現代演劇のすべてを変えたと言われる“舞台の魔術師”ピーター・ブルック。新たなプロジェクトを劇場で体験できるのは、日本では10年ぶり!! 全演劇、映画ファン必見 伝説の代表作が最先端技術で鮮やかに蘇る- |
株式会社パルコは、2025年7月25日(金)、PARCO劇場にて、『ピーター・ブルックのマハーバーラタ 8K修復版』の8Kワールドプレミア上映会を開催いたします。舞台芸術のみならず、映画、アート、そして文化全体に大きな影響を与えてきたブルックの代表作を、劇場空間で、かつてない超高精細映像と音響で体験できる極めて貴重な機会となります。 昨年 9 月 第 81 回ベネチア国際映画祭での公開を経て一夜限りの 8K ワールドプレミア上映会 !! 他国に先駆けて PARCO 劇場で遂に実現 |
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また、上映に先立ち、特別ゲストとして、サイモン・ブルック氏と、「マハーバーラタ」の音楽監督・土取利行氏を迎えプたレトークイベントも実施します。 日本でピーター・ブルックの新たなプロジェクトを劇場で体験できるのは、2015年の舞台「バトルフィールド」来日公演以来、じつに10年ぶり。 8Kの圧倒的な映像美とともに、まるで俳優の息づかいまで感じられるような臨場感を、劇場空間にてぜひご体験ください。 ■ ピーター・ブルックについて |
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ピーター・ブルック(1925-2022)は、20世紀を代表する舞台演出家、映画監督。若干20歳で、イギリスを代表する劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)の最年少演出家に就任し、演劇の常識を打ち破り、前衛的でありながら多くの観衆を引き付けるスタイルを特長とし、革新性と深い哲学性をもって、現代演劇に大きな影響を与えてきました。 その功績によりトニー賞、オリヴィエ賞、ヨーロッパ演劇賞、エミー賞、世界文化賞など、世界各地で数々の栄誉を受けています。 |
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彼の演出は、舞台芸術のみならず、映画、アート、カルチャー全体にまで及ぶものであり、その革新性は今も多くの観客やアーティストに影響を与え続けています | |||||||||||
■ 8K高画質上映の特別性 | |||||||||||
8Kは現行ハイビジョン(2K)の約16倍、4Kの4倍にあたる約3,300万画素の超高精細映像。その再現力と色彩表現は圧倒的で、これまでにない没入感を実現します。今回の上映のため、PARCO劇場に専用の8K対応プロジェクターとスクリーンを特設。通常の映画館(一般的に2Kまたは4K)では対応できないため、8K上映を実現できる施設は、世界的にも非常に稀少です。また『ピーター・ブルックのマハーバーラタ 8K修復版』は、現在、一般の映画館での一斉上映や動画プラットフォームでの配信は行っておらず、限られた国や地域の劇場や特別な空間でのみ上映が計画されている作品です。まさに今、劇場で観なければ出会えない貴重な体験となります。 ■5年余りの歳月を要した8K修復プロジェクト |
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映像版「ピーター・ブルックのマハーバーラタ」は、1989年のベネチア国際映画祭で公式セレクション作品として初めて上映され、その後、世界中での公開に至り、大きな成功を収めました。 しかしその後、作品はスクリーンから姿を消すことになります。オリジナルの音声素材やネガフィルムは、複数のラボに散逸し、それらをすべて集めるまでには、長い年月をかけた壮絶な闘争、訴訟、そして多くの血と汗と涙を必要としました。そして遂には、全3,451リールのフィルムを再統合することに成功しました。 音声に関しては、34/35ミリの磁気音声テープが、長年の保存環境の影響で互いに張り付いてしまい、深刻な損傷を受けていました。この修復作業では、特殊なオーブンで数時間かけて51°Cに加熱することでテープの状態を改善し、その後デジタル化が可能となりました。こうして、音声の復元と保存が実現され、オリジナルのステレオ音声は5.1チャンネルにリマスタリングされています。 映像については、オリジナルのネガフィルムを使用して、8K高画質でスキャンされ、16ビットのカラー深度で処理されました。 この復元作業は完全8Kの超高精細画質で実施され、Phoenix、Diamantというソフトウェアを使用して行われました。プロジェクト全体で膨大なデータ量(450テラバイト)を処理する必要があったため、これらのソフトウェアは特別に改良もされました。この復元プロジェクトは、サイモン・ブルックの監修のもとで、TransPerfect Media Franceによって行われました。 |
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PARCO デジタル・アーカイブ・シアター2025 <PARCO & EPAD 特別上映企画> ピーター・ブルック生誕 100 周年記念 ピーター・ブルックの『マハーバーラタ 8K 修復版』 ※8K 世界初上映 演出:ピーター・ブルック 脚本:ピーター・ブルック ジャン・クロード・カリエール マリ・エレーヌ・エティエンヌ 出演: ピーター・ブルック・カンパニー |
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◎英語(日本語字幕あり) 173分(途中休憩なし) 日本語字幕: 安宅典子 字幕監修: 大木シエキエルチャック絢深 ※本作はピーター・ブルック監督による舞台『マハーバーラタ』の映像化作品で、ライブパフォーマンスの収録作品ではございません。 |
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[上映日程] 2025年7月25日(金)18:00 [会場] PARCO劇場(渋谷PARCO 8F) |
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[入場料金(全席指定・税込)] 3,000円 | |||||||||||
上映前プレトークイベント開催! | |||||||||||
登壇者: サイモン・ブルック、土取利行(『マハーバーラタ』音楽監督) 司会: 山口宏子(朝日新聞記者) | |||||||||||
※18:00より上映前プレトークイベントをおこないます(30分程度予定)。若干の休憩をはさみ、本編173分(途中休憩なし)の上映となります。 | |||||||||||
※本上映回のチケットを持ったお客様が対象です。ご鑑賞時と同じ座席でご覧ください。※上映後のアフタートークはございません。 | |||||||||||
好評発売中!チケット取扱い ※チケット取扱いはWebのみとなります。 | |||||||||||
PARCO STAGEチケット https://stage.parco.jp/pst/ | |||||||||||
イープラス https://eplus.jp/pda2025/ | |||||||||||
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/pda2025/ | |||||||||||
ローソンチケット https://l-tike.com/pda2025/ | |||||||||||
※本上映のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。 | |||||||||||
※上映が中止となる場合を除き、お客様のご事情によるチケットの払い戻しはいたしません。 | |||||||||||
※未就学児の入場はご遠慮ください。 | |||||||||||
※PARCO劇場では「車椅子スペース」及び「ヒアリングループ受信席」のご用意がございます。ご利用を希望されるお客様は、あらかじめチケットをご購入の上、ご来場日時と座席番号、電話番号をサンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (平日12:00~15:00)までお早めにご連絡ください。 | |||||||||||
◆チケットに関するお問合せ=サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00) | |||||||||||
◆上映に関するお問合せ=パルコステージ 03-3477-5858 https://stage.parco.jp/ | |||||||||||
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■「マハーバーラタ」場面写真 | |||||||||||
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■ピーター・ブルック(左)とサイモン・ブルック(右)親子 |
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■ピーター・ブルック | |||||||||||
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日本でピーター・ブルックの新たなプロジェクトを劇場で体験できるのは、2015年の舞台「バトルフィールド」来日公演以来、じつに10年ぶり。