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「ロバと歩いて旅ができるなら、この国は、きっといい国にちがいない」 つねに青草に恵まれるように=「クサツネ(草常)」と名づけた雄ロバと、九州から北海道までを巡った旅の記録。
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株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、『ロバのクサツネと歩く日本』(税込定価1,892円)を2025年7月28日に発売します。 |
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ロバとなら、どこまでも歩いていける気がする――。 |
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新聞記者の職を辞し、海外をロバと歩いた記録『ロバのスーコと旅をする』(第9回斎藤茂太賞選考委員特別賞受賞)に続く本書の舞台は、日本。 |
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2023年7月、那須高原で50万円の雄ロバを購入。この旅の道中、常に青草に恵まれるように(エサに困らないように)=草常(クサツネ)と名づけ、関東~山陰~九州~四国~北海道と日本を縦断します。 |
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出発前、著者のX(Twitter)には「ロバのフンで汚れないよう、私の家の前は歩かないで下さい」といったDMもちらほら。 |
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先行きが危ぶまれたものの、蓋を開けてみると行く先々で、思いがけない親切に恵まれる旅になりました。 |
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高齢者施設では「利用者さんにロバを見せたいから、泊まって行って」、突然の豪雨に「ここ空家だけど、鍵を預けるから居ていいよ」「お前、臭いな、とりあえず風呂に入れ。話はそれからだ」……著者はそれを「クサツネがいるから」だと言います。 |
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ロバ1頭がそこにいる。ロバはなにもせず、強いていえば、道草を食うだけ…しかしただその存在に、人はなぜか心をゆるし、名も知らぬ旅人に声をかけ、一宿一飯の世話をしてくれる。そんな場面に何度となく著者は出会いました。 |
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日本はまだ捨てたもんじゃない、を実感する機会は乏しくとも、私たちの視界は、ページを繰るごとに開けてくる。そんな読後感を得られる一冊です。 |
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●著者のX(Twitter)でクサツネの動画など公開中! |
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https://x.com/taromar_u/status/1945428891113574687 |
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@taromar_u |
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クサツネが歩いた旅のルートマップ |
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●『ロバのクサツネと歩く日本』もくじ |
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◆第一部 栃木→山口 |
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ロバを買う |
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まずは一〇〇キロ |
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会津人 |
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六十里越 |
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馬乗り和尚 |
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木崎湖の夏 |
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「アンデスって感じ」 |
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向けられるカメラ |
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ふんの処理 |
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老婆の商店 |
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ポニー牧場 |
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村の駐在さん |
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六人の集落 |
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ロバの効用 |
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「ロバは働くもの」 |
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◆第二部 福岡→香川 |
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軽トラで九州へ |
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阿蘇への道 |
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天草の「塩」 |
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本土最南端 |
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都井岬の監視員 |
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旅人ハンター |
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四万十川の「台北」 |
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土佐町の干し芋 |
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島の日々 |
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姫路のロバ飼い |
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◆第三部 兵庫→北海道 |
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しのぶちゃん |
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琵琶湖の水鳥 |
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ロバのパン屋 |
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木曽川の宿 |
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小学二年生と |
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クサツネの里帰り |
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芭蕉の道 |
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馬の里・遠野 |
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スナックのママ |
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北海道上陸 |
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遅すぎた |
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塩の拠点 |
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日高を歩く |
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旅の区切り |
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おわりに |
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●著者 高田晃太郎(たかだ・こうたろう) |
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1989年生。北海道大学文学部卒業。北海道新聞、十勝毎日新聞の記者を経て、スペイン巡礼で歩く旅の自由さに触れる。モロッコの遊牧民にロバの扱い方を教わった後、イラン、トルコ、モロッコでロバと旅する。「太郎丸」名義でその様子をTwitter(現・X)に投稿し、一躍話題に。デビュー作『ロバのスーコと旅をする』が第9回斎藤茂太賞選考委員特別賞受賞。 |
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●新刊情報 |
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●好評既刊 |
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株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、『ロバのクサツネと歩く日本』(税込定価1,892円)を2025年7月28日に発売します。