「いつも仲間とくらす」という命のつながりを丁寧に描写。小学校中学年(3・4年)向けの北海道指定図書にも選出されるなど 、小さなお子さまから大人まで、自然への関心や命の尊さを学ぶきっかけとなる一冊です。 | ||||||||||||||||||||
| 第72回産経児童出版文化賞授賞式にて | ||||||||||||||||||||
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| エナガとは? | ||||||||||||||||||||
| ふわふわの羽毛におおわれた小鳥、エナガ。尾羽が長いのが特徴で、全長約13~14cmのうち尾羽は約半分を占めます。体重は7g (1円玉7枚)ほど。とても小さくてかわいらしい小鳥で、少しピンク色掛かった羽根色と、目の黄色いアイラインがチャームポイント。決して珍しい鳥ではなく、樹木の多い住宅地や市街地の公園でも観察することができ、一年中その姿を見ることができます。『ジュリリリ』という鳥の鳴き声が聞こえてきたら、近くにエナガがいるかもしれません。 | ||||||||||||||||||||
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| この本について | ||||||||||||||||||||
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エナガはいつも仲間といっしょに群れでくらしています。 ひとりでは生きていけません。 |
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| エナガはエナガどうしで群れをつくるのはもちろん、季節によってはほかの鳥と群れになることもあります。なぜでしょう? それはたくさんの仲間といっしょに行動することで、餌を見つけられたり、天敵から逃げることが出来るから。写真絵本『いつも仲間といっしょ エナガのくらし』は、仲間と一緒に暮らしている身近な小鳥、エナガの一年のくらしを、かわいらしい写真満載で紹介。巻末のQ&Aには、北海道にすんでいて今や国民的人気の鳥、シマエナガも登場します。 | ||||||||||||||||||||
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| このほかの受賞 | ||||||||||||||||||||
| 北海道指定図書 | ||||||||||||||||||||
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| 著者について | ||||||||||||||||||||
| 東郷なりさ(とうごう・なりさ)/文 | ||||||||||||||||||||
| 東京農工大学地域生態システム学科を卒業後、イギリスのケンブリッジ・スクール・オブ・アートで絵本や児童書の挿絵を学ぶ。2019年ボローニャ国際絵本原画展入選。著書(絵本)に『じょやのかね』、『さくらがさくと』、『あかちゃんの おさんぽえほん みぢかないきもの全3冊』(すべて福音館書店)、『はばたけ!バンのおにいちゃん』(出版ワークス)など、挿絵に『Magnificent Birds』(英 WalkerStudio)がある。本書で第72回産経児童出版文化賞【産経新聞社賞】を受賞。 | ||||||||||||||||||||
| 江口欣照(えぐち・よしてる)/写真 | ||||||||||||||||||||
| 1962年東京都生まれ、東京都府中市在住。自然写真家。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。野鳥・動物・昆虫などを撮影し、教材、広告、カレンダーなどに発表している。個展「野鳥たちの四季」富士フォトサロン(1998年)、「南の島の野鳥たち」ミノルタフォトスペース新宿・大阪(2002年)など開催。著書に『野鳥たちの四季』、『四季彩鳥』(新風舎)、『ヤンバルクイナ』(小学館)が、共著書に『日本の野鳥図鑑』(ナツメ社)がある。本書で第72回産経児童出版文化賞【産経新聞社賞】を受賞。 | ||||||||||||||||||||
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| 書籍概要 | ||||||||||||||||||||
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| 写真絵本「命のつながり」シリーズ | ||||||||||||||||||||
| 日本の山や海、森や川で暮らす野生生物の姿を通して、多様な環境やほかの生き物との関わりを学ぶことができる写真絵本。野生動物たちの生き様を、長期取材によって撮影された貴重な生態写真を多数、使って紹介。小学校3年生の道徳で学習する「命のつながり」を補足、発展させるための教材としても活用できます。B5判・上製本。本文はすべてふりがな付きなので、小学校低学年から大人まで、楽しく読んで学ぶことができます。既刊全8巻。 | ||||||||||||||||||||
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エナガはいつも仲間といっしょに群れでくらしています。ひとりでは生きていけません。