「ありがとう」の裏側で消えゆく命を、一つでも多く未来の笑顔へ。規格外や短い花を「花育」の教材として再定義し、地域で循環させるSDGsの試み。
「フラワーこすもす」(有限会社フラワーコスモス、代表取締役:海野幸司)は、お花を通じて親子の対話を育み、子どもたちの自由な感性を引き出す「親子で取り組む新・花育プロジェクト」を本格的に開始します。本プロジェクトは、単なるお花を選び、飾り、愛でるという一連の体験を通じて、地域の子どもたちに一生モノの学びを提供する試みです。昭和63年の創業以来、地域と共に歩んできた当店だからこそできる、日常のやり取りの中での「花育」の仕組みづくりを通じ、山形県山辺町から新しい花文化のあり方を発信してまいります。
昭和63年の創業以来、私たちが大切にしてきたのは、日常の何気ないやり取りの中に宿る「心の余白の豊かさ」です。花を通じて学ぶ「命を慈しむ心」は、次世代へと受け継がれる地域の宝になると信じています。本プロジェクトでは、こうした想いを具体的な形にするため、次のような活動を展開してまいります
花は母の日や歓送迎会など、お祝いごとや感謝を伝える行事・イベントを彩ってくれます。一方、規格外や短茎、イベント・記念日が過ぎると需要が急減してしまうなどの理由で、まだ美しく咲いているにもかかわらず廃棄されてしまう「フラワーロス」が発生しやすくなります。
私たちは、この業界の課題を逆手に取り、子どもたちが主体となってお花を救い出す「お花レスキュー」という独自の仕組みを導入しました。
「お花を助けてくれてありがとう」というメッセージとともに、廃棄されてしまうお花を「ロスフラワーブーケ」として提供することで、子どもたちは命の多様性と尊さを肌で感じることができます。これまで問題とされてきた廃棄を、子どもたちの豊かな感性を育む「絶好の教育機会」へと転換してまいります。
花育を特別なイベントとしてではなく、日常のちょっとしたコミュニケーションとして取り入れていきたい。その一環として、2026年2月に「ひなまつりアレンジメント教室」を開催しました。満席となった教室では、子どもたちの澄んだ感性が光りました。「このお花はここがいい!」と直感で花を選び挿していく姿は、大人の想像や技術を超えた表現の自由さにあふれていました。
今後も、こうしたアレンジメント教室を開催したり、予約不要で気軽に参加できる体験企画を模索していきます。選んだお花を持ち帰り、自ら水やりなどのお世話をすることで、植物の変化を観察し、命を預かる責任感と優しさを育む場を提供しています。
一過性のイベントで終わらせないために、地域の方々が何度も足を運びたくなる持続可能な仕組みづくりにも取り組んでいきます。お花の入荷やレスキューのタイミングに合わせた、一期一会の「親子花の日」を随時開催。ミニブーケの限定販売や、来店を重ねるごとに楽しみが広がるステップアップ特典、一輪挿しのプレゼントなど、小さな達成感を積み重ねることで、「花のある暮らし」の習慣化を後押しします。
他にも、公式LINEを活用した季節の「お花遊び」の情報発信や、新店舗における親子優先スペースの確保など、妊婦さんや小さなお子様連れでも安心して滞在できる場所を提供。こうした活動を通じて、地域における新しいコミュニティの拠点を目指します。
とあるご家庭で、旦那様が奥様へ花を贈る習慣がありました。それを見たお子さんが中学生になった頃、父親のまねをするように恋人へ花束を贈りました。
これは、「こすもす」で実際にあった心温まるエピソードです。私たちのお店を訪問いただいていたご家族が、花を通して感謝や愛情を伝えるという物語を紡ぐ。お店を中心としたコミュニケーションを越えて、ご家庭や一人おひとりの人生を豊かに彩る存在として、私たちはさまざまな形で花をお届けしてまいります。
「生まれ育ったこの町でしっかりと根を張り、コスモスのように誰にでも愛され続けるお店にする」。そんな誓いとともに、昭和63年、夫婦ふたりで始めた小さな花屋が「こすもす」の始まりです。
店名にひらがなを選んだのは、小さな子どもたちにも覚えてもらえるようにという願いからでした。無我夢中で走り抜けた歳月の中で、私たちの背中を見て育った子どもたちは、今では花と地元を愛する大人へと成長し、東京での修行を経て、共に店を支える存在となってくれました。
今回の「花育」の取り組みは、私たちから子どもへ、そして孫へと想いをつないでいくように、地域の子どもたちにも「心を豊かにしてくれる花の力」を伝えていきたいという、私たちの恩返しの形でもあります。
「こすもす」のロゴには、2人で始めた店が3人になり、やがて多くのお客様に愛されて「花束」になったという物語が込められています。ロゴに描かれた子どもたちのシルエットは、私たちの孫がモデルであり、未来への象徴です。
「花育」を含めて、私たちは今後、人々が日常的に花と触れ合える活動に取り組んでまいります。そこで大切にしていきたいのが、人々を花でつなぐ「想いの循環」です。
地域の方々が気軽にお花に触れ、心を休める場所であり続けるために。スタッフ一同で、新しい挑戦を続けてまいります。
•商号:有限会社フラワーコスモス•店舗名:フラワーこすもす•代表取締役:海野 幸司•所在地:〒990-0301 山形県東村山郡山辺町山辺202•創業:1988年(昭和63年)•事業内容:生花・鉢物・観葉植物の販売、フラワーギフト制作、花育イベント運営•URL:https://www.flower-cosmos.com/•instagram:https://www.instagram.com/cosumos2/•LINE:https://lin.ee/VGsKLhE
所在地:〒990-0301 山形県東村山郡山辺町山辺202
事業内容:生花・鉢物・観葉植物の販売、フラワーギフト制作、花育イベント運営