― 不登校の子を育てる保護者に「安心できるつながり」を届ける官民連携プロジェクト ―
多様な学びプロジェクトでは昨年度、長野県諏訪市にて、不登校家庭を支えるオンライン事業を助成金を受けて実証事業として提供しておりましたが、今年度より同サービスを、諏訪市教育委員会からの受託事業としてお届けさせていただけることになりました。
この事業は、不登校の課題にアプローチする専門性の高いオンライン交流プラットフォーム「とまり木オンライン」を通じて、不登校家庭やそれを支える支援者、学校関係者のコミュニケーションを支えることにより、地域の支援力や協働力を高めて不登校家庭の孤立感を改善していくための事業です。
 
全国の不登校児童・生徒数は年々増加しており、小中学生では35万人、高校生も含めると40万人超にのぼります。長野県内でも、令和6年度の調査によると、小中学生が7248人、高校生を含めるとほぼ8000人になります。
 
(長野県教育委員会事務局心の支援課「令和6年度 不登校の状況について」より https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/kyoiku/shido/documents/3r6futoko.pdf
GW明けは不登校に関する問題が特に顕在化しやすく、ご相談が急増する時期です。
多様な学びプロジェクトでは、不登校の課題に対して「とまり木オンライン」というオンラインプラットフォームを運営してまいりました。
また、長野県主催の「学校に行かない・行けない子の理解を深める『保護者』のつどい」をはじめ、各地の自治体が主催する不登校保護者支援イベントの企画・運営協力を担い、鳥取県での「とまり木オンライン」を活用したフリースクールへの伴走支援事業など、自治体との協働実績を積み重ねてきました。
これらの実績をもとに、地方自治体と連携し、地域の力とオンラインサポートの両輪で支援を届ける新しいモデルの構築を目指しておりました。
長野県諏訪市では、かねてより不登校支援において先進的な取り組みが行われており、昨年度当団体で実施した「サポートに繋がれない不登校家庭をオンラインで支える実証事業」にも、いち早くご協力いただきました。
 
昨年度の諏訪市教職員研修(オンライン開催)の様子
そしてこのたび、全国に先駆けて、諏訪市との官民連携による「とまり木オンライン」事業を実現することができました。
 
「とまり木オンライン」は、有料会員制オンラインサロンで、不登校家庭の保護者や教育支援者が全国から参加できる学びとつながりの場を提供しています。
 
専門性の高い講師によるライブ講座やイベントへの参加に加え、約100本のアーカイブ講座をいつでもご視聴いただけます。また、会員による自主企画(おしゃべり会、勉強会、相談会など)も数多く開催されており、参加者同士が学び合い、支え合えるコミュニティを形成しています。
 
諏訪市にお住まいの保護者の方、ならびに諏訪市在住・在勤の支援者の方は、諏訪市教育委員会のご支援により、自己負担なくご参加いただけます。
この事業を通して、不登校の子を育てる保護者と、教員やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーなど学校関係者、フリースクールや教育支援センターなど支援者が、
共に同じ研修プラットフォームで学び合うことで、
不登校当事者のこども達が安心して支援を受けやすい環境になり、
地域で見守られながら育っていけることを願っています。
 
諏訪市教育長 三輪晋一様
昨年度の実証事業の成果を踏まえ、引き続き連携して取り組ませていただきます。「とまり木オンライン」には豊富な講座があるため、必要な情報に気軽にアクセスできます。また、オンライン上での交流や相談は、子どもも大人も安心してつながれる場となっています。4月には、ほっと力を抜いて読むことができるメルマガも始まりました。保護者や支援者の皆さんが悩みを一人で抱えることなく、ゆるやかなつながりが広がることを期待しています。
お問い合わせは、ご所属の学校、または以下までお願いいたします。
 
●NPO法人多様な学びプロジェクト 担当:高橋・生駒 research_j@tayounamanabi.com
●諏訪市教育委員会事務局 教育総務課 学務係 kyoiku@city.suwa.lg.jp (0266)52-4141
 
【昨年度のメディア掲載実績】
信濃毎日新聞「不登校家庭 ネットでも支援 諏訪市、NPOと連携し実証事業」2025年11月26日掲載
https://www.tayounamanabi.com/single-post/202511shinanomainichi-suwa

多様な学びプロジェクトでは昨年度、長野県諏訪市にて、不登校家庭を支えるオンライン事業を助成金を受けて実証事業として提供しておりましたが、今年度より同サービスを、諏訪市教育委員会からの受託事業としてお届けさせていただけることになりました。

この事業は、不登校の課題にアプローチする専門性の高いオンライン交流プラットフォーム「とまり木オンライン」を通じて、不登校家庭やそれを支える支援者、学校関係者のコミュニケーションを支えることにより、地域の支援力や協働力を高めて不登校家庭の孤立感を改善していくための事業です。