株式会社朝日新聞社(代表取締役社長 CEO:角田克)の社員であり、パラノルディックスキー・クロスカントリー競技の森宏明(29)が24日、来年のミラノ・コルティナ冬季パラリンピック(2026年3月6~15日開催)の代表への推薦が内定しました。日本障害者スキー連盟が発表しました。森のパラリンピック出場は、2022年の北京パラリンピック大会に続き、2大会連続になります。 |
2017年からパラノルディックスキーを始め、世界選手権に出場するなどして実績を重ねてきました。2019年に朝日新聞社に入社し、パラスキー選手としては珍しい週5日のフルタイム勤務をしながら、日々トレーニングに励んでいます。パラリンピックでの活躍を願い、朝日新聞社は社を挙げて森を応援して参ります。 |
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森宏明(左)と角田克・朝日新聞社代表取締役社長 CEO |
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■森宏明のプロフィール
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競技種目:パラノルディックスキー・クロスカントリー クラスLW12座位 |
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もり・ひろあき 1996年4月26日生まれ、東京都板橋区出身。淑徳高校野球部で主将として活躍していた高校2年生の夏、猛スピードでクラブハウスの敷地内に突っ込んできた車と建物に挟まれ、両足を切断。2014年夏の全国高校野球東東京大会では、メンバーとしてベンチ入りし、義足でシートノックもこなした。明治大学入学後、3年生の2017年よりパラノルディックスキーを始め、FISパラクロスカントリー世界選手権や北京2022パラリンピック冬季大会などに出場。朝日新聞社 |
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ではオリンピック パラリンピック・スポーツ戦略室などを経て、今春からはブランド企画部で朝日新聞社のプロモーション活動に取り組んでいる。 |
競技に励むほか、パラアスリートとして、自身の経験や視点での発信にも力を入れている。大きな挫折を体験しながらも、障害と向き合いながら、努力と意志で自らの夢をかなえてきた経験を講演などで伝えている。2024年から日本パラリンピアンズ協会(PAJ)副会長を務めている。 |
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■森宏明のコメント
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このたびミラノ・コルティナ2026パラリンピック推薦内定をいただきました。日頃から応援していただいている皆様に感謝申し上げます。前回の北京大会を経て自身の課題と向き合いながら、持ち味のスプリント力を最大限に磨き上げました。集大成となる25/26シーズンは自身の限界への挑戦、そして日本チームに貢献していくため、最善の準備をしてまいります。 |
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■角田克・代表取締役社長 CEOのコメント
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このたび、朝日新聞社のブランド企画部員である森宏明が、2026年冬季パラリンピックの日本代表選手に内定しました。 |
森が2019年の入社式のあいさつで「予想もしなかった困難を乗り越え、新しいことに挑む」と力強く語ったことが鮮やかに浮かびます。 |
2022年の北京大会にも出場、再びのチャレンジ。有言実行、さすがです。 |
私たちは、日々、報道や事業などを通じて、障害の有無を問わず互いへの理解とリスペクトを深め、尊重し合うこと、そう「インクルーシブ」を目指し続けています。 |
みんなで応援しましょう。森さん、いや森選手、頑張れ!! |
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■過去の競技成績
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2022年北京パラリンピック ・男子スプリント(座位) 31位 ・男子10km(座位) 30位 ・混合リレー(岩本・出来島・森・阿部) 7位 |
2024年12月FISパラクロスカントリー ワールドカップ |
・スプリント12位 |
・10km Interval 16位 |
・10km Mass 19位 |
2025年1月CO・OP 2025FISパラクロスカントリー アジアカップ |
・スプリント オールコンバインド6位 |
・5km 男子座位 1位 |
2025年2月FISパラクロスカントリー ワールドカップ |
・スプリント14位 |
・10km 15位 |
2025年2月FISパラクロスカントリー 世界選手権 |
・10km 20位 |
・オープンリレー 6位(森・川除・源・新田) |
2025年3月FISパラクロスカントリー ワールドカップ |
・スプリント5位 |
・10km 9位 |
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■朝日新聞社の障害者スポーツ支援の取り組み |
朝日新聞社は、パラアスリート・森宏明の支援にくわえ、2025年11月に開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025」にもトータルサポートメンバーとして協賛しています。 |
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001755.000009214.html |
朝日新聞社は、創刊150年を迎える2029年に向けて朝日新聞グループのパーパスを策定しました。このパーパスは、私たちが社会において果たすべき役割と使命を明確にしたもので、「個の尊重」を前提としつつ、人々や社会、歴史をつなぎ、未来への希望や進むべき道を見いだす、という思いを込めています。朝日新聞社はこれからも、報道や事業などを通じて、障害の有無を問わず互いへの理解を深め、尊重し合うことを目指していきます。 |
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■取材対応、提供素材など
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森本人が取材にご対応致します。(オンライン・電話・対面など、どのような形でも対応可能です。)本リリースに掲載しています競技写真や職場での様子など、ご提供できる写真や動画の素材もございますので、ご相談ください。 |
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