世界的に著名なパスツール研究所と、世界を代表するビューティーカンパニーであるロレアルとの間で初の科学研究協定が締結
免疫学、微生物学、ビューティーサイエンスにおける両者の知見を結集し、皮膚バイオマーカー、マイクロバイオーム、ならびに健康管理における皮膚の役割を探究
先進的な皮膚健康ソリューションの実現に向け、新たな生物学的ターゲットの発見と次世代有用成分の開発を加速
 
世界最大の化粧品会社であるロレアルグループ(本社:パリ)は、現地時間4月2日、パスツール研究所と画期的な研究パートナーシップを締結したことを発表しました。これは両機関にとって歴史的な節目となるものであり、世界的に著名な生物医学研究機関であるパスツール研究所と、皮膚科学分野をリードするロレアルとの間で結ばれる初の科学研究協定となります。
 
この戦略的パートナーシップは、フランスを代表する二つの世界的機関を結びつけるものです。両機関は、人の身体で最大の器官である皮膚が、一人ひとりの健康、ウェルビーイング、そして生活の質を映し出す重要な存在であるという共通の認識を有しています。
 
また、この提携は、人の健康における重要な器官としての皮膚への理解をさらに深めるとともに、新たな生物学的ターゲットの発見、ならびに先進的な皮膚健康ソリューションに向けた次世代有用成分の開発を加速することを目的としています。
 
 ロレアルが有する先端的な美容分野における皮膚科学の知見と、パスツール研究所が世界をリードする免疫学、マイクロバイオーム、皮膚バイオマーカー研究の専門性を掛け合わせることで、両者の研究チームは、皮膚の健康における微生物および免疫の役割を、最先端の生物学的視点から探究していきます。
 
 
皮膚科学におけるリーダーシップ
ロレアルグループ副CEO兼リサーチ&イノベーション テクノロジー責任者のバーバラ・ラヴェルノは、次のように述べています;
 「パスツール研究所とのこのユニークな協業を通じて、私たちは皮膚と体内の健康との深い結びつきを明らかにしていきます。皮膚の健康の重要性を科学的に示すことで、皮膚が生活の質を映し出す重要な器官であり、一人ひとりの健康の基盤を支える存在であることを示してまいります。」
 
また、免疫システムおよびマイクロバイオーム研究の世界的権威であり、パスツール研究所 所長のヤスミン・ベルカイド教授は、次のように述べています;
 「パスツール研究所が有する免疫学およびマイクロバイオーム科学の基礎研究力と、ロレアルの卓越した技術力を結びつけることで、本研究協定は、皮膚細胞、共生微生物、そして免疫防御の間で交わされる複雑な相互作用の解明を目指します。私たちは、これらの相互作用がエイジングの進行にどのように関与するのか、全身の健康状態をどのように映し出すのか、さらに皮膚バリア機能の維持にどのような役割を果たすのかを、共に探究してまいります。」
  
 
本提携は、2025年12月16日にオルネー・ス・ボワにあるロレアル先端研究センターにおいて開催された科学シンポジウムの場で正式に締結されました。当日は、両機関を代表する研究者によるプレゼンテーションも行われました。
 
 
ロレアルについて
ロレアルは117年にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、世界の消費者の美への希求とニーズに応えることに専念してきました。当社のパーパス「世界をつき動かす美の創造」は、社会に対しても、環境に対しても、サステナブル、インクルーシブ、倫理的かつ寛大な形で美を通じて貢献してゆくという私たちの美への姿勢を包括的に表現するものです。 40の国際ブランドを初めとする多様で幅広いブランドポートフォリオと、持続的発展と環境を守るための取り組みである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じ、美の無限の多様性を賛美し、世界のすべての人々に最高水準の品質、有効性、安全性、誠実さ、責任をお届けします。当社は、9万人を超える従業員を擁し、地理的にもバランスの取れた拠点展開と、すべての流通網(eコマース、マスマーケット、百貨店、薬局、美容室、ブランドおよび旅行小売)における販路を有しています。 2025年のグループ売上高は440億5千万ユーロにのぼります。世界13ヵ国に21の研究開発と研究開発拠点を置き、4,000人以上の科学者と8,000人を超えるデジタル人財を擁するロレアルは、美の未来を創造し、ビューティーテクノロジーを推進してゆくことを重要視しています。
2025年、ロレアル グループは、フォーチュン誌が発表したヨーロッパの300社を対象とした革新的な企業ランキングで、ヨーロッパ21カ国、16の業界の中から「最も革新的な企業」に選ばれました。
詳細については、https://www.loreal.com/en/mediaroom をご参照ください。