株式会社明治安田総合研究所(社長 森本律子)は、現在開催中の大阪・関西万博が「未来社会の実験場(People’s Living Lab)」のコンセプトのもと、最先端技術や新しい社会システムを実際に体験・実証する場となっていることをふまえ、各都道府県居住者を対象に、世代別「未来のライフスタイルに関するアンケート調査」を実施しました。当社エコノミストによる分析を加えて調査の結果を掲載しました。 |
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下記リンクから資料を閲覧いただけます。ぜひ、多くの皆さまにご覧いただきたく存じます。 |
詳細はこちら(https://www.myri.co.jp/research/report/2025_02.php) |
明治安田総合研究所は、確かな安心をお届けする明治安田生命グループの一員として、様々な領域の専門家とも協働しながら、クオリティの高い調査研究成果を発信することで、お客さまの価値創造に貢献してまいります。 |
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〈アンケート調査の主な内容〉 |
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I.いよいよ後半戦突入「大阪・関西万博」 |
◆未来を体感したいのは若者! - 来場率はZ世代が高水準 |
Z世代の来場率は8.2%とY世代5.5%・X世代4.5%を上回り、22都道府県で10%超 |
◆大人も子どもも楽しめる! - リピート意向は7割超、“子どもが楽しんだ”は65%! |
来場者の72.3%がもう一度行きたいと回答、各世代とも高水準。またα世代を含む子どもを連れて行 った親の65.0%が子どもが楽しんだと回答 |
◆「行ってよかった」が、「また行く理由」に! |
過去に日本で開催された各種万博に行ったことがある人の来場率は平均を大きく上回る |
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II.「未来」への関心は? |
◆タイムマシンで行きたい先は「未来」か「過去」か? - 未来:「のぞいてみたい」「Y・X世代は子どもの将来…」 vs. 過去:「やり直したい」「Z世代は生まれる前の時代に興味」 |
タイムマシンがあったら行ってみたいのは「過去」が「未来」を上回る |
ドラえもんの道具(タイムマシン除く)で将来実現してほしいものは「どこでもドア」が圧倒的人気 |
◆将来大きく変化しそうなのは「働き方」がトップ |
将来(10~15年先)、大きく変化しそうだと思うトップは「働き方」、次いで「消費」、「家族・家庭」、「恋愛・結婚・人間関係」、「食」と続く |
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III.「未来の働き方」 |
◆AI時代にも輝くのは“人間力” Y・X世代が選んだのは“話す力”、Z世代は“つながる力” |
将来の職場で必要だと思うスキルはコミュニケーション力や共感力がデジタルリテラシーを抑える |
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IV.「未来の消費」 |
◆買い物の主戦場は「ネット」へ - X世代は“AI提案疲れ”も |
・将来の買い物の場はオンラインショッピングがリアル店舗、メタバースを抑える |
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V.「未来の家族・家庭」 |
◆テクノロジーによる家庭負担軽減への期待が高い - Z世代は“ちょっと距離を置きたい”も |
・Y・X世代は高齢者の見守りや介護支援、家事・育児の負担軽減をテクノロジーに期待 |
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VI.「未来の恋愛・結婚・人間関係」 |
◆検索だけじゃない!Z世代が牽引する“AIとの対話” - X世代5%に対しZ世代15% |
・約4割が何らかの形でAIを利用。AIとの対話も浸透しつつあり、Z世代では6.6人に1人が会話や悩みを相談 |
・会話では雑談や愚痴が多く、相談は人に聞けないことを聞くといった声も多数 |
・相談内容は恋愛、人間関係、仕事、将来に関するものが多く、世代別では |
Z世代:恋愛 → 仕事 → 人間関係 → 将来、Y世代:人間関係 → 仕事 → 恋愛 → 将来、X世代:人間関係 → 仕事 → 将来 → 健康の順 |
その他、興味深い相談や聞き方を工夫しAIの意見を引き出しているといった声も |
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VII.「未来の食」 |
◆進化する“フードテック”に立ちはだかる壁 - “料理はまだ人の手”への信頼根強く |
・AI調理などフードテックを使った料理に対し、4割が後ろ向き、3割がどちらとも言えないと回答 |
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VIII.「その他」 |
◆灼熱の夏が後押し? - 未来のファッション“温度調整衣服”に支持集まる |
◆“今が尊い”推し活はすでに完成形? - その一方、VR(仮想現実)への注目も!未来に求めるのは“進化”より“実感” |
◆将来を担う子供たちに対しては、「平和な社会」、「心の健康が大切にされる社会」を生きて欲しいと望む声が多い |
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◆本件に関するご照会先◆ |
(株)明治安田総合研究所 経済調査部 藤田、前田、木村、吉川 |
電話:03-6261-7947 |
Eメール:takafumi.fujita@myri.co.jp |
ホームページ゛ :https://www.myri.co.jp/
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