株式会社Daiyu(所在地:神奈川県鎌倉市、代表取締役:宮腰真里)は、運営する「萬屋本店(よろずやほんてん)」が2025年5月に開業9年、建物築99年を迎え、10周年と100周年を迎える節目の企画、第三弾として、新たな試みとなる結婚式料理が食べられるディナーイベントを限定開催します。

外国人観光客増加で、日本人がゆったりと鎌倉を楽しむ機会が減少する中、「鎌倉本来の落ち着いた魅力」を再発見していただけるよう、歴史的建造物での夜の特別な体験をご提供します。

釘を使わない伝統工法で建てられた萬屋本店。リノベーションも伝統工法にのっとり、耐震工事を施しました。

現在の鎌倉は外国人観光客向けのサービスや食べ歩きなどが盛んで、日本人が鎌倉本来の「静かでゆったりとしたスローライフ」を楽しむ機会が減少しています。その結果、「鎌倉=混雑した観光地」というイメージが広がり、鎌倉本来の魅力が失われつつあります。

萬屋本店では、この問題に対して以下の取り組みを行います。

・食後には建物内を無料でご案内し、鎌倉の歴史的建築物の魅力を深く知っていただける機会を提供。

夜の庭の様子。老舗商家の名残である沓脱石(くつぬぎいし)や、灯篭、水鉢と、四季を通して楽しめる木々は、まるで額の絵を切り取ったようにそこに佇み、季節の移ろいを感じさせてくれます。

結婚式を挙げたお客様から、自分たちが列席してこのお料理を食べたいと言われることが多い萬屋本店の結婚式料理。鎌倉野菜や日本全国から旬の食材を取り寄せ、バターやクリームを控え、素材の美味しさを追求したフレンチ和会席です。

日本人になじみのある和食が旬の食材の良さを引き立てるよう、和出汁を用いて、素材の美味しさを生かすフレンチをご提供します。

提供された料理がどれも美味しくて感動しました。和とフレンチが融合したような懐石スタイルで、味だけでなく見た目にもこだわりが感じられ、一皿ごとに楽しみがありました。特別感のあるメニューで、披露宴全体の満足度がぐっと高まりました。

今回はフルコースで一品一品のこだわりがすごく、料理にそこまで興味がない私でも大変楽しめるお料理ばかりでした。最後のデザートがこの料理を締めるのに大変ピッタリなものになっていて、とっても美味しかったです。今回の料理は間違いなく結婚式ベスト3に入る素敵なお料理でした。

本当にどのお料理も美味しかったです。特に印象に残っているのは、お魚のリゾットです。魚の表面はパリパリに焼いてあり、身はふわふわで、上品な味でした。野菜やお肉、お魚と全てがバランスよく使われていて、感激でした。どの料理も優しい味なのに食べ応えがしっかりあり、大満足でした。

鎌倉市では、明治から昭和の初めの頃に建てられた洋風建築物が多く残されています。

しかし近年、次第にその姿が消えていくという状況のなかで平成2年に「鎌倉市洋風建築物の保存のための要綱」を定めそれらの保存と活用に努めてきました。

平成8年7月1日には「鎌倉市都市景観条例」が施行されこれまでの洋風建築物に加え和風建築物や門、塀などの工作物を「景観重要建築物等」として保存と活用を図る制度が設けられました。

酒問屋全盛期の萬屋本店。当時の繁栄ぶりが伝わるお写真です。

萬屋本店は、鎌倉市指定の景観重要建築物等に登録された大正15年(1926年)建造の歴史的建造物を活用した、結婚式&レストランです。

もともとは江戸時代文化3年(1806年)に創業した酒の卸問屋でした。伊丹のお酒「白雪」を関東に流通させたことで地位を確立。鎌倉に「白雪」の看板を掲げるお店が多いのは萬屋本店と功績と言えます。その後、酒の流通量低下により2006年に幕を下ろし、その10年後である2016年に今のかたちでリニューアルオープンしました。

日本の伝統文化を引き継ぎながら、人生の通過儀礼としての結婚式をプロデュースしています。

予約方法:公式HPにて承ります。 こちらよりhttps://www.e-connection.net/reserve/0467242040

萬屋本店ウェブサイト:https://www.yorozuya-kamakura.jp