“あめつちの心”と“勝手指標”で記録された、一年間の森・農・食・医・育の実践と営み
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株式会社サン・クレア(本社:広島県福山市、代表:細羽雅之、以下サン・クレア)は、「森の国Valley」(愛媛県松野町目黒)にて、初となるインパクトレポート『Voluntary Annual Impact Report 2024-2025』を発行いたしました。本レポートは、国際基準のサステナビリティレポートとは一線を画し、あくまで「私たち自身がどう暮らし、どう育んできたか」を起点とした、“内発的な報告書”として制作されています。 |
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本レポートでは、2024年4月から2025年3月までの1年間に森の国Valleyで行われた、「森・農・食・医・育」の各分野における実践やプロジェクト、リトリート、ワークショップ、地域との協働の記録を、独自の“勝手指標”とともに編んでいます。 |
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森の国Valleyでは、人口減少という時代の大きなうねりに対して、それに逆らうのではなく、新しい社会の在り方を模索しています。 |
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「我・唯・足・知」── |
四万十川源流域・松野町目黒集落で暮らす人々が実践しているのは、過度な消費や競争から離れ、”あめつちの心”に従い、世代を超えて営みを紡ぎ合う暮らしです。 |
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私たちは、こうした在り方を“地域蘇生(Social Regeneration)”と呼んでいます。 |
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今回のレポートでは、その豊かさを、形式にとらわれず、「曖昧さ」や「主観」も受け入れながら、丁寧にすくい上げました。 |
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森づくりの活動では、「千年の森」プロジェクトを中心に、2024年度は約2,800本の広葉樹を手植えしました。 |
ナビゲーター・船越友記郎の案内のもと、子どもも大人も森に入り、野生化スイッチがONになる体験を重ねています。 |
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自然栽培は、森の国Valleyにおける「農」の要です。 無農薬・無肥料・無除草剤という徹底した自然栽培は、土を耕すことと同時に、耕す側の内面と向き合う営みでもあります。 |
早川万琴は「野菜も好きだけれど、花のほうが自然と気持ちが向く」と語り、朝と昼で表情を変える花々に寄り添いながら、人と植物の共生関係を描いています。 |
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「森のアブサロン」を中心に、調理と食の場が開かれてきました。 桑田明子と細羽伸枝が率いるこの活動では、共に食べるという営みのあり方を再定義し、洗剤や調味料の選定にまで目を配りながら、サステナブルな循環が少しずつ根づいてきています。 |
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医師・小林紀方を中心に、自然と医のあいだに横たわる断絶をつなぐ活動が始まっています。 滑床渓谷という“場”が、身体と心をやわらかくほぐし、「プラネタリーヘルス(地球と人の健康)」の実践拠点として動きはじめています。 |
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「NAME CAMP」「ままとこCAMP」「あめつち学舎」といった教育系プロジェクトも、大きく動き出しました。 |
前川真生子が運営するNAME CAMPでは、小学生から中高生までの子どもたちが、自然の中で“自分と生きる力”を育んでいます。 |
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Timeless Message──100年後のあなたへ |
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レポートの末尾には、「100年後の森の国Valleyへ宛てた手紙」が記されています。 |
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「未来を変えるのは、大きなことではなく、小さな営みの積み重ね」 |
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森の国Valleyに暮らす人々が、今ここにある自然と丁寧に向き合い、次世代へと豊かな土壌と物語を手渡そうとする姿勢が、レポート全体を通して一貫して綴られています。 |
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森の国Valleyでは、人口減少という生態系の大きなうねりに抗うのではなく、それを前提にした新しい社会のあり方を模索しています。過度な消費や競争を手放し、すべての世代が共に暮らしを紡いでいける、物心ともに豊かな「地域蘇生(Social Regeneration)」を目指す営みです。 |
この度、初めて1年間の取り組みを1冊のレポートにまとめました。 |
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名称:Voluntary Annual Impact Report 2024-2025 |
発行:株式会社サン・クレア |
対象期間:2024年4月~2025年3月 |
活動対象:愛媛県松野町滑床渓谷・目黒集落「森の国Valley」 |
主要テーマ:森/農/食/医/育 |
構成:インタビューコラム+勝手指標 |
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▼レポートの閲覧はこちら |
https://morino-kuni.com/app/contents/themes/morino-kuni/assets/pdf/impact-report2024-2025.pdf |
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日本最後の清流と呼ばれる四万十川源流、目黒川が流れる愛媛県松野町にある人と自然が調和する営みを大切にするコミュニティー。「この森に遊び、この森に学びて、あめつちの心に近づかむ」の考えをもとに、森の国Valleyでは、生態系の循環を尊重し、できるだけ自然本来の力だけで、持続可能で人間らしい営みをつくり出しています。森に心を寄せ、森とともに生きる。森の国Valleyは誰もが自然に還れる場所として未来を創る様々な取り組みを実施しています。JAPAN TRAVEL AWARDS 2024 特別賞(ファミリー賞)受賞。 |
代表:細羽雅之 |
所在地:愛媛県北宇和郡松野町目黒 滑床渓谷 |
電話番号:0895-43-0331(水際のロッジ代表) |
公式サイト:https://morino-kuni.com/
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瀬戸内を中心に“地域とつながる”宿泊施設を6棟展開しています。2020年より四万十川源流の限界集落エリア「森の国Valley」にて、宿泊事業を主とし、森林蘇生、土壌再生型農業、生きる力の教育など、地域を包括的にとらえた地域蘇生(Re-generate)に取り組んでいます。若者や家族の移住が増え、農家や猟師の担い手不足の解消にも貢献しています。 |
“人は自然の一部である”と捉え、人や大地が持つ本来の力を信じ、あるがままに育む。わたしたちは原点に立ち返り、人の営みを再定義し、新しい時代にふさわしい事業を育んでまいります。 |
代表:細羽雅之 |
本社所在地:広島県福山市城見町1-1-6 |
公式サイト:https://sun-crea.biz/
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株式会社サン・クレア(本社:広島県福山市、代表:細羽雅之、以下サン・クレア)は、「森の国Valley」(愛媛県松野町目黒)にて、初となるインパクトレポート『Voluntary Annual Impact Report 2024-2025』を発行いたしました。本レポートは、国際基準のサステナビリティレポートとは一線を画し、あくまで「私たち自身がどう暮らし、どう育んできたか」を起点とした、“内発的な報告書”として制作されています。
本レポートでは、2024年4月から2025年3月までの1年間に森の国Valleyで行われた、「森・農・食・医・育」の各分野における実践やプロジェクト、リトリート、ワークショップ、地域との協働の記録を、独自の“勝手指標”とともに編んでいます。