東京舞台芸術祭実行委員会は、2025年10月1日(水)から11月3日(月・祝)にかけて池袋の東京芸術劇場を中心に開催する、舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」の全プログラムラインアップを発表いたします。
「秋の隕石」の幕開けを謳うパフォーマンス。小説家・YouTuber・振付家が書くそれぞれの異なる世界が、パフォーマーたちによって池袋の劇場前広場で〈現実〉となり、交錯する。
〈所有〉の論理に踊らされているわたしたちのための、ダンス作品兼演劇作品。
「秋の隕石」ディレクター岡田利規がダンサー・俳優・音楽家と手がける最新作。
夜毎、大衆浴場に戦死した男たちがやってきて、残してきた女を想い〈プレイ=演劇〉する─。
タニノクロウ × 王嘉明、日本・台湾の異才どうしのコラボレーション。
五感に迫る圧倒的パフォーマンス作品。変転し風化するこの世界を映す超凝縮の70分
実験演劇の巨匠ロバート・ウィルソン演出による、フランスが誇る名優、イザベル・ユペールの一人芝居。悲劇の女王、メアリー・スチュアートの処刑前夜のモノローグ。
オブジェクトの断片が生成し続ける、めくるめく〈人形劇〉の小宇宙。
チェコ・オルタナティブ演劇シーンの傑作が待望の初来日!
AI音声にリップシンクさせながらドタバタと熱演する俳優たちは、生身のディープフェイク!?
サウンドエンジニアと多ジャンルなアーティストで織りなす、同時多発的音楽イベント。
会場に生まれるグラデーションの中で、いいと思う〈バランス〉を見つけて過ごす2日間。
母/女優の悲哀と現実を歌に乗せる「ママさんコーラス演劇」。
劇場が、おさがり服を介した共有空間になる。彼女たちの日常のすべてが演劇になる。
小さくささやかな〈物〉たちが、感情・歴史・時代の大きな物語を語り出す。
「広角レンズの演劇」を掲げる気鋭カンパニーに、「秋の隕石」は新作を委嘱する。
舞台機構を露わにした劇場空間に、わたしたちの生と状況の手触りが投影される。
人工物や技術を〈使う〉のではなく、それそのものに〈成る〉身体、その揺らぎと境界線。
複数の時間・空間・身体が重なる現代の感覚を手掛かりに、テクノロジーと舞台芸術の可能性を探るキャンプ。演劇の身体性とデジタル技術の融合からまだ見ぬ〈何か〉を生みだすことを企み共創する。